第九話 日本へ
ヘラスに居を構えてから、数年が経った。
今日も朝早く教会のポストを見ると。
「ん?詠春からか。・・・」
詠春から手紙が来ていた。
やあシン。何年ぶりかな。
実はおり言って頼みがある。
私の娘の木乃香のことなんだが、今はお義父さんのいる関東魔法協会の本部の麻帆良学園に通っている。
木乃香には何も知らずに生きていって欲しいと思ってな。
しかし、麻帆良学園には世界樹と呼ばれる神木があり、それをねらった侵入者が絶えないんだ。
何時木乃香にその矛先が向けられるか分からない。
一応護衛も付けている。木乃香の幼なじみで神鳴流を使う桜咲刹那という娘だ。ちなみに烏族とのハーフだ。
問題はその彼女で、一応鍛錬は欠かさずやってるんだが何時強敵が来るか分からない、だから彼女を鍛えて欲しい。
僕が行ければいいんだが、関西呪術協会の長のせいで動けない。
日本は宗教に関しては緩いから、十字教も広められるぞ。
旧世界にも出てこい。コレで頼む。
巫女の写真と、ザ巫女服の初回限定版が入っていた。
「行ってみるか。」
とりあえず写真とザ巫女服はケシズミにした。
俺はこのことをテオドラに伝えに行った。
「ダメじゃ!」
「なんで!?」
「お主は私の騎士じゃぞ、お主が私から離れたらどうする気じゃ!」
「大丈夫だ、俺のパクティオーカードにある処理をして、超遠距離転送も可能になった。いつでも俺を呼んでくれ、すぐに駆けつけるぞ我が姫の元に。」
そう言って、テオドラの頭を撫でる。
「//////わ、わかったのじゃ、その代わり今日一日は私と一緒にいろ。」
そして、一日テオドラと過ごして、翌日日本に向かった。
日本
俺は今、成田空港にいる。とりあえず詠春に挨拶に行くか。
深夜までそこら辺をウロウロし、大日本沿海與地全図を使って、京都に向かった。
「いらっしゃいませ、シンファナリスハント様。」
数百人の巫女さんが出迎えた、完全に詠春の趣味だな・・・
「やあ、よく来てくれたねシン、どうだいどうだいこの光景。」
「うざいどけ」
「全くノってくれないな・・・、まあ頼みを聞いてくれてすまないな」
「まあ、俺も布教活動もしたいと思っていたとこだ。それと向こうに連絡はしているのか?」
「ああ、こっちからしておいた。行くのは明日にして今日は泊まっていけ。」
「じゃあ、お言葉に甘えようかな。俺は夜まで京都観光でもしてくるよ。」
「そうか、部屋は準備しておくぞ。」
「頼む。」
そして俺は屋敷を出た。
「あ、あの!」
巫女さんの一人が俺を呼び止めた。忘れ物でもしたか?
「申し訳ありません、実は、握手・・・して欲しくて。」
「ああ、別にいいよ。」
おどおどしてかわい「変なことしたら、殺すのじゃ」いい子そうだな~
なぜか脳裏にテオドラが・・・
「あ、ありがとうございました。」
ぺこりと頭を下げて走り去った。
その後、京都観光をして、詠春の屋敷に泊まった。
どうも北中津です。
大日本沿海與地全図使える場所は、京都、長崎、その他色々です。これ以降はあまり使わないと思います。
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