救出
私と工藤君は、突然侵入してきた男2人組に誘拐されてしまった。
そして今、私達は山小屋の一室に監禁されている。
私と工藤君は柱に縄でグルグル巻きに縛り付けられ、口にガムテープを貼られている状態だ。
コナン・哀「ん〜、ん〜・・・」
男達は、私達から奪った携帯電話で服部君と黒羽君に電話をかけようとしている。
私達は、相手がわかっているので少し安心していた。
服部邸
プルルル・・・プルルル・・・
平次「何やねん、こんな朝早うから・・・ん?なんや、工藤・・・コナン君からやないか。」
同時刻・・・
黒羽邸
プルルル・・・プルルル・・・
快斗「こんな朝早くから誰だよ・・・ん?哀ちゃんからだ!」
しかし、電話に出た平次と快斗は、2人がいつもと違うようすである事にすぐに気づいた。
平次「オマエ、コナン君とちゃうやろ?」
快斗「オマエ、哀ちゃんじゃないだろ?」
2人組は、開き直ったように話し始めた。
男A・男B「よくわかったな・・・」
平次「オマエ、本物のコナン君をどないした?」
快斗「オマエ、本物の哀ちゃんをどうした?」
男A「その少年ともう1人の少女なら、オレ達があずかっている・・・」
男B「その少女ともう1人の少年なら、オレ達があずかっている・・・」
その言葉に、平次と快斗は驚愕した。
平次「な、なんやて!?」
快斗「な、なんだって!?」
平次「オマエ、哀ちゃんも監禁しとるんか!?」
快斗「オマエ、コナン君も監禁してるのか!?」
男A・男B「ククク・・・そのとおり・・・2人を助けたいなら、身代金7000万用意しろ・・・」
平次「それで、2人にケガさせてないやろな?」
快斗「2人は無事か?」
男A「心配するな・・・ククク・・・」
男B「動けなくしてるだけだ・・・」
男A・男B「2時間後、米花山の山小屋に身代金を持ってこい。遅れるなよ。」
そう言うと、男達は電話を切った。
そして、私と工藤君が監禁されている部屋に来た。
男A「おとなしくしてるようだな・・・」
男B「ボウヤ達、これが何かわかるか?」
そう言うと、男達は上着から何かを取り出した。
コナン・哀「!!!(け、拳銃・・・!!!)」
私と工藤君は、怖くてふるえた。
男A・男B「アイツらが身代金を運んできたら、気絶させてここに閉じ込める。そして、仲良く射殺されるって計画だ・・・ククク・・・ハハハハハ!!!」
コナン・哀「ん〜、ん〜!!!(そ、そんなぁ……!!!)」
私達は、必死にもがいていた。
平次は、犯人からの電話のあと、どうしようか考えていた。
すると、平次の探偵団バッジが鳴った。
実は、平次と快斗は青年探偵団のメンバーであり、コナン、哀も仲間だった。
そして、少年探偵団とは別の探偵団バッジを阿笠博士から受け取っていたのである。
平次「快斗やな・・・おう、オレや。」
快斗「平次、今そこに誰もいないか?」
平次「ああ、誰もおらんで。」
快斗「わかった。それじゃあ・・・ワン・・・ツー・・・スリー!!!」
その瞬間、平次の目の前に快斗が現れた。
平次「おわぁ!!」
快斗「どう?オレの出現マジック!!」
平次「あ〜驚いた・・・」
快斗「さあ、早くコナン君と哀ちゃんを助けに行こう!!」
平次「ああ、そうやな!!」
男達は、私と工藤君の前に拳銃を突きつけていた。
とてもとても怖くて、私達はビクビクと体がふるえていた。
コナン・哀「ん〜ん、ん〜ん、ん〜ん〜・・・」
男A「そろそろ時間だな・・・」
男B「悪いが、死んでもらおう・・・」
ジャキ!!!
コナン・哀「ん〜、ん〜!!!」
私と工藤君が悲鳴をあげた、その時だった。
外から、声が聞こえてきたのは。
快斗「そこまでだ!!!」
平次「契約違反は、犯罪やで?」
男A・男B「だ、誰だ!!!」
快斗「黒羽快斗!!」
平次「服部平次!!」
快斗・平次「探偵だ!!!」
男A・男B「な、何!!?」
そこに立っていた服部君と黒羽君の姿を見て、私と工藤君はホッとした。
平次「あ、そうか。もうすでに未成年者略取誘拐の罪で現行犯逮捕やったなぁ!!」
快斗「誘拐は殺人に匹敵するもっとも卑劣な犯罪・・・ここで叩きのめしてやる!!」
そう言うと、服部君が突っ込んできた。
男達は慌てて拳銃を撃とうとしたが、黒羽君のトランプ銃の方が速く、拳銃をはじかれた。
その瞬間に、服部君が竹刀を振り上げた。
男A・男B「バ、バカな・・・」
平次「チェック・メイトや!!!」
ドォーン!!!
服部君の強烈な一撃で、男達は気絶した。
黒羽君が駆け寄り、男達に手錠をかけた。
快斗「ゲーム・オーバー・・・オマエらの負け!!!」
服部君が私達に駆け寄り、縄とガムテープをほどいてくれた。
平次「もう大丈夫やで、お2人さん!」
私と工藤君は思わず服部君に抱きつき、泣き出してしまった。
黒羽君もほほえんでいる。
平次「ほな・・・」
快斗「帰るか!」
コナン・哀「うん!」
その後、服部君の通報により、男2人組は未成年者略取誘拐、逮捕・監禁の罪で逮捕された。
この事件で私達は、たまには大人に甘えてみようという気持ちになった・・・。
イメージソング オープニング「I Can,t stop my love for you」(愛内里菜)
エンディング「無色」(上原あずみ)
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