優しさの時間 〜最後のパーツが埋まるとき〜PDFで表示RDF


優しさの時間 〜最後のパーツが埋まるとき〜
僕は一度死んでしまった。死んでしまったけど、名医の手によって再び生き返ったんだ。病院での長い療養期間を経て、術後の回復も順調に進んでいた僕は、担当のお医者様に退院を告げられた。その話によれば、明日になると僕は僕としての記憶を失い、僕じゃない別人として第二の人生を歩み出すことになるそうだ。それを聞いたとき、僕は真っ先に彼女の悲しそうな笑顔を思い出してしまった。そうだ、僕はまだ彼女に謝っていない。このまま彼女のことを忘れるわけにはいかないんだ。だから僕は人生最後の日に、病院を抜け出すことにした。僕の人生の、最後のパーツを埋めるために。


第一章:片山涼太郎08/06/14
第二章:遠野七歩08/06/14
第三章:八神翼08/06/15(08/10/02改)
第四章:三崎磨莉08/06/15(08/10/02改)






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