ファイル100:天空上の恋愛劇(ラブアース)『2・交換』
阿笠邸
コナンと哀の2人は、阿笠邸に呼ばれていた。
コナン
「博士、何だよこんな朝っぱらから・・・」
哀
「私、今日はコナン君と1日過ごしたかったのに・・・」
博士
「まぁ、そう言うでない・・・ついにワシの『世紀の大発明』が完成したんじゃ!!」
コナン・哀
「世紀の大発明?」
ユリ
「何でも、2人の人間の精神を入れ替える機械なんだってさ・・・おかげで私は朝早くから博士の自慢話聞かされて、もうクタクタよぉ・・・」
コナン
「ヘェ〜・・・」
哀
「そうなの・・・」
ユリ
「な、何?何なの!?この2人の異様な微笑みは・・・」
コナン
「まずはやっぱり開発した博士と・・・」
哀
「居候してるユリちゃんが入れ替わってみればいいんじゃない?」
ユリ
「えぇ〜!!」
次の瞬間、ユリは逃げ出した。
ダッ!
しかし、あっという間に2人に追いつかれ、押し倒されてしまった。
ガバッ!!
ユリ
「キャアッ!!」
ドサッ!
ユリ
「ちょ、ちょっと、2人とも!?」
コナン
「いいじゃないか、これくらい・・・」
哀
「これも未来の科学のためよ・・・」
ユリ
「イヤイヤイヤ!!絶対にイヤ〜ッ!!!」
ドン!!
コナン
「うわっ!!」
哀
「キャアッ!!」
コナンと哀はユリに突き飛ばされた。
その先にあったのは、阿笠が開発した機械だった。
ドン!!
バタン!!
ユリ
「あ・・・」
阿笠
「い、いかん!!」
ガガガガガガガガガガ・・・
コナン・哀
「うあああああっ・・・!!」
ユリ
「コ、コナン君、哀ちゃん!!」
バァン!!
ドサッ!
コナンと哀は放り出された。
ユリ
「2人とも、大丈夫?」
哀
「いきなり突き飛ばすなよな・・・」
ユリ
「え?」
コナン
「もう・・・気をつけてよね・・・」
ユリ
「ハァ!?」
哀
「な、何だよ、ユリちゃん?・・・ん?」
コナン
「私達がどうかしたの?・・・え?」
コナンと哀は、お互いを見合った。
哀
「ま、まさか・・・」
コナン
「わ、私達って・・・」
哀・コナン
「お互いの精神が入れ替わってる〜っ!!?」
哀
「おい、博士!!ユリちゃん!!」
コナン
「どうなってるのよ、これ!!」
阿笠
「落ち着け、2人とも!!」
ユリ
「それが、さっきの機械の効果なのよ!!」
コナン・哀
「ええっ!?」
阿笠
「ちなみに、戻す方法はまだ知らんのじゃ・・・」
コナン・哀
「ハァ!?何でぇ!!?」
ユリ
「博士ね、私が図書館から借りてきた1冊の本からヒントを得て、その機械を作ったのはいいんだけど・・・戻す方法のヒントが書かれてあるページを見る前に私が本を返しちゃったから・・・」
コナン・哀
「戻す方法がわからないってワケね・・・」
ユリ
「面目ない・・・こうなるってわかってたら、本まだ返さなかったのに・・・」
哀
「いいんだよ、ユリちゃん。君のせいじゃないよ・・・」
コナン
「悪いのは、ちゃんと隅々まで読まなかった博士なんだから・・・」
ジロ・・・
阿笠
「ヒッ・・・」
ユリ
「(何か、違和感があるなぁ・・・精神が入れ替わってるせいかしら・・・)私、郵便受け見てくるね・・・」
阿笠
「ああ、頼むよ。」
ユリ
「はーい。」
ユリは郵便受けを見に行った。
ユリ
「さてと・・・いろいろ来てるわね・・・電気代の請求書に・・・講演会の招待状に・・・朝刊に・・・あら?1枚だけ黒い手紙がある・・・」
ユリは手紙を裏返した。
ユリ
「えっ!!」
ユリはガタガタとふるえた。
そして、ユリは思わず手紙を取り落としてしまう。
その黒い手紙の差出人は、『ジン』だった・・・ |