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ミライ予想線の見える私とぽっちゃりユーくん

作者:アロハ座長
息抜きに現代恋愛ものを書いてみたが需要はあるだろうか。
 私は、物心つく時から人の頭の上に変な線を見ることが出来た。
 曲線のような緩やかな線だったり、上下に振れ幅の大きいギザギザの線がうすぼんやりと見えていた。
 そして、その線はだれも見ることができなかったので、子ども心にこれは言ってはいけないことだと思った。

「セッちゃん。何みているの?」

 私がぼんやりと家族の曲線を見ているとミライお姉ちゃんが声を掛けてくる。
 私のお姉ちゃんは、お母さんに似た長い黒髪のおっとりとした女の子だ。また、お母さんとお父さんのいうことを聞いて、私や妹のことを見てくれる優しいお姉ちゃんだ。

「ううん。なんでもないよ」
「セッちゃんは、のんびりしているし、何かあったらお姉ちゃんに教えてね」
「うん。ありがとう」

 私は、そう言って、何時もの癖で自分の髪の毛の毛先をクルクルして頷く。
 すると、笑顔で私の頭を撫でてくれるのが好きだ。
 そんなお姉ちゃんの頭の上にある曲線は、私の知っている人の中でもかなり高く伸びていく。

 周囲の人が、この子は将来美人になる、とミライお姉ちゃんにいうので、私は、お姉ちゃんの名前から取って、『ミライ予想線』と呼ぶことにしている。

 また私のもう一人の妹のトワは元気で甘えん坊な末っ子だが、その曲線がお姉ちゃんより低いのが気になる。
 末っ子で甘やかされているからちょっと我儘なところがあるし、意外と抜け目ない子なのだ。
 だから、今は家族内で許されているけど、将来的にはそれが悪い方向に向かう。それがこのミライ予想線に現れているのだと思う。
 だから、家族の誰よりも妹のトワには道理をきちんと聞かせて、バランスを取るように厳しく接する。

「セツナお姉ちゃん嫌い! 大っ嫌い!」

 そう何度も言われたことだろうか。
 流石にそこまでトワが言った時は、何時も無自覚に甘やかしているお母さんやお姉ちゃんも何かを感じ取ったのか、それから少しずつトワの態度を甘やかすことはなくなった。
 それからトワのミライ予想線は日を追うごとに上昇していき、ミライお姉ちゃんと同じレベルに達した。
 それでも元気の良さや明るさ、甘えん坊な所は治らないので、これが妹の個性や魅力というものなので逆にこれを押さえつけてしまっては、悪影響がありそうなのでそのままにしている。

 決して、人懐っこい猫みたいとは思わない……でも可愛いのでたまにお小遣いでお菓子を買って甘やかしてしまうので、やっぱり自分は甘い方だろう。

 そんなミライ予想線を見る力は、ある時人を直接見なくても確認できるようになった。
 それはある時のテレビ番組を見ている時だった。
 映画やドラマで有名な俳優の頭上にミライ予想線が見えたのだ。それもその形が今が人生の絶頂であり、そこから転落していく形になり、その形にこの人の人生に何が起こるのだろう、と首を傾げた。

 その数日後、家族と見た朝食の席でのニュース番組でその俳優が逮捕された。と見た瞬間、食べかけていたパンをうっかり落としてしまった程の衝撃を受けた。
 家族としては、ミーハーな人が居ないのでふーん、と流す内容だが、私としては、これはかなり驚いた。

 このミライ予想線は、行動によって変化することができるが、それでもあそこまで劇的に人生を転落する人が居ることにショックを受けた。

 それから私は、小学校で人間観察をするのが趣味になった。とは言っても、具体的にはクラスメイトのミライ予想線を見ながら、その子の人生にどういう物があるということを確認していった。
 軽い風邪程度なら人生に大きな影響はない。
 だけど、大病や大怪我なんかを指し示すようなV字のミライ予想線は、回避するのが難しい。
 そして、私の三年になった時の新しい担任は、大病らしいV字から回復することなくミライ予想線が消えている。
 お年寄りなどは、緩やかな下降と共に消えることがある。だけど、人生の半ばで消失している人を初めて見たために思わず声を掛けてしまう。

「先生。体調は、大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ! ボクは昔から元気さ! セツナさんが声を掛けてくるなんて珍しいね!」

 そう言って、体育会系の暑苦しい熱気を振り撒いていた先生は、夏前に亡くなってしまった。原因は、心筋梗塞らしい。

 それから私は、ミライ予想線の動きが怖くなり私や家族のミライ予想線に気を使うようになった。
 お父さんが仕事でちょっと無理をしそうになったと感じた時は、休むように言う程度の気遣いだが、それが家族としては嬉しいようだ。
 また、クラスの中でもそうした気遣いをしていたらいつの間にか、クラス委員のような立場になっていた。

 ミライ予想線を思わぬ形で使った時だった。

 そして、運命の出会いをしたのは、小学校五年生の時だった。隣のクラスに転校生がやって来た。

 ぽっちゃりとしてオドオドした感じの男の子は、ユウタくんという名前だ。
 だけど、そのユウタくん。後のユーくんのミライ予想線を見て私はギョッとした。
 緩やかに、本当に緩やかに上がることがなく落ちているのだ。
 人生の飛躍なしに、18歳ごろに途切れたミライ予想線。
 それから私は、隣のクラスメイトも観察するようになって気が付いた。

 ――クラスメイトの一部がユーくんをイジメており、担任もそれに加担していた。

 オドオドして気弱なユーくんは、からかいの的にちょうど良かったのかもしれない。そして、それをしている人たちのミライ予想線は、普通の人と変わらない曲線を描いている。
 そして、私は、密かにそのイジメの様子や時間、内容などを毎回記録するが、それをどこかに相談することができなかった。
 もしも自分が動いた場合、隣のクラスの転校生のユーくんを助けることができる。
 ミライ予想線を変えることができるかもしれない。けど、その結果、イジメていた人たちのミライ予想線を変えることになるかもしれない。
 だから、私は決断できずに、半年間延々と悩み続け、遂にはお母さんに相談することにした。

 おっとりとして穏やかなミライお姉ちゃんの憧れのお母さんは、実はかなり芯の強い人だ。そして、怒った時は怖いのだ。
 そのお母さんに、隣のクラスのイジメの話をした。自分に関わりがないかもしれないけど、それでも誰かに聞いて欲しかったのかもしれない。
 ミライ予想線の話を伏せたまま話した言葉をただ頷いてくれるお母さん。
 そして、全てを話し終えた時、お母さんは微笑みつつ、眼の奥は決して笑っておらず怖いと思った。

 それからお母さんに私の残していた記録を全部預けると、それから早かった。
 市の教育委員会経由で発覚し、イジメに加担していた教師や生徒にはきっちりと罰が下った。
 そして、その人たちのミライ予想線は、大きく変わっていたことに私は愕然とした。私が人の人生を変えてしまったのだと。

 そんな私に対してお母さんは私と向かい合って改めて話をする機会があった。

「セツ。あなたが人に見えるものとは違うものが見えていたのは、知っているわ」
「……っ!?」
「でもね。それがどうであれ。人としてやっちゃいけないことは正さなきゃいけないの。分かる?」

 お母さんのゆっくりとしかし心の奥にズンと響く言葉に静かに頷く。

「それにセツの見えるものを変えられるのはセツだけ? もし、そう思っているのならそれは思い上がりよ」

 お母さんが言う通りだ。お父さんのミライ予想線は仕事の内容や仕事の忙しさで変わったりする。私が何かをしたわけではなく周囲の環境や当人の意思で変化する。

「悪いことを正してしまったその人の人生をきちんとした物にするかはその日と人とその周りの人自身よ。そして、セツの気になった子は、どうなの?」

 それを聞いて、私は、ハッとする。
 そうだ、最初にユーくんの消えるミライ予想線を何とかしたくて始めたんだ。
 そして、イジメの原因が一気に消えたことでユーくん自身は戸惑っているようだけど、それでも普通の人より低いけど緩やかな曲線に戻っていた。

 それからお母さんと話をして、最後に――

「でも、人の未来が分かるって考え方によっては面白いわよね。このまま占い師でもなっちゃう?」
「お母さん……」

 意外と目立つのや人と接するのは苦手な私はジト目でお母さんを見つめるとごめんなさい、と小さな笑いを浮かべている。

 そして、半年が立ち、小学校六年生の時、クラス替えで私は、ユーくんと同じクラスになった。
 大人の事情か何かだけど、ユーくんは、あの半年の間でもまだクラスに馴染めなかったために雰囲気のいい私たちのクラス移ったらしい。

 そして、クラス委員っぽい役割の私が自然とユーくんと話すのだが、ユーくんがクラスに馴染み始めると一気にみんなに人気者になっていく。
 穏やかで優しく、それからユーモアがあるのだ。
 本が好きらしくて本が苦手な男子に向けた面白い漫画とか小説、あとは雑学とかを教えてくれる。
 その話に嫌味がなく、また彼の人気を際立たせてくれる。

 ぽっちゃりとしたシルエットの運動が苦手な様子、だけど、優しくて楽しいユーくんは、みんなのマスコットキャラ的存在に納まった。

 その頃から多少ユーくんと交流を持つようになった私は、ユーくんとお話することが多くなり、うちに遊びに来ることがあった。
 その時には甘えん坊のトワがユーくんのぽっちゃりした体をほわほわして楽しんだり、本好きのミライお姉ちゃんにおすすめの本などを教えるなどして兄妹の中でも人気だった。

 そして、お母さんに何故か料理を習い始めるユーくんをお母さんが凄く気に入って、お父さんもユーくんを気に入った。

 その頃からだろう。ユーくんのミライ予想線が急激な上昇を始めたのは――

 まるで何かの相乗効果でユーくんの本来の価値が引き出される。
 それでもその効果は、三年以上の月日が必要だった。
 クラスのマスコットポジションから中学卒業には、学校のアイドルになっていた。
 成長期に急激に慎重が伸びて、ぽっちゃりしてたいユーくんがイケメンになったのだ。
 それに脂肪が筋肉に変わり、細身のしなやかな優男風のイケメンになった。
 それでも穏やかな優しさとユーモアはより磨きが掛かり、運動が苦手な欠点も女子にとっては母性本能を擽るらしい。
 なんだか、私としてはずっと私が見ていたユーくんを奪われそうでなんだかモヤモヤしているが、何時も何故か隣でニコニコ微笑んでいるユーくんがいるとすぐに忘れそうになる。

 まぁ私も私で三年間に色んなことをやっていた。
 ミライ予想線を使った株式運用だった。

 株式の動きとその会社の重役のミライ予想線の動きを照らし合わせて上昇する会社だけに少額投入するという遊びを始めたらそれなりにお金が増えた。
 ちょっとしたズルのような物だが、ミライ予想線も完璧に予測できる訳じゃないが、かなり精度が高いことが分かった。
 この誰にも認知されていない能力を規制する法律もないし、子どもの遊び感覚でローリスク・ローリターンでのシミュレーションゲームをやっている感覚だ。

 そして、高校には私もユーくんも同じ学校に進学した。
 高校でもユーくんは学年のアイドルで私は、ユーくんの幼馴染で学校のアイドルであるミライお姉ちゃんの妹という感じだ。
 別段美少女という感覚がないので、初めて見られた時は落胆し、さらにユーくんが私と一緒にいる理由は、ミライお姉ちゃん目当てじゃないの? とか心無いことを言われた。
 まぁ、それが事実でも私は逆立ちしてもミライお姉ちゃんには勝てないし、案外ミライお姉ちゃんとユーくんが付き合うのも悪くないかも、という想像をしてチクリと胸が痛んだ。

 そして、高校生活ではそうした暇な人が増えたのか、私にチクチクと攻撃をして来る人がいた。
 まぁ物理的じゃなくて悪口のような精神的なものだ。
 若干イライラするがそうした人のミライ予想線が下方に下がっていくのを見ると、誰かが彼女たちの醜さを見ているんだろうなぁ、と思っていた。

 その見ていたのが、ユーくんだったなんて。そして――

「ボクのセッちゃんをイジメるのは誰ですか?」

 そう言って、普段穏やかに微笑んでいるユーくんが無表情で静かに怒るので怖い。まるでうちのお母さんのようだ。

「ユーくん、私はユーくんのものじゃないと思うよ?」

 一応、イジメられているのは、反論しないがただユーくんの物って言い方が何か嫌だったから抗議すると、ニッコリといい笑顔で笑われたのが何か怖い。

「ボクは、昔イジメられていました。だから、イジメが嫌いです。イジメをする人が大っ嫌いです」

 その宣言には、クラスのアイドルがイジメられていたという事実への驚愕と共にイジメをした人が侮蔑の対象だということに当人がやっと気が付いたのか絶望顔をしている。

「そんなボクを助けてくれたのが、セッちゃんなんです。だから、セッちゃんは、ボクの女神様なんですよ」
「ちょっと待って。そのこと、ユーくんに話したことないし! あと、ユーくん、どこでそんな浮ついた台詞覚えたの!?」

 そう抗議すると、世間話でお母さんが話したことを聞き、お母さんと内心叫びを上げ、浮ついたような台詞に関しては、最近借りたラノベにそう言うのがあったとか聞いて、私のユー君が穢された気がした。

「だから、昔太っていたボクに変わらず接してくれたセッちゃんが好きなんだよ。それにイジメられてた時、セッちゃんだけが悲しそうな目でジッと見ていたよね」
「あ、いや、それは……って、好き!?」

 なんか色々あって、頭が爆発しそうになる私に対して、ユーくんは改めて言ってくる。

「いきなりいうとセッちゃんが混乱すると思うからいうタイミングを見計らってたし、変な噂をばら撒かれちゃうんだよ。それに我慢できないからいうね。ボクは、セッちゃんが好きです。付き合ってください」
「えっ!? あれ、あの……」

 顔が真っ赤で熱い。
 見上げるほど背が伸びたユーくんを見上げるようにした私は、どう返事していいか分からない。
 嬉しいんだけど、恥ずかしい。あれ? 今まで恋愛とかそう言うのが自覚したことないけど、告白されて自覚したけど、私もかなりユーくんが好きだったの!?

 そして私の答えは――

「――はい」

 なんか、恥ずかしさに目線を落とし、告白を受け入れる。
 あーあー、なんでこんな感じになっちゃんたんだろうなぁ、と思いそっとユーくんの顔を見上げると、嬉しさに泣きそうな表情をしており、その守りたくなる顔にキュンとしたのは内緒だ。

 すぐに、制服の袖で目元を擦って涙を拭くと、携帯でどこかにメールをすると――

「セッちゃん、今日はお祝いだよ! お義母さんがご馳走用意してくれるって!」
「ちょっと待って! 今までうちのお母さんのことおばさんって呼んでたのに! まさか結婚する気!」
「えっ……そのつもりじゃないの……」

 そんな悲しそうな顔するなぁ、ああ、もう!

「ううっ……なんか、全部許しそうになる……」

 その日、私はユーくんと付き合うことになった。
 そして、私とユーくんのミライ曲線が同じ形になり、更に高い曲線を描いていた。




次女・セツナ……ミライ予想線が見える女の子クーデレ系だけど、恋愛に対して鈍感だった。見事、ぽっちゃり系からイケメンにクラスチェンジしたユーくんと交際を始める。

長女・ミライ……学園のアイドル。正統派美少女として学園内外の人気が高い。一応恋愛に対して人並みの感覚を持っているが、お母さんに憧れているためのお母さんとお父さんのような素敵な恋愛をしたいと夢見る少女。そして、それに匹敵する恋愛をしたセツナにちょっと羨ましがる可愛いお姉ちゃん。

三女・トワ……昔は、このまま成長すれば我儘姫となっていた可能性があるが、今では節度を守り、他人に甘えるために、みんなの妹として老若男女に愛されポジションとなっている。
 実は、ユーくんが初恋だけど、セツナが好きだということをいち早く感じ取ったために全力で応援し、休日にデートできるように仕向けるが、デートという感覚がなく友人と映画に見に行くなどという認識にセツナに頭を抱えていたが、ようやく交際を初めてホット胸をなでおろす。

ユーくん……元・ぽっちゃり体型の男の子。両親は共働きで食事などはコンビニ弁当やスナック菓子などで済ませていたためにぽっちゃり体型になったが、お母さんの料理教室のお蔭てバランスのいい食事を手に入れることができ、本来の姿を取り戻した。
また、料理を作って家族に振る舞うことなどが一つの趣味となった主夫センスを獲得。
イジメが原因で18歳に自殺という選択を選ぶミライのあった少年は奇跡のシンデレラボーイになった。
あと、初恋の少女であるセツナを周囲が砂糖を吐き出しそうなほど甘々にしている。

お母さん……セツナたち三姉妹のお母さん。穏やかで優しい人だが、怒ると怖い芯の通った人物。お父さんとは今でもラブラブな様子である。
実は、お母さんの家系の方で稀に異能が発現することがあり、お母さんも異能持ちである。
異能の力は、周囲がなんとなーく幸せになる程度の異能だが、それを常時浴び続けている家族や元々幸薄だったユーくんが吸収することで劇的に変化した。

お父さん……セツナたち三姉妹のお父さん。意外と若々しいというかエネルギッシュなお父さんで子供たちへの家族サービスやお母さんとのデートなど欠かさない人。ただ、家の中で男性一人だけというので若干肩身の狭い思いを感じていたところにユーくんが来るようになったので心に若干の余裕が生まれている。

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