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3章 奴隷商人になるまでの話 3―2

 机の上に置かれた手紙を前にして、ミリアはまるで石のように固まっていた。


「ごめん、勝手に手紙を読んだ」


 武雄が頭を下げる。

 するとビクリとミリアの体が震え、それと共にその目が左右に揺れ動いた。


「あっ……あっ……」


 口からは、何かを喋ろうと声にならないものが漏れ出ている。

 目は泳ぎ、口は半開き――それはまさしく間抜け面であった。


「ぷっ……くっ……」


 そんなミリアの様子に、ジルは思わず顔を後ろに向ける。

 その肩はピクピクと震えていた。

 当然だろう、誰がこんなミリアを想像しただろうか。

 いつもの毅然とした佇まいからは想像もつかないその姿。武雄もまたジルにつられて笑いそうになるほどである。

 とはいえ、それでは話が進まない。

 武雄は笑いたくなるのをなんとか堪えて、話を続けた。


「悪気はなかったんだ。昨日、ミリアの様子があまりにおかしかったから、何か力になろうと思って」


 相手が奴隷ということもあり、武雄は勝手に人の手紙を読むなど安易な手段に走った。


 しかし、ミリアは自分の問題を誰かに相談する性格ではないのも事実。

 加えて、結果論ではあるが、その手紙の内容も酷いものであった。


「それでさ……その……なんというか……」


 武雄は後に続く言葉が見つからなかった。


 気持ちはわかるのだ。

 おそらく親に心配させまいと、書いたことなんだろう。


 というよりも、『奴隷になりました、てへっ』なんて、親への手紙に書けるわけがない。


(最初に奴隷であることを偽ろうとして、そこからどんどん話が膨らんでいったんだろうなぁ)


 嘘を語ることに躊躇しつつも、愉しげに手紙を書くミリアの姿が目に浮かぶようであった。


 そして当の本人であるミリアは、あからさまに気遣ってくる武雄に何も言えず、とうとう顔を伏せてしまった。その顔は赤く、羞恥の色に染まっている。


「あー、もう、めんどくさいわね! とにかく今はミリアの父親をどうするかでしょ!

 一週間で来ちゃうのよ? どーすんのよっ!」


 ミリアが下を向いたことで、笑いの楔から解き放たれたジルがもっともな意見を口にした。


 ジルの言う通り、武雄は別にミリアを叱るためにこんな場を設けたわけではない。

 ミリアがおかしくなった原因である親の来訪、それをどうするか話し合うために朝早くから集まっているのだ。


「……」


 されど、ジルの言葉は逆効果。ミリアは無言で余計に縮こまってしまった。


「……どうしようか」


 武雄はうーんと考えるが、なにも思い浮かばない。

 すると、ようやくミリアが重い口を開いた。


「全部……父には全部、正直に話します」


 鼻をすすりながらミリアは言った。

 机の上を、ポタリポタリと涙かシミを作る。


「まあ、当然よね。

 私達は奴隷よ。でも、ただの奴隷じゃない。他の奴隷よりも、何不自由なく暮らしているわ。それは全てタケオの温情によるもの。

 それ以上を求めて、恩を仇で返すようなことは絶対にダメ」


「……はい」


 どっちが子供でどっちが大人かわからない状況である。


(しかし奴隷……奴隷か……)


 ジルが語った主人と奴隷の関係。

 武雄は、ゴルドバが己に対しどんな気持ちを持っていたのだろうかと不意に思った。


(僕を救い、剣を教え、言葉を教え、いつも笑いかけてくれたゴルドバ――)


 それは奴隷には過ぎたる扱い。抱えきれない程の恩を胸に抱えてきた。


(そして僕はゴルドバのようにと彼女達に接してきた)


 武雄はジルとラコに剣を教え、間接的ではあるが文字を教えた。

 しかし最近は、ゴルドバとの関係と何か違うような気がしていた。


 ならば、彼女達との関係は一体なんなのであろうか。


 そんな疑問が武雄の頭をよぎった。






 あくる日、武雄はベント商会を訪ねた。

 店にいたベントにあらたまった話があると言うと、二階の商会長室へと通される。


 商会長室には、手前に来客用のソファーが机を挟んで二つ置かれ、その奥には商会長の席があった。

 二人は対面となってソファーに腰を掛ける。


「それでタケオ様、ご相談とは一体なんですかな?」


 相談とはもちろんミリアの件である。

 武雄は事の経緯を説明し、その上でミリアを何とかしてやりたいと言った。


「なんだ、そんなことですか」


「そんなことって……」


 まるで大したことの無いように話すベントである。

 真面目に取り合わないつもりかと思い、武雄は胡乱な目をベントに向けた。

 しかし、それは違う。言葉通りベントには解決策があり、武雄の相談はまさに『そんなこと』程度のものだったのだ。


「なに、簡単ですよ、貴方が商会を立ち上げれば万事解決じゃありませんか」


 ベントの解決策とはミリアの嘘を真実にすることであった。

 すなわちタケダ商会を実際に立ち上げてしまえと言っているのである。


「は……?」


 それに対し武雄は、ポカンと口を開けた。

 何を言ってるんだ、このおっさんは――という心境である。


「いやいや、無理でしょう」


「ほう、何が無理なのですかな?」


「いやだって、僕は字も読めないんですよ? できることと言えば探索者くらいで……」


「字なんて読む必要はありませんよ。貴方には優秀な副会長がいるんですから」


「う……、だからってそんな簡単になれるものじゃないでしょう!?」


 突拍子もない大事を、さも小事であるかのように語るベントに、武雄は思わず声を荒げた。


 ――商会を立ち上げる。


 そんなこと普通の人間は考えない。

 武雄もまさしくそれ。

 そして自身を独自の枠に嵌めて、分相応を考える。

 武雄の事なかれとした心が、商会立ち上げを非常識なものと一方的に決めつけ、その考えを否定したのだ。


 しかし、そんな様子の武雄にベントは笑いかける。


「いいえ。商会を興すことなど、少なくとも貴方には簡単なはずです」


「……?」


 武雄にはベントが何を言っているのかよくわからなかった。

 ベントはソファーから立ち上がり、商会長席へと歩きながら話を続ける。


「貴方と出会ってから既に四ヶ月が過ぎ、もうじき五ヶ月目に突入しようかというところ。

 私は商人です。物を右から左に動かして金を得る。私自身は生産という項目に一切の関わりを持っていない。

 すなわち人と人を繋いでいるんですよ。そこにあるのは信用や信頼、またはその逆です」


 ベントが商会長席の引き出しからあるものを取り出し、その席の上に置いた。

 それはペットボトルであった。


「そんな私だからわかるんですよ。

 ……タケオ様、貴方はまだ持っていますね? いや、持ち込める、ですか?」


 ベントは“何を”とは言わなかった。

 武雄が売った物には、ペットボトルの他にも珍しい硬貨がある。

 ベントは、武雄がそれら以外の物を持っていることを、もしくは持ち込めることを見抜いていたのだ。


「……」


「どうしてって顔をしてますね。ふっ、貴方は顔に出やすい。

 そうですね、その理由を一つあげるなら、貴方は金に無頓着過ぎるんですよ。

 あぶく銭を使う時より酷い」


 まるで金に価値など無いように振る舞う武雄の姿。

 最初こそベントは、ペットボトルの値のつり上げに勘違いさせられた。しかし武雄と付き合うにつれ、それが騙されてプライドが傷ついたことによるものだと気づいたのである。


「貴方が商人になるのに人と人を繋ぐ才能は必要ない。貴方しか持っていない物を、言い値で売ればいいんですから。

 なに、商会の興し方なら私が教授してあげますよ。私もまだまだ貴方と誰かを繋ぎ足りないのでね」


 ベントはそう言って、商会長席に座る。そして武雄の返答を待った。


 一方の武雄は、全身の力が抜けたようにソファーに身を預ける。

 それはベントに何もかも見透かされていたが故。そう、ベントの考えは全て当たっていたのだ。

 所詮は、この世界とは別のところからやって来た異邦人。武雄は金に価値など見いだしてはいなかったのである。


「見せかけの商会を一時的に作るのは――」


「それならば私は協力しません」


 武雄の唯一持っていた腹案は間髪入れずに打ち破られる。

 さらにベントは言葉を続けた。


「今後、ミリアさんのご両親が訪ねる度に同じことを繰り返すのですか?

 嘘なんてものはいずれバレるものです。腹をくくりなさい」


 その言葉に、武雄は観念したかのように目を閉じた。

 そして考える。

 これからどうするべきかを。

 思い起こされるのは、三人と共に暮らしたこの数ヶ月。

 皆の笑顔がまぶたに浮かんだ。

 武雄は、悪くない日々だったなと思った。






 手紙の一件からは数日が経った。既にミリアが失態をさらすこともなくなり、ゴルドバの家はいつもの落ち着きを取り戻していた。

 そしてミリアの父親がやって来る日の前日となる。


 その朝、武雄達は机を囲み、朝食をとっていた。

 メニューはパンにゆで卵、肉の薫製。

 卵以外は昨日の買い置きで、朝食ということもあり手頃なものだ。


 やがて、それらをいち早く食べ終えた武雄が、いまだ食事中のジル達三人に向かって口を開いた。


「今日は昼から皆で行くところがあるから、午後の勉強は休みにしてくれないか」


 午後からの予定の変更に、皆が頷く。


 そして昼食後となり、武雄達が向かった先は教会であった。


「ここ? 教会で一体何すんのよ」


「まあ、行けばわかるさ」


 ジルの質問をおざなりに答え、武雄は教会の扉を開ける。

 その先には、荒くれ者の多いノースシティとは不釣り合いな景色が広がっていた。


 真っ直ぐに延びる赤い絨毯が敷かれた道と、その左右にずらりと並ぶ幾つもの長椅子。

 赤い絨毯は神の子ウジワールの血を表しており、その行く先にはウジワール教のシンボル――半ばから折れた剣が掲げられている。

 それはウジワールの剣を象ったものだ。

 その後ろにある七色のステンドグラスからは色鮮やかな光が射し込み、剣を照らしていた。

 神々しく、幻想的とも言える光景がそこにはあった。


 ――これがウジワール教会の礼拝堂である。


「へえ……」

「わぁ……」


 初めて見たその景色に、ジルとラコが圧倒されている。

 すると、シスターが用件を聞きにやってきた。


「すみません、タケオ・タケダと言います」


「ああ、タケダ様ですね。お待ちしておりました。

 すぐに司祭様をお呼びしますので、かけてお待ちください」


 シスターはそう言うと、そそくさと奥の扉へと去っていく。

 そして武雄達が椅子に座って待つこと数分、奥の扉より司祭が現れる。


「ふむ、奴隷を解放したいということでしたか」


「はい」


『――っ!?』


 司祭と武雄の会話に、武雄以外の三人が目を見開いた。


「ちょ、ちょっと待って! 奴隷を解放するって、どういうことよ!?」


 焦るようにしてジルが叫ぶ。

 その反応をいぶかしんだ司祭が、武雄に尋ねた。


「む? 言ってなかったのですかな?」


「ええ、驚かせようと思って。

 三人共、言葉の通りだ。今日からはもう奴隷じゃない」


『……』


 奴隷から解放するという言葉にジル達は三者三様に驚いてはいるものの、その反応はとてつもなく薄い。

 武雄としては、もっと喜ぶものだと思っていたのだ。

 特に感情をよく表に出すジルとラコの二人は大喜びではしゃぐものと思っていたが、あてが外れたようである。


(いや、嬉し過ぎて声も出ないと言うこともあるか)


 武雄はそう当たりをつけた。


「どうしたんだ皆。ははーん、嬉しくて声も出ないのか」


 主人と奴隷という間柄である。武雄の言うことは絶対であった。

 武雄が奴隷から解放すると言えば、三人は解放されるしかないのだ。

 しかし――


「いやっ!」


 ――ラコは外へと駆け出した。


「え……?」


 それに対し、武雄は突然の事に呆然となる。

 事態を理解できていないのだ。


「私だって……」


 ジルが身体を震わして言う。


「私だってイヤよ!」


「まっ、待てジル!」


 武雄が止めるのも聞かずに、今度はジルが飛び出していった。


「なんなんだ一体……」


 武雄は訳がわからなかった。


 二人がどうして奴隷からの解放を拒んだのか。

 武雄の未来予想図では、奴隷から解放された三人と今までと何ら変わらずに暮らすはずであった。

 奴隷から解放したからといって家から追い出すわけもなく、それがわからない二人でもないだろう。


(それなのに何故……)


 二人のあの様子を見れば、何か重要なことを見落としている気がするが、それが何かわからない。

 追いかけようとも思ったが、理由がわからなければ追いかけても同じことだ。

 しかし、それは武雄の勘違いである。


「何をしているんですか、二人を追いかけてください」


 ミリアが武雄に咎めるように言った。


「でも、理由がわからないんじゃ……」


「それを聞くために追いかけるんですよ。二人の口からちゃんと聞いてあげてください」


 その口ぶり、おそらくミリアは二人が拒んだ理由を知っているのだろう。


 そしてその忠言は、武雄の勘違いを見事に正した。

 理由がわからねば、直接聞けばいいのだ。


「……ああ、そうだな!

 司祭様、すみません。このお詫びは必ずいたしますので、今は――」


「ええ、行ってきなさい。大丈夫、神が見ていてくれているはずです。貴方にはウジワールの加護があらんことを」


 司祭に断りを入れて、武雄は飛び出した。


 教会を出ると道は左右に別れる。

 右か左か。

 武雄は迷わず右を選んだ。右には武雄達の家があるからだ。


 武雄は走る。

 二人は魔力の使い方が上手くなったようで、追い付くどころか影も形も見えない。


 そして家に着いた。

 玄関を開けると縦に長い居間が広がっている。

 武雄はその右奥、ジル達の寝室の前に立った。


(いる……)


 扉に耳をつけると、中には二つの気配を感じる。それはジルとラコのものに違いなかった。


「いるんだろ?」


「……」


 武雄は扉を叩いて尋ねるが、返事はない。


「聞かせてくれないか。逃げた理由を」


「……」


 沈黙にも構わず、武雄は話を続ける。


「僕にはわからないんだ。奴隷から解放される、うれしいことじゃないのか?」


「……」


「住む場所か? ここに住むといい。ジルとラコが好きなだけ住んで――」


「あんたと私たちとの関係はどうなるのよ!」


 ここにきてようやく扉の向こうから反応があった。それはジルの声だ。


「関係……?」


「ボク、いやだよ……今のままみんなと一緒にいたいよ……」


 次はラコの消え入るような声がした。


「わからない……いればいいじゃないか」


「……そこに繋がりはあるの?」


 ジルは武雄に尋ねるように言った。


「……?」


「タケオと私たち、主と奴隷……そんな繋がりでも私たちにとっては大切な、何よりも大切な繋がりだったのよ!」


 それはジルの悲痛なる叫びであった。


(なんとなく……なんとなくわかった)


 ジル達の訴えに、武雄はおぼろげながらその答えが見えてきていた。


「奴隷でいいから、お兄ちゃんの奴隷がいいから、だから……」


 ラコが願う。それは切なる願いだ。


 そして武雄は考える。

 もしゴルドバが生きていて、奴隷から解放すると言われたならば、己は受け入れただろうか、と。

 あの時、既に武雄の力はゴルドバを越えていた。

 それなのに解放されなかった理由――それは武雄が弱者を演じていたからだ。

 この孤独な世界で武雄は、ゴルドバの奴隷という暖かい繋がりにすがっていたのである。


「……わかったよ」


「じゃあ――」


「奴隷からは解放する」


 ジルの期待に反し、武雄は奴隷からの解放を言い切った。


「――っ! 何でっ!」


 ジルが負けじと言い返す。


 しかしその時、武雄の顔はとても穏やかであった。


(僕はゴルドバを父のように思っていた。

 でも、そんな関係になれるわけないと思って、恐れてたんだ)


 だから――


「家族になろう。皆で一から始めるんだ」


『――え?』


 ジルとラコの声が重なった。


「君達を養子にする。僕の娘になってくれないか?」


「あ……」


 ジルの目が霞んでいく。


「大切にするよ。僕の子なんだから、誰からも守って見せる」


「あぁ……」


 ラコの目もジル同様に霞んでいく。


「お願いだ。僕の娘になってくれ」


 扉の向こうにいるジルとラコ、二人の目から熱いものが溢れた。


 そしてバタンと扉が勢いよく開かれる。


「うごっ!」


 扉は武雄の鼻面へとぶち当たり、そこから勢いよくジルとラコが飛び出したのであった。


「あぁ……っ! バカバカこのバカ!」


「おにいぢゃん! おにいぢゃん!」


 二人は武雄に駆け寄り、武雄はそれを抱き締めた。


 新しく娘となった二人を。


 強く、強く。


 腕に感じる二人の体温に、暖かいなと武雄は思った。


(僕はゴルドバじゃない、二人も僕じゃない。ゴルドバと僕との関係は僕達だけのものだ。

 ならば、ジルとラコとの関係もまた、僕達三人のものではないだろうか)


 ――武雄とジルとラコ、新しい繋がりがそこにあった。


 やがて三人はウジワール教会へと戻る。その道中、武雄の肩にはラコが乗り、武雄の右手にはジルの左手がしっかりと握られていた。


 武雄達が教会に着くと、中ではミリアが座って待っており、司祭は所要で少しばかり席を外していると告げられる。

 ちょうどいいとばかりに、司祭が戻ってくるまでの間、武雄はミリアに事の次第を話した。


「そうですか、よかったですね二人とも」


「うん!」


「ま、まあ、当然よね」


 ラコが元気よく頷き、それに続いてジルがそっぽを向いて答える。

 二人とも目が赤いことにミリアは微笑んだ。


「……それで私は」


 奴隷から解放されても特に行く宛のないミリアである。

 それなりに知識もあるため商会などで働くことは可能だが、その働き口を見つけるまでに身一文ではどうしようもない。


「あ、ミリアも僕の娘になる?」


『ぶっ!』


 ジルとミリアが噴き出した。それは武雄渾身のギャグであった。

 歳のせいか、ラコだけは何がおかしいのわからず頭に疑問符を浮かべている。


「な、なりません!」


「ごめんごめん冗談だよ」


 ミリアには両親もちゃんといるのだから当たり前である。

 そして咳払いをして場を落ち着かせると、もう一つのサプライズを武雄は発表した。


「――ミリアにはタケダ商会の副会長をやってもらいます」


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