風俗4
それからどれ位の時間が経過したのだろう。気がつくと終了時間のタイマーが鳴り出した。
ピピピピッピピピピッピピピピッ
「ごめんねもう時間になっちゃった。イカなかったね」
「いいよ。気持ち良かったから」
「じゃあシャワー浴びよっ」
「うん」
シャワーを浴び俺の股間についたローションを彼女は綺麗に流し、また消毒剤を俺に渡した。
「何かこの作業って事務的というか悲しいよなぁ」
「え〜そんな風に思うんだ。私はもう慣れてるからそんなのわかんない・・・」
「でもそうやって思えることは新鮮だしいい事だと思うよ。新鮮な気持ちってやっぱり大事だもんね」
シャワーを浴び終わり俺達は着替えた。
彼女は何の恥じらいも無く大胆に着替えていた。どちらかと言うと俺の方がタオルで股間を隠しながら着替えていて男と女が逆転しているようだ。
「ねぇ番号交換しよっ」リナは俺へ言った。
「えっいいの?」
「いいよ。連絡してもいい?」
「ぜんぜんしてよ」
「赤外線できる?」彼女は携帯を差し出した。
「多分大丈夫だと思う」
赤外線受信をしている時に一瞬画面の待受写真が見えた。画面にはリナとホストの様な格好をした男が写っていた。風俗嬢はホストに貢いでいる娘が多いと聞くがリナもそうなのだろうか?もしそうだとすれば本当にもったいない。彼女なら男にわざわざ貢がなくてもいい彼氏きっとできるのに・・・。
そんな事を考えている間に受信と送信が完了した。
「メール送るね。」
「ほんとに?」
「大丈夫、絶対送るから」
「うん」
「そろそろ行かなきゃ」
「うん、行こうか」
部屋を出てエレベーター降りるとエレベーター前には俺と同じ様な客が数人エレベーター待ちをしていた。彼らは俺とリナをじっと見つめている。
「みんな俺みたいな寂しい男なんだなぁ」
ホテルの出口まで来るとリナは別れの挨拶を俺に言った。
「じゃあまたね、メール入れるね。今日はありがとう」
「うん、またね」
リナは笑顔で俺とは正反対の方向へ歩いて行った。
「可愛い子だったなぁ」
俺は原付で家に帰る途中、近くのレンタルビデオ店に寄りアダルトコーナーに入ってみた。
すると彼女の名前の札が出ていた。一条麻美
そこには5・6本の一条麻美のアダルトDVDが並んであり、裏側を見るとリナが色々な格好をして色々な体位でSEXをしている写真が写っていた。
「本当にAV女優なんだなぁ」
俺はその中の貸出していないDVDを3本手に取り借りる事にした。
家に着き時計を見るともう深夜2時だった。明日も6時半起きだ、もう寝よう。
ベットに横になり、携帯に充電器を差し込もうとした所、メールの受信がある事に気付いた。
リナからだ。
「今日は本当にありがとう。恋人感覚で凄く楽しかった。また、イチャイチャしようね」
俺はすぐに返信をした。
「俺の方こそありがとう。久々に楽しかった。またね おやすみぃzzz」
朝になり携帯を見るとリナからのメールを1件受信していた。
「私はまだ仕事だけど頑張ります。オヤスミ、チュッ」
「恋人みたいだな。風俗もたまにはいいものだ。よし今日も一日頑張ろう」
俺は、仕事着に着替え会社へ向かった。
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。