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  HOSPITAL 作者:小上晴
過去Ⅱ
1998年 秋


俺は学校に向かう為単車で厚木街道を走っていた。



紅葉が綺麗だなぁと思いながら走っていると涙が出た。



特別2人の事を考えていた訳ではないが不思議と涙が止まらなかった。きっとその時ちょっとしたキッカケで彼らの死を理解したんだと思う。



近くの公園に単車を停め、ベンチに仰向けになりながら空を見ていた。



俺はこの上ない恐怖や絶望感に浸っていた。
「死んじゃうとホントなんも残んないんだな」


「あの時もっとこうすればよかったんじゃないか?」


「俺、男に産まれて何で女一人幸せにできないんだろう?」
「俺の存在って何なんだろう?」
「アイツ等が絶望感に浸ってるのに俺何も言えなかったじゃん」
「何で俺、一瞬微妙に諦めてたんだろう」


かおりの最後の言葉を思い出した。
「よっちゃん助けて、死にたくない」



過去に戻りたい・・・



医者になりたい・・・



もうすぐ49日だなぁ。んだよぉやっぱなんもいい事ないじゃん










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