第三十九話 幽霊騒ぎと手紙と殺意
第三者視点
時間は昼
「お手紙が・・・・・テオドラからか」
教会に住んでいるシンのポストにヘラスからの手紙が来ていた。
シンが手紙を見ようとすると
~響き合う~願いが今目覚めてく♪~譲れない未来のために~
「ん?学園長か」
シンの携帯が鳴る、相手は学園長だった。
「おお、ハント君、悪いが学園長室まで来てくれんかの?」
「わかった、すぐ行く。」
簡潔な内容の身を答え、シンは携帯を切った。
そしてまっ暗に染まった画面を見て
「来たか・・・・・」
悪魔と海原の件、それ以外見当が付かなかった。
重い足取りでシンは学園長室に向かう。
「入るぞ。」
「おお、いきなり呼び出してすまんの。それでは「分かっている」」
一刀両断
シンは学園長の話をばっさりと切った。
そしてそのまま話し続ける。シンにとって魔術の事はあまり詮索されたくないことの一つでもあった。
「どうせ悪魔のこともここから見ていたんだろう、魔術についてはそれだけだ、並行世界については知らん、俺がこの世界に来たのも偶然だからな。」
「し、しかしの~、まだ本国には「悪魔が来てもネギ達に全部任せていた奴が言うことか、本国には俺から偵察を送った、そいつはこの手のプロだ、餅は餅屋と言うだろう?」しかし、お主とネギ君を狙って・・・「ここには俺がいる一般人は巻き込まん、魔術師は全て俺が潰す。」」
学園長が話し終わる前にシンは次々と話す。学園長も反論できない、シンの実力は大戦という歴史が語っている。魔術師の強さが分からない学園長はその言葉を信じるしかなかった。
「それじゃあ行くぞ」
「お、お主!ちょっ「学園長、よろしいですか?」し、しずな君かの!?い、今は・・・「いいぞ、もう終わった」ハント君!「それでは失礼します」・・・もういい・・・」
全ての言葉を遮られた学園長はもうあきらめた。
アイコンタクトでGJ!と言う、二人だった。
「実は、女子中等部で幽霊騒ぎが・・・3-Aの相沢さよが出たと」
「ぬ!?あ、相坂君かの・・・・」
学園長は人間離れした後頭部からダラダラ汗を流し、幾つもの滴を作る。
へこむ学園長を見て、ニヤニヤしていたシンはそれを見逃さなかった。
「何か知っているのか?」
「じ、実は、相沢君はワシの同級生だったんじゃ。中学三年生の時に、の」
「つまり自縛霊として六十年近く、この学園にいたと」
シンはジト目で聞く、学園長は気まずそうに。
「一応学園内なら移動でき「とうとうアレを試す時が来た。じゃあな学園長」ハント君!・・・彼もナギに毒されたかの?」
そして夜
「だだだ、誰か助けて~!」
女子中等部の校舎、一人の幽霊少女・・・もとい相坂さよが二人の少女に追われていた。
いままで誰にも気付かれずひっそりと死んでいた(?)さよはある日悪霊扱いされて退魔師の真名と刹那に追われていた。
「くっ!なかなか速い!刹那!」
幽霊少女を追う一人、真名が術式を込めた弾丸を放ちながらもう一人の少女に言う。
「わかった!奥義!斬魔剣!」
ズバァッ!!と床が切り裂かれる、しかし相沢さよは偶然にもかわす。
しかしそれは二人の火に油を注いだ。
「私たちから逃げるとは・・・・本気で行くぞ刹那!」
「ああ!」
「なんでですかーーーー!」
ズバァッ!ドガァッ!ガガガガ!
斬撃が飛ぶ、弾丸が穿つ、少女は逃げる
そして少女は校舎の端に逃げる、しかしそこは行き止まりであり、後ろからは二人の退魔師が
「よく逃げたな・・・しかし此処までだ。」
「ふええええ」
しかしそこに少女の正体を知った教師と生徒が・・・
「待ってくださーー「ちょと待ったァァァァ!」え!?」
来る前に一人の魔術師が追う者と追われる者の間に来る。
「シンさん・・・これはれっきとした仕事なんだが・・・・」
シンは春先なのに全身を覆うコートを着ている。
真名はいくらシンでも仕事人としての本意は忘れない。
「あ、ありがとうござい「俺は殲滅白書が使うこれの性能を試したくてな・・」キャアーーーーー!」
シンがコートを広げるとそこには金属ペンチ、金槌、L字の釘抜き、ノコギリ、ネジ回し、ドライバー等が、それを使うと言われた相沢さよは肺の全ての空気をはき出すような悲鳴を上げる。
「拷問用の器具をサーシャが使うと言うことは、在らざるものにも効果があるだろうからな、在らざるものがいなくて今まで試せなかった。が!丁度良かった。」
「シ、シンさん?そんな物を退魔師が使うなんて聞いたことが・・・・ウッ!?このにおいは・・・」
刹那はさすがにまずくないですか?と言ったように声をかけると、何かに気付いた。
「ああ、やっぱりウイスキーはいいなぁ、世界が回って見える。」
「酔ってるぞこの人ーーーーーーー!みんな止めろぉぉぉ!」
そして古菲、楓、アキラと言った体力自慢がシンを取り押さえる、しかし聖人の前では長時間押さえるのは難しく。
「離せぇぇぇぇぇ!これの実験がぁぁぁぁ!」
「な、なんて馬鹿力アル!も、もう」
「これは、まずいでござるな・・・」
「「「ウワァッ!」」」
「やっと実験がぁぁぁ・・・な!!!」
3人を引きはがしたシンはユラリと幽鬼の様に相坂を見るが、そこにはスゥと消えていく相沢の姿が
「「「「無事、成仏しました」」」
清々しい顔の四人が言う
「いや、まだい「まて刹那!今いると言ったらシンさんが」無事成仏しました!」
まだ成仏していないと突っ込もうとした刹那の口を、真名が押さえ耳打ちする。
「・・・・・・・・」
二人がシンさんの方を見ると、シンは茶々丸に頸動脈打ちをくらって気絶していた。
「とりあえず明日にでも別荘で事情を聞くぞ、こいつは私が連れて行く。」
(キャーーー!ハント神父が闇の福音にーーーー・・・・・・・・ま、いっか)
非情なシスターが片隅から見ていた。
その日、別荘でいつものメンバーでシンに、幽霊騒ぎについて聞いていた。
「で、なんであんな事に」
「すまん、景気づけに飲んだら思ったより強かった。(クウネルから年代物をもらったのにあんなに強いとは・・)」
シンは何とか幽霊騒ぎを覚えていた。
「マスター、シンさんが飲んだウイスキーを検査したところ、大量の魔法薬が・・・」
「何だと!どんな薬だ!モノによっては解毒剤も作らなくては・・・・」
エヴァは敵対魔術師の攻撃かと思い、薬の内容を聞く。
「えっと・・・・・本国でも高価な催眠薬で・・・効果はその何というか、感情を高ぶらせるというかと言うか、頭の中が、そのアホになる薬で・・・」
(クウネル・・・・シスター通信に続いて・・・・殺す。)
「大丈夫なんですか!シンさん!?」
「ちょ、ちょっと刹那・・・「ポト」ん?」
刹那がシンの肩をつかんでグラングラン揺らすと、シンの懐から昼の手紙が・・・
「これは・・・・・本国からの手紙じゃないか!しかもヘラスの皇族から!」
エヴァが手紙を拾い差出人を見ると、叫ぶ。
「いや、今日届いたんだ。」
「私知ってる、これホログラムみたいになって「おい!、勝手に」ブゥン」
「おおシンかの!お主のテオドラじゃ!お主が出ていってヘラスも寂しくなったぞ、早く帰ってきて欲しいのじゃ、(略・テオドラの愚痴80%シンへのデレ20%)「姫様!仕事をして下さい!」うるさいの、それじゃあ切るのじゃ、お主のテオドラより(はーと♪)」
ブツ
「あれがヘラスのお姫か?」
「皇族なんてあんなものだ」
「「「負けられない!」」」
ある日常の1ページ
どうも北中津です。
前回のコメントを軽く裏切った投稿申し訳ありません。
思ったより早く出来たので投稿しました。
次回から学園祭編です。
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。