第十五話 図書館島
俺はいつも通り教会にいる。
「ハ、ハント神父~!」
いつも通りの時間に美空がやって来るが、どこか焦っている。
「どうした美空?」
「私のクラスメイトが何人か消えたんです。テスト前になって図書館に勉強しに行くと言って、その次の日からいないんです、先生達がいないと授業も進まないし、期末テストで2-Aがビリ脱出しないとネギ君が正式に先生になれないんです。」
教師の仕事放棄して何してるんだあいつは、恐らく図書館にいると思うが・・・・
図書館?あいつじゃないよな
俺は学園長室に言った。
「学園長、アルの居場所を教えろ。」
考えられる理由はこのぬらりひょんか、あの刹那的快楽主義者だ、面白そうの理由一つであいつ等を図書館島に閉じこめてもおかしくない。
「む、もう会っていたのかの?まあええじゃろ、エヴァとネギ君には秘密じゃぞ。」
俺はアルの場所が書かれた紙をもらって部屋を出るとき。
「そう言えば、家のシスターからネギのクラスの生徒がいなくなったと聞いたが・・」
「フォ!?な、何のことかの?」
こいつか・・・
まあいい、あいつも来いと言っていたしな。
現在図書館島最奥?
「この紙ホントに合ってるのか?なんで、学園の地下にこんなのがいる?」
「ギャアアァァァァ!!!」
ドラゴン・・・・こんなのは魔法世界ぐらいにしかいない・・・・まあ
「トカゲが、粋がるなよ・・・」
俺は影からアスカロンを取り出す。
「本当に理論通り作られているか、実験だ。」
俺はドラゴンに駆け寄り、切「そこまでです、シン」
「うおっ!!!」
アルが目の前に出てきた、転送じゃない、やはり幽霊か。
「この娘は、私が躾けてあるから問題ありませんよ。紙を見せてくれれば、」
俺が学園長のサインが書かれた紙を見せると。
「グルルゥ」
ドラゴンは服従のポーズを取る。どう躾けたんだ?
中に入ると、明るい空間に出た。中心にはテーブルとお茶がある。
「アル、何故お前俺来ると知っていた。」
「・・・・・・・・」
「オイ、アル」
「・・・・・・・・」
返事がない、ただのアルビレオのようだ。
「クウネル」
「はい!学園長から連絡がありまして、早速準備しました。」
パアァァと笑顔になり答えてきた、キモイ・・・
「それよりお前、ここの司書をやっているんだろう。ナギの息子とその生徒がここに来ていないか?」
「ええ、確認しています。」
テーブルの真ん中にある水晶にネギと生徒達が映る。コイツがネギか、外見はそっくりだが、妙におとなしいな?あいつの息子だし、なにか企んでるのか?
「何でも学園長が此処で勉強をさせるつもりらしく、罠にはめたそうです。あとネギ君はあれが素です。」
何してんだ、あのぬらりひょん。
そしてあの両親からどうやってこんな子供ができるんだ?生命の神秘だ。
「善意半分、戯れ半分だとか。」
お前と変わらん、何で実力者はみんな変人なんだ。コイツ、ラカン、詠春とか
「やっぱりな、で大丈夫なのか?」
「はい、安全には細心の注意を、それと貴方の狂信ぶりもなかなか変人ですよ。」
「お前達の変人のベクトルは最悪だ、俺は帰るぞ」
俺が出ていこうとすると
「おや、いいんですか?ナギの子供ですよ、しかも私の好みの歪み方です。」
歪みに好きも嫌いもあるのか?
「別に会わなくてもいいだろう、もし会うのならそれも神の意向として受け入れる。」
「フフ、相変わらずの狂信ぶりですね。」
俺は図書館を出た。
「エヴァ、学校はどうした?」
ついでにエヴァの家に行くと、エヴァはソファーでお茶を飲んでいた。
「ナギの息子が行方不明でな、自習になったからフケてきた。」
「お前のクラスだったのか、それより・・・何かするのか?」
「するよ、だがまだ力が戻らない。戻った時には、・・・・・ハハハハハ!ナギのあの忌々しき呪いを解くことが出きる!もちろんお前も手伝えよ、契約だからな!」
俺も手伝うのかよ。それより、吸血鬼笑いが板に付いてきたな。
「あんまり虐めるなよ」
「さあてな、私は悪い魔法使いだからな。」
悪役ぶっても、人形に囲まれてたら意味がない。
まあ、こいつも女子供は襲わないらしいから大丈夫だろう。
どうも北中津です。
今回は図書館島の話です。
今回は短めでした。次回は吸血鬼編に入ります。
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。