Don't cry,baby(3/3)縦書き表示RDF


Don't cry,baby
作:Maria



baby3...デート


私はルンルンだった♪
理由はもちろん大好きな智弥と付き合い出したからね。


岩手に来て今日で3日目。
ママたちにお願いして智弥と2人で過ごさせてもらうことにした。
デートだよねこれって♪



「今日の洋服可愛いね!!さすが東京の子はおしゃれだね♪」



きっと一生懸命私を楽しませようと喜ばせようとしているのだと彼の言葉から智弥の優しい想いがすごく伝わってくる。






「智弥のそれもかっこいい♪その中指に付けてる指輪」



「あ〜これ?つけてみる?」



「大き〜い♪ぶかぶかぁ(笑)」



「あはは(笑)」



智弥と居るとドキドキするというよりは何だか心がほんわか温かくなるようなそんな優しい感じがするんだ。



ドライブしてみたり手をつないで街を歩いてみたり農場へも行ったんだ。





羊をさわったりアイスを食べたり散歩したり。






「何か良いよね〜のんびりしててさ」



「そお?何にもなくてつまらないんじゃない(笑)?」






「何にもなくないよ!智弥が居る♪」





「そっか(笑)」



本当に楽しかった。
こんな時間がずっとずーっと続けばいいのにと思った。


本当だよ?
私好きな人とただ一緒に居られることがこんなに幸せだなんて初めて分かった。





でも楽しかった時間はあっという間に過ぎていってしまうもので…。


もう家に帰らなきゃいけない日になっちゃった。



「じゃあ東京着いたら連絡するね!!」



「おう。じゃあ気をつけて帰ってね!奥さんも気をつけて帰って下さい。」






本当はまだまだ一緒に居たかった。
だけど我慢だよね…。
きのうの夜智弥が言ってくれた。



「俺もすぐ東京戻るからさ!本当ちょっと離れるだけだよ。」

愛する人のたった一言でこんなにも安心する。
心強く思えるの。



私たちは東京に戻ってきた。
あれから一週間。



智弥がまだ帰って来ない。
何で?
どうして?



「ねぇママ何か知ってるの?」



ママもパパもみんなただ黙ったまま目を合わせてはくれなかった。



携帯もいくらかけても繋がらないの。



ねぇ今何してるの?
すぐ東京戻るって言ったじゃん。


ねぇ智弥。
今どこにいるの?














ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP


小説家になろう