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あ、「真琴に戻るんじゃないんだ」って思いました?
ひねくれものなんです。普通じゃ面白くないので、真琴〜聖、聖〜真琴な流れになってます。
読みづらさを感じたらすいません。でも大丈夫です。すぐに慣れます(おい)
ちなみに日付、戻ります。雅1の続きだと思っていただけたら読みやすいかもしれません。以後、こういった逆転はないように気をつけますので、どうぞご勘弁を。
聖2(5月15日、1)


  一

 我ながら少し強引だったかと反省したのはしばらく経ってからのことだった。
 僕は文字通り冷えた頭を乾かすため、近所のごく小さな公園に立ち寄り暇を潰した。
まだ頭はだいぶ濡れていたが、借りたハンカチでごしごし拭こうとは思えなかった。鞄を開けて、今日使ったばかりの体操服を引っ張り出す。若干汗臭いがやむを得ない。風呂上りのように頭を拭いて、そのまま丸めて再び鞄の中に戻す。そうして頭を左右に振る。こんな時男は便利だ。ドライヤーがない、と騒ぐ必要がない。
 腰掛けたベンチは、前後に体重移動をするたびにいちいち音を立てる。錆びた鉄製で、
触るとそのしつこいにおいが残る。僕は背もたれに体を預けて、おもむろに空を見上げた。
 視界の上半分を黒い木々が覆う。ざわ、ざわと、「不安」を聞くことの出来るように変え
たような音が鳴る。枝がしなっているのだ。街灯はここから遠い。だからその光が百パー
セントここまで届くことはない。
優しく頭上に瞬く星を見つめる。瞬くように見えるのは自身の瞬きによるものか、はた
また空中に存在する「塵」と呼ばれる異物によるものか分からない。しかしどちらにせよ明日もいい天気になるのだろう。雲がほとんどない。
 日が落ちるのを見計らって、空気中の水分が昼間より程よくその濃度を上げる。心地いい空気である。光が直線的に自身に届くのは、澄んだ空気の成せる業。僕はベンチの背もたれに両腕を掛けた。ゆるり、と流れる風に付けて、届けと願う。

 僕は、ここに、いるぞ。
 変わらず、君を、想って。

 目を閉じる。

 今度こそ、護る。

 親指を内側に、手のひらを強く握る。
 程なく訪れたくしゃみは、あまり空気を読めていなかった。




最近運動不足で、運動しなきゃって脳が分かってるんですよねきっと。
昨晩、ひたすら走る夢をみました。
ちょっと疲れましたが、気分爽快です。
えっ、作品の内容には一切関係ありません。


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