表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編

バイタル

作者: RK

また懲りずに登校しました。

 上に行ったり下に行ったり。

 昇っては降りて昇っては降りて。

 ピッピッと笛の音にあわせて上り下り。

 激しい動きをしてはピッピッピッ。

 笛の音は激しくなる。

 見ている人はハラハラして見守ってくれている。

 さあさあ、最後まで行けるだろうか。

 上り下りも緩やかになってきている。

 最後のひと踏ん張り。

 走り終えた時、ピーと長い笛が吹かれて、目指していたゴールにたどり着いた。

 涙に包まれて私は迎えの手を取り歩いた。


「ご臨終です」

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ