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どうも北中津です。
今回は長い、とても長いです。
第二十四話 参戦
「加速、加速!」

ネギは飛ぶ、木乃香がいる湖の中心の儀式場へ、儀式場では千草がもう儀式を始めており光の柱が見える。

そしてネギが湖の端辺りにに来た時、

ゴゴゴゴゴゴ

「な、何だ!?」

ネギが杖から降り地に足をつけると、地響きが起き、地面が隆起する。

「うわぁ!な、何だ!?」

地面から泥と土でできたゴーレムが現れる。

「お、大きい。こんなの見たことない・・・・」

そのゴーレムはネギが学校で勉強したゴーレムを大きく上回る大きさだった。そう、このゴーレムはこの世界の技術で作られたゴーレムではなかった。しかも・・・

「待ってたで!ネギ!」

「こ、コタロー君!?」

犬上小太郎 参戦。


ザシュッ!

「くっそ~~負けてもうたなあ~」

シンはかなりの敵を切り伏せた、シンが天罰術式を使わないのは、この先来るであろうフェイトとの戦いのために魔力を温存しているからである。そして湖の方を見ると。

「アレは!」

シンが見たのは、インデックスの世界でシェリークロムウェルが作ったゴーレムだった。

「フェイト・アーウェルンクス・・挑発のつもりか。」

シンは湖に向かおうとするが

「うわぁ!」

シンと共に戦っていた刹那と明日菜は手練れの妖怪に苦戦していた。これではシンは湖の方に行けない。

「くそっ!此処で俺がいなくなれば・・・」

只でさえ敵が押しているのに、敵の優勢は止まらない。

「刹那センパイ、またお会いできましたね。」

どこからともなく現れた月詠が、不気味な、狂気にまみれた笑顔で刀を構える。

「月詠!まずい」

シンは駆けるが間に合わない。

-------パァン--------

「なっ!?」

銃声が響き、刹那を捕まえていた鬼の額を貫く。

「大丈夫か、刹那。」

「真名、何で此処が・・・・」

刹那はいきなり来た真名に困惑している。仲間の中で今連絡が取れそうな者が刹那には思いつかない。

「何、内のバカブラックがね。」

真名は術式を加えた弾丸で妖怪を打ち抜気ながら答える。そう、今石化しているハルナに助けられた夕絵が少し前に救援を頼んだのであった。

「ちなみに私もいるアルよー」

真名の背後から古菲がひょっこり出てくる。古菲は始めて見る妖怪達に興味津々である。

「あと楓もな、それより刹那、君のその剣は見たことがないが・・・」

「フッ、シンさんとの仮契約でな。」

刹那はこんな時に余裕の笑みで答える。

「なっ・・・」

真名は驚愕するが、すぐに気を取り戻し、スタスタとシンの元に行き

「シンさん、私が手伝ってあげようか?」

「ち、近いぞ真名「それで助けて欲しいのかい!?」そ、それは、助かる、むっ!!!!!」

真名はシンの返事を依頼と確認してすぐ、シンの唇を奪った。

「プハッ、報酬は前払いだよ。」

不敵な笑いをして、真名はパクティオーカードを持つ。

「お、お前は・・・・仕方ない!頼んだぞ真名」

シンは湖に向かっていった。

「さて、行くか古」

「オウ、アル!」

龍宮真名 古菲 参戦



「ネギ!俺と勝負しろ!」

小太郎は神社でのリベンジのみを考えてここにいる。千草の儀式も西洋魔術師への恨みも今はない。

「コタロー君、僕は木乃香さんを!」

しかし、そんなことよりも木乃香のことを優先したネギは小太郎の挑戦を断る。
しかし次の言葉は9歳のネギを動かすには十分だった。

「お前男やろ!戦ってから、俺に勝ってから此処を通れ!」

小太郎の軽い挑発。

「!!!!わかった、カモ君一分で終わらせるから待ってて。」

「アニキ!今はそれよりも!」

ネギはカモの制止を聞こうとしない。

「きゃあああ!」

その時、第三者の声、いや悲鳴が。

「夕絵さん!何で此処に!?」

声の主である夕映は少し上の崖でゴーレムに襲われかけていた。

ドガァン!

ゴーレムの拳が崖を吹き飛ばす。

「夕映さぁぁぁぁん!」

ネギは叫ぶ、しかし夕映の返事はない。

「ニンニン、リーダーは大丈夫でござるよ。」

夕映の返事は、

「楓さん!」

桜の木の上に、夕映を抱いた楓がいた。

「これで目も覚めたでござろう、大局を見誤ってはいけないでござるよネギ坊主、ここは拙者が請け負うでござる。」

長瀬楓 参戦


「さて、アデアット・・・これは弾倉?名前は七曜の弾丸。まあ使ってみよう、お丁度使える。」

真名の新しいアーティファクトは弾倉だった
丁度持っている銃に使えるので、銃に入れ、襲ってくる妖怪に打つ。

パン、ガン

「痛って~~、なんやこれ、壁かいな?」

妖怪は壁に防がれ、進めないらしい。

「これは・・・結界弾と言うことかな、じゃあ次」

真名は二発目を打つ。

ダァアアン!

「「ウギャアアア!」」

片手銃からあり得ない銃声がして、そこら一帯の妖怪を吹き飛ばした。

「・・・・炸裂弾かな、次は」

パン、今度は普通の音だ。

「・・・・・・散弾だね」

確かに幾つもの弾が何体もの妖怪の額を穿つ。しかし、弾道が物理的法則を無視していた、ある弾はあり得ないカーブを、ある弾は急停止し方向転換した。

「次は、四つ目か。」

パン

今度は一個の弾だし、至って普通・・・じゃなかった。

「おおおおお!力が漲ってくるでぇ~!」

弾が当たった妖怪がガンガンガンと結界を殴り始める。

「こ、これは回復弾のようだ・・・・・「ガンガンガン、ピシィ」次々!」

パン、ヒュン

「「え?」」

この声は、真名のであり、妖怪のでもある。

弾はあり得ないスピードで妖怪を貫通していった。

「スゴイスピードと、貫通弾だ。次は」

パン、ピピッ

弾丸は放った瞬間重力に逆らい上に行く。

「これは、上空からの映像?あの弾か!」

六つ目の弾は上空からの映像を撃ち手に見せるそうだ。

真名の横にB4くらいの映像モニターが出ている。

「これは便利だな。さて、大体分かった。七曜というのなら弾は七種類、それも曜日にちなんでいる。
月曜 月は守護の意味を持つ結界弾
火曜 火の持つ単純な破壊弾
水曜 様々な動きをする散弾
木曜 繁栄の回復弾
金曜 最高硬度の貫通弾
土曜 地形を知る索敵弾・・・と言うことは。」

パン!ピカァ、キィィィン

「ウルセエエエエ!」「目がああああぁぁぁ!!!」

「うわああ!」

「日曜 光と音のスタングレネードのようだな。しかし弾を使いきってしまったな。」

ガシャンと空の弾倉を取り出すと、弾倉がパクティオーカードに戻り、カードに数字が出てくる。

ピッピッと音を立て数字が増え、七で止まる。

「フム・・・・・なるほどそう言うことか、アデアット」

真名の手には再び満タンになった弾倉があった。

「一秒に一発か、ある程度のデメリットは覚悟しないといけない」

一秒に一発、確かに早撃ちの真名には長すぎる。

ガシャンと再び弾倉を入れる。

「だが今は火曜と金曜があればいいんだが。」

「一発目は結界弾や!離れていれば問題ないで!」

鬼も知識はあるようで、一発目が結界弾と学んでいた。

ダァアアン

「ギャアアアア、一発目は結界弾やないんかい!」

「一発目から炸裂弾?弾丸の種類も変えられるのか。それなら・・・」

銃を構え

「全て火曜だ!」

ダダダダァァアン!



「魔法の射手!光の一矢!」

ズバァッとネギの放った魔法の射手がゴーレムに直撃する。

「グアアアア!」

ゴーレムはよろめき少し腕が崩れるが、すぐに修復される。

「ダメだ!すぐ修復される!」

「アニキ!これを操ってるのはあの白髪の小僧だ!あっちを狙った方がいいぜ!」

幸いゴーレムはそれほど早くない、杖で行けば余裕だ。

「ウン!わかった!杖よ!」

杖に乗り、儀式場に向かう。



「ん!んーーっ!」

儀式場では、千草の儀式が完成しようとしていた。

「魔法の射手!風の一矢!」

儀式に付き添っていたフェイトに捕縛用の魔法の射手が巻き付く。

「此処までです!木乃香さんを返して下さい!」

「ヘッ!いくら実力者でもゼロ距離で捕縛魔法を打たれたら動けないぜ!」

カモが自信満々に叫び、ネギが王手をかける・・・・だが千草は余裕の笑みを崩さない。

「フフフ、残念やったなぁ。」

ドバァア!千草の背後の光の柱が太くなり、10メートル以上ある巨大な二つの顔を持つ鬼神が現れる。

「ガアアアアアアアアアアア!」

「飛騨の鬼神、リョウメンスクナノカミや!かつてサウザンドマスターに封印された鬼神が復活したで!!これで私の勝ちやぁ!」

千草は木乃香と共に宙に浮き、スクナの肩の辺りに昇る。

「ここまでだね、ネギスプリングフィールド」

フェイトも捕縛魔法ほ解いたようだ。

「グオオオオオオオ!」

ゴーレムも到着する。スクナと比べれば小さいが、その修復能力は侮れない。

逆王手、まさにそれだった。

「ネギ!」

「シンさん!」

しかしそこに救世主シンが湖をすべりながら到着する。

「ネギ!従者を召喚する!このメンツを二人では負けに等しい。」

スクナ、フェイト、ゴーレムを相手に嘗て救世主と呼ばれたシンと魔法学校を卒業したばかりのネギ。この二人だけで挑むのは、一個師団に大砲一つで挑むような者だ。

「はい!」

足下に魔法陣が現れ、刹那と明日菜が呼び出される。

「ちょ、ちょと!何よこの状況!」

「お嬢様!」

明日菜はこの状態に驚愕し、刹那は上空にいる木乃香を見る。

「シンさん、お嬢様は私が!」

「え!?でもあんな高さで」

確かに、スクナの肩と言うことは十メートルは軽く行く。

「大丈夫・・・・・です。」

「刹那」

シンが刹那に声をかける。

「シンさん」

刹那は大切な人を見て、名前を呼ぶ。

「信じろ」

「ハイ!」

バサァ!刹那の背から純白の羽根が開く

「ネギ先生、明日菜さん、これが私の正体です。」

刹那は二人を信じても、おびえが残る。

「カッコイイじゃない!何これふわふわー」

「か、カッコイイです刹那さん!」

しかし、そんな怯えは必要なかった。むしろ羨ましがるくらいだ。

「な、信じて良かっただろ、いいじゃないか、神父の従者が天使なんて。」

「天使///、シンさん!行ってきます」

「ああ」

刹那は羽ばたいていった。守る者のために。

「ネギ、明日菜、お前達はあのゴーレムを頼む、あのゴーレムは明日菜のアーティファクトでは破壊できない、せいぜい動きを止める程度だ、あのゴーレムの中心に核がある、それを破壊しろ!」

「「はい(分かったわ)」」

「俺は・・・・アイツに話がある。」


戦いは加速する。



どうも北中津です。
真名のアーティファクト、七曜の弾丸です。
性能は文中にありますが、他に弾丸が七つ以上リボルバーやバズーカ以外は手に持っている銃の弾倉に自動で変わります。
あと長くなってすいませんでした。切りどころに迷ってこういう状態になりました。


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