第一話 四つ目の世界
「ここどこ?」
俺は見覚えがない草原に来ていた。
「そうだ携帯!あれ?」
携帯を見ると画面が真っ黒だ、充電はしたはずなのにおかしいな?
仕方なく携帯をしまい、辺りを見わたすと、建物が見えた。
「行ってみるか。」
どこか聖堂に見える建物の入り口に着くと、門番らしい人がいた。
「すいません。此処はどこですか?あと日時も教えてくださると嬉しいんですが。」
「うん?ここはイギリスのウェールズのメルディアナ魔法学校だ。それと今は1979年の9月4日だ。」
1979年!二十年以上も前じゃないか!
それに、メルディアナ魔法学校?魔術でもなければ、イギリスのそんな組織聞いたこともない。
俺はこの辺りの教会の場所を聞き、その場を離れた。
そして門番から聞いた教会に着いた。
「失礼します。ローマ正教の者ですが、どなたかいらっしゃいますか?」
教会は特に変化は無かった。
「はい、私が神父のビアージオですが。」
「ぶっ!」
ビアージオが居た、スゲーさえないおっさん臭出してる。
「ど、どうかなさいましたか?」
あれ?でもビアージオさんは二十年前には、聖ピエトロ大聖堂にいたって言ってたよな。
「い、いえ、私はローマ正教の者ですが、ローマ正教本部に連絡は取れませんか?」
「ローマ正教?はて、そのような宗派は聞いたことはありませんが?」
は?・・・いやいやいや、ローマ正教って言ったら世界に二十億人も信者を持つ宗派だぞ。
「それじゃあ、今の教皇様の名前は?」
「今の教皇様は―――様ですが。」
誰?・・・もしかしてまた。世界移動かよぉぉぉぉぉぉぉ!
三回目だよ!そこらへんのSSでもねぇぞ。
「あ、あの行く当てがないんなら、此処にいますか?見たところあなたも神父のようですし。」
「そ、そうですか。ありがとございます。」
なんていい人なんだ。異教徒には死を、とか言ってるおっさんとは大違いだ。
こうして俺は四つ目の世界で生きることになった。
どうも北中津です。
お気づきの方もいられると思いますが、この小説の本編は大戦の前から、始まります。ネギ世代のキャラの登場を期待していた方。申し訳ありません。
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