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Only Sense Online  作者: アロハ座長
第2部【夏のキャンプと幼獣の森】
61/359

Sense61

「ウォール・ブレイカー!」

「バックスタブ!」


 トウトビがヒマツブ・シザースの死角より短剣を突き立て、ヒノが、大槌を振りまわして、鋏を潰しにかかる。

 二人掛かりで一匹のユニークを相手にする中、ミュウはたったひとりでスイーツ・ツリーの相手をしていた。

 

「ほらほら! そんな遅い攻撃当たらないよ!」


 呪いの歌を歌う人面樹の呪いを高い魔法防御力で抵抗レシストし、触腕を変化させた木の槍は尽くミュウに避けられる。

 ユニークMOBもどれも強さが同レベルという訳ではない。

 掲示板での論議では、テント・ムシやスパイス・スパイダーは、初心者パーティーでも狩れる強さらしい。だが、ユニークMOBに対面したプレイヤーたちの感覚では、他がそれなりに強いとのこと。

 確認されている中でも一番強いとされているMOBがキャンピング・ゴブリン。次いで強いのがこのスイーツ・ツリー。

 その特徴は、動かない本体に対して、腕による早い攻撃。だがーー


「あんまり、遅いとこっちから行くよ!」

「いや、あれで遅いってどんだけだよ」


 手の枝を増殖させ、激しさを増す木の槍の攻撃は、俺だって避ける事に集中しなければ、すぐに串刺しになりそうな程だ。

 それを紙一重で常に避け続け、じりじりと距離を詰めていく。片手に構えた剣は、最短距離を邪魔する枝を伐採するために軽く振られるだけ。

 この攻防戦は、両者の全てを出しきっているように思える。しかし、スイーツ・ツリーの隠し玉はまだある。

 先ほど吹き飛ばされて、地面と根が離れたが、今はしっかりと根を張って不動のままだ。


「フィフス・スラッ――」

「避けろ。ミュウ!」


 アーツの射程範囲内に入り、モーションの動作に入り始めたミュウ。俺は、スイーツ・ツリーの変化を感じ取り、声を掛ける。

 行動をキャンセルし、咄嗟にバックステップで距離を取るミュウ。ミュウの居た場所には、地面より突き出す竹槍。

 スイーツ・ツリー討伐の困難さの理由は、予測困難な地面より突き上がる竹槍バンブーランス

 その頻度は多くはないし、範囲も奴を中心に十メートル前後。しかし、接近戦を旨とする前衛職だけでは、相性が悪い。

 魔法職だけでは、守りは薄く、前衛職だけではその一撃が大きなダメージとなる。

 基本的な攻略法は、盾持って耐えて、後衛の魔法でダメージを蓄積させて倒す。と言う方法だろう。


「良いね! そうでなくっちゃ!」

「ああ、妹が戦闘狂になってるし……」


 危なかった一撃を避けて、悪態でも悔しさでもない。子どものような大口を開けた笑みを浮かべ、嬉々として片手剣を構え直す。

 一瞬、腰を落としたと思った時には、身体のバネを利用して一気に距離を詰める。襲いかかる木の槍を速さだけで避け、身体を捻り、紙一重でかわしていく。

 さきほどと同じような動作だが、速度が段違いだ。あんなことを出来るだけのプレイヤースキルの高さに俺は、恐怖する。

 再び、スイーツ・ツリーの攻撃範囲に入った。地面から不自然な盛り上がりを見せる中、ミュウは止まらずに突き進む。

 地雷のように踏み込んだ瞬間に飛び出す槍は、死角から突き出される。これは、避けられないと思った。


「甘い! 二度同じ手は喰らわないよ!」


 急停止し、走り抜ける勢いを右足を基軸にそのまま回転。回る勢いのまま、飛び出した竹槍を剣で撥ね、再び走り出す。

 まさに、人間業じゃない。映画のスタントの世界だ。


「今度こそ――フィフス・スラッシュ!」


 アーツの青白い光が残る片手剣の切り口がスイーツ・ツリーの身体に浮かび上がる。

 一撃毎に大幅に減るHPだが、それでも削れるのは三割程度。最初の吹き飛ばしで一割を既に失っているために、残り六割。

 先ほどと同じことをあと二回繰り返せば勝てる。ここは再び距離をとるヒット・アンド・ウェイでリスクを抑えることを考えれば良いだろう。

 だが、そこは妹様クオリティー。俺の予測の遥か上を行く。


「ぬるい! ぬるいよ! このイベント最大の敵は、木様ではなかったか!」


 ニュアンス的に、『貴』様と『木』様を掛けたのか、スイーツ・ツリーだけに。

 って、驚くことはそれではなく、一度腰を落としたミュウは、まるでアーツのモーションのような行動をとる。


「チェスト!」


 明らかに技名ではないが、その攻撃は、怒濤の五連撃。先ほど行ったフィフス・スラッシュという片手剣アーツと全く同じ動作をなぞるだけ。

 速度も精度もアーツほどよくはなく、アーツ特有の発光もない。ダメージだって大きく削り切れるほど補正も掛かっていない。

 それでも動作だけは、全く同じにしている。


「てやぁぁぁっ!」


 速度任せの連続攻撃が続く。いくら相手の竹槍にインターバルがあるからと言って接近戦で挑むのは無謀だ、と思われる。

 木の触腕が迫り、覆いかぶさるように延ばされる枝の攻撃をあえて無視して切りつける。

 ダメージは多くはないが、目に見えての減少はある。時折、ヒールで回復を続ける。


「これで、終わりだよ。――フィフス・スラッシュっ!」


 今度こそ、正真正銘のアーツ。二撃目を受けて撃沈した相手に更に三発叩きこむオーバー・キルっぷりにミュウと当たったスイーツ・ツリーに同情の念が浮かぶ。

 先ほどのアーツもどきの攻撃といい、ユニークMOB相手に接近戦で一人で挑む度胸といい。

 ミュウは、やはり異常で世間一般ではチートと呼ぶにふさわしいだろう。

 俺は絶対に無理、一人で倒すにしても、地面からの竹槍の攻撃範囲外から弓でちまちまと時間を掛ける。


「……あーあー、そう警戒するな。あいつらは敵じゃないよ」


 警戒を強めるリゥイに言うが、ステルスを解かずに、たてがみを逆立てて警戒の色を強める。


「おー、凄いね。ミュウの相変わらずの規格外さに僕は驚きだよ。でも、予想以上にダメージ喰らったよね」

「うん? 鎧のレベルを上げるためにわざと喰らっていただけだよ」


 って、あの攻撃を耐えてたのは、レベル上げかよ。相変わらず、リスク度外視の効率重視だ。


「……無茶して。あなたがリタイアしたら困るのは私達なんですから」

「あはははっ、ごめんね。でもお宝だよ」


 俺からは見えないが、三人には先ほどのユニークMOBの宝箱が見えるのだろうか。動作では、宝箱を開けているようだ。そしてじっと観察していると、亜空間からでも取り出したかのようにニュッと出てくる泡立て器やボール、カップ、クッキーの型抜きなどなど……


「よっし! 夢のスイーツ計画にまた一歩前進したね!」

「僕は思うんだよね。パーティーの中で誰も料理センス持ってない時点でその夢は破綻していると」

「……同感ですね。それ以前に、忘れてますよ。ほら」

「おっと、ユンお姉ちゃん! 久しぶり!」


 こっちに近づいてくる三人。俺も気さくに声を掛けたいんだが、隣で興奮気味に警戒しているリゥイが居て気が気でない。

 こいつがミュウに見つかったらの予想が容易に出来てしまう。

 聖騎士パラディンには、白馬! とか言うんだろうな。ミュウって形から入るタイプだから。


「お、おう。元気か? それと、なんかすまんな。トウトビ、ヒノ」

「何で、お姉ちゃんが謝っているの?」


 二人から視線で、心中お察しします、と言われた。相変わらず迷惑かけてすまん。


「それで、お前らは、なんでここに?」

「うーん。食糧探し? ほら、空腹度が実装されてるから食べないでリタイアなんて嫌じゃない。それで二つの班に分かれて活動してたら、ちょーど、ユニークMOBと戦っていたパーティーが逃げて来たんで、代わりに引き受けたんだよね。場所が狭くて邪魔だから、ヒノちゃんのハンマーで吹っ飛ばして貰ったんだよ!」


 それって、MPKじゃないのか? だから生息地が微妙にずれている二匹を同時に相手取っていたのか。それで短時間で勝つお前らは凄いよ。


「そうか。食事はちゃんと取ってるなら心配ないな」


 俺のその言葉に、三人が露骨に目を逸らす。おい、何故逸らす。


「いやー。私達もまともな料理ってここ来て食べてないんだよね」

「果物美味しいですよね。僕たちが料理を無理にするよりは……」

「……むしろ全員事前に毒耐性のセンスを持っていたので、耐性のレベルが結構な速度で上がりますね。それと、毒の果物の味は、オレンジとイチゴを合わせたような味でした」


 えっと、つまり。食べ物は果物か、毒植物を食べて飢えを凌いでいると? 毒食べて耐性強化ってどこの忍者の修行法だよ。


「はぁ~。そんな二日目にして食事環境最悪じゃねえか」

「だって~。いきなりセンスの習得制限掛けられて、何を新しく取ってレベル上げをするか、生活環境を整えるために取るか、で皆が迷ってるんだもん。それなら私が料理を頑張ろうとしたら皆に止められるし……」

「ミュウは、絶対駄目! β版で毒料理を振る舞って料理を不遇にした元凶でしょうが!」

「うぁぁぁぁっ、それは、秘密だよ!」


 ヒノがとんでもない事を暴露した。いや……あの毒料理事件の犯人は妹か。なんとなく納得出来てしまう。そして、その事件の犠牲者に改めて冥福を。死んでないけど。


「全く、これから必要な物が絶対的に不足するってのに、もう少し工夫しなきゃ」


 トッププレイヤー達が料理一つでてんやわんやの騒ぎに毒気を抜かれ、はぁ~、と溜息交じりにぼやく。


「必要な物が足りなくなるって……昨日派手に地下ダンジョン攻略したからポーション切れとルカちゃんの武器の耐久が危ないんだよね。ユニークアイテムとかドロップ品たくさん手に入ったけど、武器や防具、ポーションが欲しいです。未鑑定のアイテムをそのまま使うのは怖いです」

「……運よく毒の食べ物と普通の果物だけは鑑定出来たから良かったですね。ミュウが混乱喰らって暴れたら手がつけられません」


 つか、その時点で俺はリタイア覚悟だけどな。


「お前ら、もう危険水域かよ。これじゃあ、まともにダンジョン攻略すらできないじゃないか。三日目で武器壊して後は、素手でのサバイバルなんて洒落にもならんぞ」


 俺の言っている事を理解しているが、うー、と唸り声を上げている。全く、ゲームの技能は高いのに、周りに目を向けてないんだよな。


「しっかりしろよな。全く、少し手助けしてやるよ」

「えっ?」

「夕飯とポーションは、俺のベースキャンプ地に行けば用意できる。夕飯以降は、俺のパーティーと一緒になるけど、良いか?」

「それって……」

「ただし、報酬は、きっちり貰う。

 出張アトリエールでの対価は、適当に物々交換だ。金なんて五日後にならないと使えないからいらん。俺は、アイテムが欲しい。別にユニークとかじゃなくて薬草類や食糧、後は地下ダンジョンの情報だ。それで、ポーションや状態異常回復薬、果ては、飯までだ」


 大分、良い案だと俺自身も思う。いくら、リアルで似たようなことやっているからって、他人の前で無条件に助けるほどお人よしじゃない。ギブ・アンド・テイクだ。


「久しぶりに家庭の味が楽しめる」

「絶対的に食料不足だから、普通の食事は無理でも果物よりはマシな物は作れるぞ」

「良し、行こう! ルカちゃんたち説得して行こう!」


 ミュウが大きく拳を突き上げて、森の方へと歩こうとする。全く世話の焼ける妹だ。


「……あの……話が大きく変わるんですけど、ユンさん。良いですか?」

「なんだ、トウトビ。食材あるんなら、それの範囲で飯は見繕えるぞ」

「いえ、そうじゃなくて……ユンさんの隣に何か居るんですが……なんですか?」


 今は、タイミングが悪い。さっきの戦闘で興奮状態になってるから下手に刺激しないでほしかったのだが。見えないならそのままで良かったのに。

 それに、ミュウが絶対に関心を抱く。短い付き合いだが、リゥイの性格上、許していない奴には絶対に触らせない。


「えっと、トビちゃんは、何か見えるのかな? 僕には見えないよ」

「多分、発見のセンスが関係しているんだと思います。それで、ユンさんの隣に居るのはなんですか?」

「……えっとな。その……な。絶対に触るなよ」


 刺激するなよ。特にミュウが一番警戒されている。と一言告げてからリゥイに出てくるように言う。

 ふっ、と姿を現した白馬に三人の目が釘付けになる。


「落ち着け、こいつらは敵じゃない」


 膝を折り、その身体を撫でて落ち着ける。ミュウ達は、三者それぞれ違う反応の驚き方だが、一番警戒されているミュウが予想通りの黄色い声を上げる。


「うわぁっ! 幼獣! それも白馬! 欲しいっ!」

「あげません! 譲りません! 自分で捕獲しなさい」

「ユンお姉ちゃん、誰もくれ、とは言ってないよ。でも、どうやって手懐けたの?」


 他の二人も気になるようだ。だが、どうやっても何もない。


「こう……何時の間にか……側にいた?」

「なんで疑問形なのさ……」

「事実、こいつは、姿を消すから少し目を離した隙に、昼飯を食べられたんだよ。それから懐いたと思うんだけど」


 撫でつづけたことで大分リゥイの興奮が収まってきた。逆に、俺の身体に甘えるようにすり寄ってくる。いや、俺達の関係を見せつけるように。とも表現できる。


「触りたいんだけど良いかな?」

「リゥイに聞いてくれ」

「ねえ? 良いかな?」


 だが、ミュウの問いに首を逸らす形で拒否を表す。


「あららっ……ミュウ、振られたね」

「でも触る!」

「あっ、こら!」


 相変わらずコントロールの出来ない妹だが、リゥイを触る直前にリゥイの姿が消える。

 発見系のセンスの持たないミュウには、どこに消えたのか分からない状態だ。

 そんな中で、少し離れた場所でリゥイが再び姿を現したのだが、少しおかしい。どこがおかしいかと言えない程の違和感。

 それは、トウトビも感じたようで僅かに眉間に皺を寄せている。


「ふふふっ、逃げると追いたくなるのが人の性! 鬼ごっこの始まりだよ!」


 ミュウの圧倒的な速度に身体の成長しきっていない幼獣が太刀打ちできないだろう。と思われた。だが、事実は真逆。小さな白馬は、スイーツ・ツリーを圧倒した存在を手玉に取るのだ。

 走る速度は速くない。ミュウが触れようとした瞬間にその姿を消して、また現れる。見方によれば、短距離転移でもしたような錯覚に陥る。

 そして、リゥイを見失うミュウは、自身の速度をさらに引き上げ全力で追いかける。

 後一歩で触れる。と言う時に、ミュウの身体が跳ね跳ぶ。


「きゃっ……ううっ」


 走り抜けて、こちらに戻ってくるリゥイ。とことんミュウをおちょくった事で少し満足そうだ。


「何があったの? HPも二割減ったし」


 自分にヒールを掛けながら戻ってくるミュウ。ヒノはただミュウが弄ばれたように見えただけだが、俺とトウトビは、大まかな真相を掴んでいた。


「あれって、幻だよな」

「……ええ、姿を隠しながら、自分の幻を出現させる。それに対象の姿を消す」


 事の真相は、リゥイは殆ど動いていなかった。動いていたのは、リゥイの幻で、捕まりそうになる度に消して、現れてを繰り返したために短距離転移に見えた。

 ミュウが吹っ飛んだのは、ただ単にスピードの上げ過ぎによる自業自得だ。リゥイの隠した木に正面からぶつかった反動だ。


「うー。今日の所は諦めるけど、何時か触らせてね!」

「……」


 リゥイが、また来い。その時は更に弄ってやる。と少し楽しげに見つめ返していた。漫画で言うならばライバル認定の瞬間かもしれない。

 これを契機に、互いの雰囲気が和らぎ、一度ミュウたちのベースキャンプを目指す。

 キャンプを撤収してから俺達のベースへと移動。今日はそこで夜を明かし、明日には再び地下ダンジョンへと向かうのが大まかな流れだ。

 ミュウ達経由でルカート達に連絡も行き届き、道中、俺のレクチャーで食べられる植物や薬草を拾って、三人に鑑定させていく。

 まあ、鑑定法も生で食べるという方法。そのままではまずく、えぐみが強いと言ったもの。三人は顔を顰めて飲み込んでいく。

 そして、一番笑ったのは、ヒノとトウトビがリゥイに呆気なく触れられたことだ。それを見て悔しがるミュウを見て笑ったり、再び、ミュウがリゥイに触ろうと挑戦した。

 また拒否されるんじゃないかと思って、びくびく緊張していたミュウの姿は珍しかったと言えよう。

 結果は、抵抗もなく、素直に触ることができた。だが、調子乗って撫で過ぎたあまり、リゥイの怒りを買って蹴りをくらいそうになった。


 そして、俺達がベースキャンプに辿り着いた時――ベースキャンプには、火柱と拡散する炎に巻きこまれるプレイヤーたちを見た。

 

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