それが、俺の野望。
『願うのは、ただ一つ』『求めるのは、ただ一人』『それが、僕の夢』の続き。『それが、僕の夢』の兄の話
俺はアブルスト公爵家の長男として生まれた。生まれた時から、祖父母と両親と、そして叔父夫婦と暮らしていた。俺は叔父を見ていて昔から何処か引っかかりを覚えていた。
叔父であるルイス・アブルストは美形で、人に異様に好かれている人だった。その人の事、嫌いではなかった。だけど、見ていて違和感を感じていた。そしてその違和感を感じる度に頭が痛かった。
その違和感の正体がはっきりとわかったのは、二つ年下の弟が10歳の時である。
魔物の繁殖期であったその時、弟は外出した際に魔物に囲まれた。それを助けた冒険者の話を聞いてからだった。
その冒険者の一人は、『ディー』といった。その話を弟が夕食の場ですると一気に場の空気が変わった。祖父母や両親達がその人を罵声し、ルイス叔父さんは悲しそうに、泣きだしそうだった。
その後知った。
そのディーさんが、俺達の叔父だということを。そしてルイス叔父さんは俺達の叔父ではなく、父親の従兄だということも。
ルイス叔父さんを嫌ったからと、ディーク・アブルストはこの家から勘当されているらしい。ルイス叔父さんを嫌ったからと彼は此処まで家族に罵声されているらしい。
俺はそれを異常だと思った。
今まで気にしなかったけれども、俺や弟の我儘よりもルイス叔父さんの我儘が優先され、ルイス叔父さんを中心に世界が回っているのは明らかにおかしい。
そして、おかしいと感じたその時、俺の頭痛が最大限になった。
―――そして、俺は前世の記憶というものを思い出した。
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前世の俺は、本当馬鹿だった。どうかしていた。思い出して思うのはそれだった。いや、そもそも前世でも俺は『今のルイス叔父さんが優先される異常』ような状態に遭遇していた。
そう、そして俺は異常さに気付かずに、大切だった幼なじみの女の子を殺してしまった。自分の手で下したわけではない。だけど俺は幼なじみの女の子を、大切だった女の子と認識出来ずに追い詰めてしまった。
前世の俺には幼なじみがいた。
如月由菜、陽菜の双子と、神崎千歳という三人の女の子である。
前世で俺は小学生に上がる前に由菜と千歳と仲良くなった。互いの家にもしょっちゅう遊びにいっていて、由菜と千歳は俺の両親にとっても娘のようなものだった。ただ由菜は自分の家に俺たちを連れていかなかった。
由菜は、妹が苦手だといっていた。自分のものはいつも妹にとられてしまうと俺と千歳の前で泣いていた時もあった。
母さんは由菜が可哀相だと由菜のことを本当の娘のように可愛がっていた。
由菜と俺と千歳は、いつも公園か、俺か千歳の家で遊んでいた。
小学生に上がる少し前、由菜はいってた。
俺と千歳が妹にとられそうで怖いとそんな風に。小学校は由菜の妹も居るみたいで、不安がってた。
俺たちは当時、それに対して「馬鹿だな、由菜は」って、「由菜の方が大事に決まってるじゃん」と笑ったのだ。そう、俺と千歳にとって由菜が大切だったはずだったんだ。
なのに、中学生になる頃には俺は陽菜が一番大事で、陽菜が一番好きになっていた。
千歳にとってもそうだ。幼い頃から俺達が守ってきた、仲良くしていた陽菜が大切だって。
母さんにとってもそうだ。幼い頃から娘のように可愛がっていた陽菜が大切だって。昔から陽菜を悲しませていた由菜よりも陽菜が大事って。
俺にとってもそうだ。後から出会った由菜よりも、昔から不安がって守ってあげなきゃいけない陽菜が大切だって。
俺の心を読める人間がいたら「はぁ?」とこの時点でなることだろう。俺も現在前世を思い出してそんな状況だ。
とにかく俺たちは陽菜が大切で、守らなきゃって、そう思って。
だから高校生に上がって由菜が陽菜に対して罵声を浴びさせた時、俺達は全員陽菜を守った。陽菜の味方をした。
思えばあの時、由菜はなんていっていたか。
「私は笑いたくないのに、何で笑えっていうの」「いい加減にしてよ」「私は陽菜なんか嫌い」「私のものとらないでよ」「あんたのせいで私は――」ってずっとそんな本音をいっていた。
俺達は当時そんな言葉に何も思わなかった。
陽菜が泣いた。それだけが俺達の全てだった。陽菜を泣かせた由菜が許せない。只、それだけだった。
陽菜はショックで部屋にこもった。俺たちは謝れと由菜につめよった。由菜は泣きそうな顔していた。でもそれより陽菜がひきこもったことが重要で。
結果として由菜は謝らずに、屋上から飛び降りて自殺した。
由菜は自分が悪いのにそれを認めず、謝ればいいのに謝らず、周りがせめたてると勝手に自殺した。
遺書なんてものはなかった。
陽菜は悲しんだ。
あれだけ理不尽に責められたのに、心配出来る陽菜は優しいと思った。
由菜が死んだ事を、周りの誰も悲しんでいなかった。その異常さにその時の俺は気付いていなかった。
違和感を覚えたのは、由菜の葬式の日。何で出なきゃいけないんだといいながら陽菜が出てというから出た由菜の葬式――、きっかけはそこにやってきた由菜と陽菜の祖母であった。
確か由菜と陽菜のお母さんが「陽菜を嫌って苛めるの」なんていって此処八年ほどあっていないという父方の祖母のはずだ。彼女は「…由菜」とその名を呼んで泣いていた。
陽菜のお母さんは「何しにきたんですか」と怒っていたけれど「由菜の葬式にきまっているでしょう!」と、「どうしてあの子が自殺することになったの」などといってそれから言い争いが続いた。由菜と陽菜のお母さんから聞いた「由菜の自殺の事情」にその人は泣いていた。
「ごめんね、由菜」「ごめん」とずっと泣いていた。
祖母と母が口喧嘩をするなんてと悲しそうに泣いている陽菜を無視して、彼女は由菜の写真の前でずっと泣いていた。
泣いている陽菜にどうして「大丈夫」とこの人は声をかけないんだ。なんて意地悪なんだとその当時は憤慨していた記憶がある。
だから俺は「何で陽菜が泣いているのに」って後から突っかかった。そしたらその人は「福田隼人君?」と俺にといかけた。俺が頷けば、その人は悲しそうに言った。
「やっぱり、駄目だったんね、由菜。ごめんよ、由菜。私が――」と悲しそうに口にした。俺が「何がだ」と聞けば、「由菜が可哀相でね、大切だった幼なじみもやっぱり陽菜にとられてしまったんだね…」と。
「俺の一番大切な幼なじみは陽菜だ。大体由菜は昔から陽菜のものとっていたんだろ。だから罰があたったんだろ」
そうだ。俺の大切な幼なじみは、「とられちゃう」って不安がってた。
「………いや、違うよ。『由菜が陽菜にとられ続けてたんだよ』」
悲しそうに笑った。
「違う。それは由菜がいった嘘だ。だって昔、陽菜は由菜にとられちゃうって泣いてたんだ」
「………それはいつのことだい?」
「小学校に入る前だよ。そういって陽菜は泣いてたんだよ、だから俺は――」
「それは由菜だろう? 言ったのは由菜だろう? だってあんたは『陽菜と小学生に上がってからであった』だろう?」
目を見開いたかと思えば、その人は痛々しいものを見る目でこちらを見た。
俺はその言葉に頭が真っ白になった。
え、この人は何をいっているんだと。俺が陽菜と由菜を間違えるはずないじゃないかと。俺が大切なのはずっと『陽菜』で―――…。
そう思ったけど俺は何も言えなかった。
そしてそんな俺に「よく考えるんだよ」そういって、その人は去っていった。
その日から俺の中で違和感が大きくなった。
俺がその違和感が何かわかったのは、由菜の部屋の遺品整理を陽菜に頼まれて一緒に行っていた時だった。
「…これは」
由菜の部屋に、俺が小学生に上がる前に『陽菜にあげたはずの』ものがあった。誕生日プレゼントだっていって、千歳と共に買いにいったもの。何でこれが由菜の部屋にあるんだ?
「陽菜、何でこれが由菜の部屋に?」
「え、それは由菜ちゃんのだよ?」
「え」
俺の頭は真っ白になった。
俺が由菜にこれを上げた? 陽菜にではなく?
頭が真っ白になってわけがわからなくなった。
そしてそのあげたプレゼントであるクマのぬいぐるみ。それと一緒においてあったカード、それを見て俺は倒れた。
そこには『たんじょうびおめでとう、ゆな。はやと ちとせ』と平仮名で書かれていた。
そして俺はその時、はじめて『大切だった幼なじみが由菜だった事』を思い出した。
「あああぁあああああああああああああああああああああああああああ」
目が覚めた俺は叫んだ。
守ったと思った大切だった女の子、だけど俺自身が、いや、俺と千歳が、余計に由菜を追い詰めてしまった。
俺と千歳はずっと由菜の味方だよっていったのに。
そもそも俺達はどうしてそろいもそろって由菜と陽菜をごっちゃにしていた? 大切だった記憶をどうして全て陽菜に置き換えてた?
明らかにこの現象は『異常』だった。
何かわけのわからない力が作用していたような、悪い夢でも見て居たような、そんな気分。
思い返せば小学生に上がってしばらくは昔のままだった。だけど『由菜を悲しませていても、由菜の妹だから』と陽菜と少なからず交流を持っているうちに、何故か俺は陽菜を優先するようになった。多分、小学生中学年ぐらいからだ。徐々に、由菜の記憶が陽菜として書きかえられていったような、そんな感じで俺は何故か―――。
悪い夢、だったらよかった。でも現実だ。
由菜が自殺したのは現実だ。
そして由菜を追い詰めたのが俺たちだってことも現実だ。
俺はその日から数日、絶望に外に出られなかった。
両親や千歳、陽菜や友人達が心配してやってきた。今は陽菜の顔見たくなかった。
俺はひきこもった時、千歳とだけあった。
そして千歳にといかけた。
「俺達が小学生に上がる前に遊んでいたのは、由菜だよな?」とそうすれば「何をいってるの、陽菜だよ」と予想どうりの言葉が返ってきて絶望した。
だから俺はいつ会ったかとか、誕生日プレゼントについてとか沢山千歳にいった。
千歳も途中から違和感を感じたんだろう。
そして俺と同じように頭痛がしたんだろう。途中で倒れた。
俺は倒れた千歳をベッドに寝かせた。
目を覚ました千歳は、その顔を青くさせていた。今にも倒れそうなほど。
「……は、隼人。私たちは」
俺と同じで思い出したんだと思う。自分たちが大切に思っていたのが『陽菜』ではなく『由菜』だったこと。
「由菜、由菜を、由菜を…うわぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
理解出来ない、いや、理解したくなかったんだと思う。俺だって理解したくない。
気付いた俺たちは絶望した。
それから俺たちは陽菜を見ても何も思わなくなった。寧ろ鬱陶しく思った。思い起こせば、由菜が陽菜にキレるのも当たり前だった。全部陽菜がとっていっていたから。
陽菜の行動も目に余った。
何で俺らはあんな異常を普通と思い、陽菜を愛しく思っていたのか、わからない。
俺たちは、その後きっかけをくれた由菜の祖母の所にいった。
俺達の顔を見て「気付いたんだね」といった彼女は教えてくれた。
昔、由菜と陽菜が祖母の家に遊びにきた時もなぜか陽菜ばかりが構われたという。由菜の祖母は冷静な性格で、由菜が可哀相だと由菜を構った。由菜を可愛がろうとしているのに何故か『陽菜』の方向にいこうとしてしまったり、由菜を見よう由菜を見ようと思わないと視線が陽菜の方にいってしまうといった謎の現象に襲われたのだという。
由菜が『陽菜にとられちゃう』と泣いてた時、陽菜にむかって「由菜のものとらないであげて」と彼女はいったらしい。が、いった結果「陽菜を苛める」と認識され、それから絶縁状態になったらしい。
ただ由菜と陽菜から毎年ハガキだけは届いていて安心していた。ちゃんと元気でやってるんだって。……途中から陽菜からの「元気だよ」っていうハガキしかなかったことに気付けなかったらしい。俺達同様に。
陽菜が「大丈夫だよ」といったハガキが『由菜から送られてきたハガキ』と置きかえられてらしく。
それでいて由菜が自殺した知らせを聞いた時、思い起こしてハガキをみれば数年前から由菜からのハガキはなかったという。そして気付いて俺達同様「どうして由菜を助けられなかったのか」と絶望いている。
「……あの、あれは何ですか。由菜の記憶が陽菜として置きかえられるって」
「わからないさ。只私とあんた達の話を統合すると由菜と仲良くしていても陽菜と関わると由菜よりも陽菜を大事になってしまうようだね。昔の大切だった記憶も全部陽菜として置きかえられて」
言葉にされると余計俺と千歳を襲ったのは恐ろしさだった。
大切だった。大好きだった。なのに由菜を俺たちは殺してしまった。追い詰めてしまった。
その現象が由菜にだけ作用していなかったことに気付くのはそれからしばらくたった頃だ。
俺たちはその頃、陽菜から離れていた。由菜を殺してしまった原因だったから。だけどそれを周りには言えなかった。だって周りはおそらく、気付く前の俺と千歳と同じ状況になっている。そこで陽菜を責めれば周りが全て俺達の敵になる。
ああ、由菜は全部敵にまわってだから、泣いて自殺して。
胸が痛くて、自分の馬鹿さに、愚かさに呆れた。
その時に、陽菜の一番の友達が「最近おかしい」って俺たちに相談してきた。
「なんだか自分より陽菜優先になってる」「皆陽菜ばかり優先して、私はいらない子みたい」と。
それを聞いて由菜と陽菜の状況を思い出した。しかもこの現象、由菜が死んでから彼女の周りで起こりはじめたらしい。
……どうやら陽菜の起こすハタ迷惑な現象は一人の対象を定めて、近い人に永遠と繰り返されるみたいだった。
由菜がしんだから、別の人がその餌食になっているように俺達には見えた。
その現象が恐ろしかったけれど、俺たちは由菜を救えなかった罪滅ぼしとしてその子の味方でようと思った。
――由菜、由菜は帰ってこないのはわかってるけれども、何かしたかった。
結局その子のその現象は高校を卒業して陽菜と離れたら収まったらしい。…風の噂ではまた新たな現象の被害者が現れているっぽいけれども。
もっともそれでも俺たちは県外の大学にいったし、どうすることも出来なかったけれども。
その後、陽菜が殺された。
陽菜が一番の友達と思ってた女の子に。
陽菜が全てを奪うからとその子はいってたらしい。多分、現象の被害者で我慢できずに殺したんだと思った。
多分、あれは対象者が陽菜を好きで、陽菜に全てをかけているならばこんな状況にはならないんだと思う。奪われ続けてもそれでも陽菜が居るならばいいという人物なら――。
由菜も、後の二人も、我慢できない人間だった。だからこうなった。
俺たちはそれから何事もないように生きた。由菜のことを時折思い出して泣きながら。
それから十七年後、俺と千歳は共に出かけた時に事故にあい死んだ。
――そしてその後、俺たちは『神』を名乗る胡散臭い爺さんにあった。
それはいった。哀れだから転生させてやると。
それはいった。一つの能力をやろうと。だから今度は同じ事を起こさないようにと。
そして俺たちは転生した。
……てか、記憶引きつぎしてくれるっていってたはずなのに、何で俺は思い出す形になってるのか。あの『神』の爺さん、失敗したのか。
で、もらった能力を思い出したわけだ。それは『ステータスを見ることが出来る』という能力だ。
何で同じ目にあわないためにこれをくれたのか正直わからなかったけれど、ルイス叔父さんのステータスをみたらわかった。
……ルイス叔父さんが陽菜の転生体だともその時気付いたし、前世でも今もどうしてこういう状況になっているかステータスをみたらすぐにわかった。ルイス叔父さんは恐ろしい能力を持ち合わせていた。
【魅了】
あらゆるものを魅了する能力。同種族に効きやすい。
【浸食】
自身と似た存在を浸食し、その場所を奪う能力。
何でこんな恐ろしい能力を持ち合わせてるんだと頭が痛くなった。というか、あれか。前世で俺や千歳が由菜と陽菜を混同していたのは、この【浸食】の能力か。
そして備考欄を見て益々恐ろしくなった。
【神の寵愛者】
神に寵愛されている者。遥か昔に神を救った少年の魂の転生体。そのため、幸せになるための能力を神より授けられている。
………ハタ迷惑な能力は何処かの神様からの加護らしい。他人の迷惑なんて知ったことじゃない、自分だけが幸せであればいいという加護にげんなりした。
とりあえず前世を思い出しステータスを見た俺と、ディーク・アブルストに助けられ目の冷めた弟はルイス叔父さんに違和感しかわかなくなった。
【魅了】と【浸食】の能力があろうとも違和感を感じていれば結構これきかないらしい。ただ違和感を感じるのが難しい。
一度気付けば魔法は解けるという感じ。
……ルイス叔父さんの奥さんのアルノさんは、ディーク・アブルストと仲が良かったらしい。もしかしたら前世の俺と同じでディーク・アブルストをルイス叔父さんとして置き換えてるかもしれない。気付かせる事は出来るけれども、それをする事は躊躇った。とりあえず保留だ。
あと気になるのが、陽菜が此処に転生しているってことは(前世の記憶はないっぽい)、由菜も転生してたりするんじゃないか。というか、状況からしてディーク・アブルストが由菜じゃないかと気になっている。
一回接触したい。確かめて、謝りたい。
弟は冒険者を目指すと言いだしたし。俺はそれに賛成だけど、祖父母や両親やルイス叔父夫婦は反対しそう。大体あいつらディーク・アブルストと関わるな的な事いっているし。
正直邪魔だ。
俺は何れ長男だし、公爵家を継ぐ。
その際に彼らは邪魔だ。大体ルイス叔父さんの意見を貫き通そうと俺が決めた事を妨害してきそうだ。
だからとりあえず俺の野望は、こいつらを合法的に追い出すか、口出しされないようにすることだ。
それに千歳も探さなきゃいけない。
多分何処かに居るはずだから。
さて、これから忙しくなる。
さっさと千歳と再会して、野望を叶えるために行動しなければ。
―――それが、俺の野望。
(記憶を思い出した俺は、奴らを追い出すか口出し出来ないようにすることを決めた。だって俺が当主になった時にいつまでも出しゃばってこられたら困るのだ。それに弟には夢をかなえてもらいたいし、ディーク・アブルストとも接触したい。そのために奴らは邪魔だ)
というわけで、考えてたら思いついてこんな感じになりました。
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