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しるし2(詩集)

オレンジに翔ぶ

作者: さゆみ

風車が朝焼けに佇む

昇りゆく太陽

寒色と暖色のグラデーション

君は何層の空を見てきたのか


風と共に毎日の業務をこなす

鳥の声が鈴なりに降る

見渡せば花盛りだ

ミツバチと蝶が奏でる舞い


与えられることは恵みだ

微笑むことも恵みだ

悲しむことは 怒ることは

批判することは 軽蔑することは

歩けることは 自由だ


風車が夕暮れにすわる

太陽の残り香の水彩画

群れをなし巣へ向かう鳥

オレンジに浮かぶシルエット


君は誰に語りかけることなく

風と共に回っていた

もし君が鳥になりたいと

願うことが出来たなら

きっとオレンジに翔ぶだろう




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― 新着の感想 ―
[良い点] きっとオレンジに翔ぶだろう オレンジの巨鳥が一面の夕焼けの中を飛び立つ姿を想像しました。 [一言] 物言わぬ風車の風情。どっしりとした風車は働きながらいろんな風景を見ているのかも知れませ…
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