第八話 終わりから始まりへ
俺は今、ある離島に来ている。なんでも大戦が終わったことの記念式典が行われる際、最大の功労者である紅き翼に出席して欲しいからだそうだ。あんなに反逆者扱いしたのに・・・あとこの戦いがきっかけで、紅き翼の映画も作られたらしい。主人公はもちろんナギだが、俺もかなり美化されて描かれていた。しかも一般人はこれを真に受けたらしく、ラカンや俺のファンクラブができた。俺のファンクラブ会長はテオドラらしい。
こういうの見ると平和って思うな、詠春」
「そうだな、シン。それよりコレ!ザ巫女服増刊号の応募者全員サービスのすめらぎちゃんポス「七閃!」なにするんだァァァァ!」
「話の腰を折るな、今日は・・・」
「ああ、俺たちも応援に行くか?」
「もちろん」
王都オスティア崩壊の救助活動だ。
オスティアが崩れていく。
「早く避難船に乗れ!遅れても知らんぞ!」
「子供、老人を優先してくれ。!」
俺たちのがんばりもあり、予想されていた被害を大きく下回った。しかし・・・
「なんで、アリカ様が戦争の首謀者なんですか!」
「落ち着くんだクルト」
「これが落ち着けられますか!?いいんですかナギさん!アリカ様が処刑されても!」
「・・・・・」
ナギは黙っている。
それからもうすぐ二年が経とうとしていた。その間は、いつも通り盗賊団を潰したり、布教活動にいそしんでいた。最近では半日に一回は、クルトが連絡を入れている。しかし、ナギは動こうとしない。
そして、アリカ様の処刑当日。
「・・・・・」
紅き翼のアジトでは、全員が口を閉じていた。しかし、しびれを切らしたクルトが、
「みなさん!何故行こうとしないんですか!?シンさん!貴方は仮にも神に仕える者でしょう。」
「確かに俺は神父だ、だがアリカ様はナギが来るのを待っている。俺たちだけで行っても、どこかにしこりが残る、それにナギはこんな事で大切な奴を捨てる奴じゃないさ。」
俺が言い終わるのと同時にドアが開いた。
「アリカを助けに行く、来てくれるか。」
「もちろん」「いいでしょう」「一つ貸しな」「ほらな」
そして俺達はアリカ様を助けに行った。この処刑自体が不明瞭だし、今や俺達は英雄だ。下手に公に出せないだろう。そして、向こうは向こうで、
「やっとくっついたか」
「そうですね、これで紅き翼も一時解散か?」
「せっかくの休暇だ、楽しもうぜ。」
と、思っていたが予想外の仕事が入った。
故郷から連絡があったらしい、詠春が真剣な顔をして土下座してきた。
「みんな、僕の故郷で神話級の鬼神が復活したんだ。このままでは僕の故郷が無くなる。頼む!!!・・・封印するのを手伝ってくれ。」
ナギとアリカ様が新婚生活を送っている時、詠春がそんなことを行ってきた。
「よし、アリカ!新婚旅行はまず日本だ!あそこは楽しいぜ!姫子ちゃんも行くよな」
「ナギが行きたいなら。・・・」
「神話級だと!俺も行くぞ!」
「私も興味がありますね」
「俺も大日本沿海與地全図の確認をしておきたいな。」
俺のいた日本との違いも確認しておきたい。
「ほ、本当にすまん。恩にきる。」
そして、紅き翼は日本へ向かった。
鬼神は強かったが、ナギとラカンにはかなわなかった。
神話級の鬼神もバグとチートには敵わなかった。
その後は、紅き翼は一時的に解散になった。
俺は大日本沿海與地全図を利用した、日本旅行を楽しんでいたら、ナギとあの有名な闇の福音がケンカ?をしていた。
「おお、シン!久しぶりだな、どうだこれ、闇の福音の正体だ、これじゃあロリババアだぞ。」
これがあの?ポルノにも引っかかるだろ。
「何がババアだ、うっぷ、その神父は誰だ、おい!笑うな!」
そしてナギは闇の福音をつれて、どっかいった、変なことしたらアリカ様に殺されるぞ。
その後、東北に行って日本旅行は終わった。禁書目録の小説はあったが、まだ三巻だった。
こんな愉快なことばかりなら良かったんだが、世界はそんな風にできていない・・・・
ガトウが死んだ。俺が弔った、アスナはタカミチが引き取るそうだ。
詠春は結婚したそうだ、どうせ巫女だろう。
ラカン、アルは行方不明だそうだ。
ん?俺か?俺は・・
「シン~~、政務がきついのじゃ~~~」
「それも仕事だろ、しっかりやれ。」
「そう言っても無理なのじゃ~~」
俺は日本旅行から帰ってきてからテオドラに拉致され、ヘラス帝国に住んでいる。教会を建て、そこで十字教を広めている。中央のメシアのネームバリューもあり、信者も何人かいる。
ナギが死んだと言ううわさが流れたが、そんな分けないだろう。なんてたってナギだ。
まあ、ヘラスに来てからは比較的平和に暮らしている。・・・・・今のところは
どうも北中津です。
今回でナギ世代は終わりです。
次回からネギ世代に入ります。そのために、今回に色々詰め込みすぎました。
アスナは原作を読んでも、長めのエピソードが少なかったので、原作通りです。
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