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  HOSPITAL 作者:小上晴
風俗
2004年5月

従兄弟の健一が文京区にある俺のアパートに遊びに来ていた。健一は東京のIT企業に就職して2年になるが仕事に没頭し過ぎて恋人もいなければこの2年殆ど仕事以外のプライベートの時間を洗濯とゲームとインターネットと寝る事だけで過ごしていた。久しぶりにあった俺は少しやつれている健一を見て心配になった。

俺のアパートに来ても「インターネット」をやりたいと言い出す始末だ。大体の事をインターネットで済ませてしまう健一が不安に思えて仕方がなかった。


「健ちゃんさっ、どこか飲みにでも行こうか?」俺は言った。


「いや、いいよ」健一はインターネットのエロサイトを見ながら俺へ言った。


「飲むんだったらさ、酒買ってきてここで飲もうよ!俺うるさい居酒屋とかは好きじゃないし」続けて健一は言った。


「じゃあここで飲もうか」

結局、出不精の健一に合わせて家で飲む事になった。

近くのコンビニで酒を買ってきて俺たちは酒を飲み出したが相変わらず健一は何も喋らずエロサイトを見続けている。

「ヨッちゃん見て可愛いよこの子、あ、この子もいいねぇ」

「見せて」俺は画面を見た。
そこにはモザイク無しのグロテスクな写真が沢山貼り出されていた。
移っている女は皆十代の女の子ばかりで「よくこんな事をするものだ」と興奮しながら俺はその写真を見ていた。


「健ちゃんさっ 風俗でも行く?、結構可愛い子が沢山いるからこんな画像ばかりじゃなくて生身の相手を見た方が何倍も楽しいよ」


「俺行ったことないからな」


「俺が一緒に行くから大丈夫だよ インターネットで探して行ってみようぜ、ネットで健ちゃんの好きな女を探してみなよ」

そういうと健一は馴れた手付きでキーボードを叩いた

この頃は夜のキャバクラや風俗店が全盛期の頃で新宿や池袋などに行けば腐る程店があった。自分の好みの店など探すなんて簡単にできる。但し風俗店等では顔出しNGの女が多かったり、実際に顔を出していても写真とは全然似ても似つかない女が出て来る事も少なくない。

健一は2時間かけて好みの女を見つけ出したようだ。

「ねぇ観てこの女の子めちゃめちゃ俺タイプだよ。」健一は言った。

俺はテレビに夢中でもう風俗に行く事などどうでもよくなっていたが健一が余りにもはしゃいでいた為、パソコンを見る事にした。


画面に写っている女は本当に美人だった。痩せ型で胸は少し小さいがプレイボーイの表紙に出てきそうなエロさと色気を出していた。俺と健一は従兄弟という事もあって本当に趣味が似ている様だ。

「ちょっと怖そうだけどいいなこの女、よしこの店にしよう」俺は値段を確認する様に健一に話した。

システム

60分   25000円
75分   31000円
90分   37000円
指名料  2000円
入会金  2000円
ホテル代 別途


ヘルスにしては少し高い、ただ容姿を厳選された女が多い様で全体的にレベルが高い。だが健一が選んだ女は更に特別料金が加算される上に90分以上でないと予約ができないとの事だった。

たまにしか行く事はないし、ここまでプライベートが何もない健一が望む店だ。

俺はインターネットに書かれている店の番号へ電話をした。











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