ヘラブナ釣り2縦書き表示RDF


人物紹介。
浩二ー主人公。
徳次郎ー浩二の親友。
ヘラブナ釣り2
作:Key By Star


浩二に、夏がきた。浩二は今日から夏休みだ。相変わらずヘラブナ好きの浩二は、友達の徳次郎とヘラブナ釣りに出かけていた。
「あ〜。今日はぜんぜん釣れんなあ。」
僕は、徳次郎にささやいた。
「ほんと。ヘラブナなんかいるのかなぁ。」
徳次郎も了承している。
今日も来ているのは園川だ。

一時間後、園川で釣りをしていた二人はあきらめた。
「今日はぜんぜんだめだったな。」
「ああ。」
徳次郎は僕の質問に率直に答えた。
ほんとに釣れていなかった。1匹も釣れていなかったのである。
「明日また行こうな。」
僕は徳次郎に誘いをかけた。
「おう。」
徳次郎は素直に答えた。

夏休み二日目。浩二は昼から徳次郎を誘った。
「徳次郎〜〜〜〜〜〜。ヘラブナ釣りに行こう。」
「待ってたぞ。浩二。さあ、早く行こう。」
今日はちゃんと予定を守ってくれていたので、僕はよかったと思った。
もちろん、今日行くのも園川だ。
「早く、早く。」
徳次郎がせかした。
「待て、待て。」
僕は急ぎ足の徳次郎の後を追った。

2時ジャストに園川についた。
僕らは行く前に、釣りの準備をして出かける。なのですぐに、釣りをはじめることができた。

「よっしゃー。釣るぞ。」
浩二が気合を入れた。
徳次郎の竿に早くも反応がきたのだろうか。
グイグイ・・・・・・。
「よっしゃー。来たぞ。」
引っ張られてきたのは。大物28cmのヘラブナだった。
「お!!!!!!大物ジャンか。」
徳次郎は叫び声を上げた。
「やったな。徳次郎。」
僕は称賛の声を上げた。
「ありがとう。浩二も頑張ってね。」
そう徳次郎が言ったとたん、僕の竿に反応が来た。
ピクピク・・・・・・。
このときの快感は言葉ではとても表現できない。
バサ・・・・・・。来た。と僕は思った。
「やった。」
釣れたのは以外にも小柄な12,3センチのヘラブナだった。
「ちぇ。あんまり大きくないな。」
「残念だったね。次頑張ろう。」
徳次郎が励ましてくれたので、僕も頑張っていこうと思った。
「よっしゃー。気合入れなおすぞ。」
「オウ。」
以外にも徳次郎がのってくれたので、僕にも気合が入った。

それから30分。僕の竿にはひとつも当たりがこなかった。徳次郎は20cm前後のヘラブナが8匹釣れているのにだ。
「ちぇ、あれからちっとも釣れないな。」
「もう一時間頑張ろう。」
徳次郎の話に、僕も励まされた。

それからまた30分が経過したが、僕のバケツの中には依然として、12,3センチのヘラブナが入っているだけだった。
「もうやめよう。」
「そうだな。」
徳次郎も納得して帰る準備をし始めた。
僕も内心あきらめていたのである。そんな僕に徳次郎も気づいていたのかもしれない。
僕も家に向かって歩き始めた。
                           ヘラブナ釣り2  完


ヘラブナ釣り3も作ろうと思うので見てみてください。













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