名前:
愛田美月 2008-01-24 23:50
評価依頼の掲示板から来ました愛田です。
30話ありましたので、6話までの評価をしたいと思います。
お話はおもしろいですね。好きなタイプのお話です。会話もテンポが良く、キャラクターも魅力的だと思います。
地の文は堅い印象ですが、私はこういう文体好きです。自分では書けませんし、尊敬もします。堅かろうが柔らかかろうが(?)読者に伝われば良いんです。
ただ今回読ませていただいた文章は、たまに難解な文章になっておりました。
なんていうんでしょう。ひとつの文章にこれでもかと色んな情報が詰め込まれすぎていて、結局なんの話だっけ? 主語はなんだっけ? と読者は混乱してしまいます。
例を上げますと、第三回の一文……
確かに、事務所として共栄ビル三階ワンフロアを全て貸し切るために、〜と続く文があります。ために、ときているので読者としては無意識に、誰が何をしたと文が続くと予測します。でも一向にそれは出てきません。何故か別の情報がどんどんと入ってきてしまい、三階のワンフロアを貸し切るために動いたのは、境生のはずなのに、いつの間にか文の最後では道明がどうしたという話になってしまっています。
つまり文が捻れている。主語が入れ替わっていると言いたいのですが……
うーん。この説明では分かりにくいですかね?
この一文だけで、
1-三階ワンフロアを全て貸し切っている
2-共栄ビルの一・二階は現在借りてがいないので自由に使ってよいと大家に言われている
3-境生が大家に対して払っている家賃は安い
4-道明は悪い噂のあるビルが嫌で移転したい
5-道明は悪い噂を無くすため掃除をしたりしている
6-だが効果はない
7-周囲の目は深い拒絶がやどっている。
おおざっぱに纏めて7つの情報がありました。これだけの情報が一つの文にギュッと凝縮されています。言いたいことは伝わらなくはないです。でもこうも長く、次から次へと情報をたたみ込まれたら、読んでいる方は疲れてしまいます。実際私はこの時点で少し読みたくなくなりましたし、二回ほど読み直しました。主語が何か解らなくなってしまって……(上の情報をみていただければ、境生、道明、周囲の目という3つの主語があるのがおわかりいただけると思います)
まあ、長々書きましたが何が言いたいかと申しますと、余りに文を長くすると書いている内に何が主語か忘れてしまい、捻れた文章が出来上がってしまいますよ。しかも読みにくいですよ。と言うことが言いたいわけでございます。
あと『ーー』これの多用も読みにくくなっている原因の一つではないでしょうか。また例を上げてみます。
このポンコツ車めーー道明は激しく振動するハンドルを小さく叩く。振り下ろした右手にある小さな痣がーーもう何十年も付きあっているのにーー今日は嫌に気になった。
悪くはないんです。ただーーコレばかりあると読みにくい気がしませんか? しかも携帯では一にも見えるので一瞬混乱しました。この文章を
このポンコツ車め……。道明は激しく振動するハンドルを小さく叩く。振り下ろした右手にある小さな痣が(もう何十年も付きあっているのに)今日は嫌に気になった。
どうでしょうか? 少し見やすくなった気がしませんか? ーーコレばかり多用せず、似たような意味を持つものに代えてみるだけでもだいぶ印象が違ってきますので、一度どうすれば読者は読みやすいかを考えながら改めて読み直されてはいかがでしょうか。
本当に長々と、偉そうなことを書いてしまいましたが一意見としてお聞き流していただければと思います。誤字脱字も、二つほどありましたので一度確認されてみるのも良いかと思います。
続きもちゃんと読みますね。
ストーリーは私の好みですし、面白かったので。ではこの辺で失礼いたします。
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文章評価:
★★★☆☆ 作品評価:
★★★★☆ 出版:わからない
[S5] - - - - - - - 女性
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| ▼コメント 愛田 美月様。 もしかして携帯で読んで頂いたのでしょうか?もしそうであれば、重ね重ねお礼申し上げます。
>たまに難解な文章になっておりました。 多くの情報を伝えるどころか、難解では本末転倒ですね、反省です。一つの文に多くの情報を入れるのであれば、分かり易さがとても重要になるのに、完全にそれも怠っていました。分かり易い例まで出して頂いて、恐縮です。
『――』の多用も今後は注意します。たしかにこれ、書いてて「ん?」と思ってました。書く方がこんなですから、読まれる方はもっと不快だったと思います。
様々なご指摘を胸に、今後は読者を意識した作品作りを心がけたいと思います。
本当にありがとうございました。
名前:尾継也太[2008-01-25 01:32] | |