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ジャンル「1ページ掌編」 字数400以内
序章 『短編集』
『武勇伝の真実』(1p掌編)
 むかしむかし。鬼たちの棲む島、その名も“鬼が島”(そのまんまだな)に一通の書状が届いた。

『犬、猿、キジを味方につけました。いまからあなたがたを退治しに参ります  桃太郎』
 
 内容を読んだ鬼たちは笑った。というか爆笑した。

 犬と猿とキジ? そんなメンバーで何ができる。馬鹿な男め!

 鬼たちは余裕の態度で桃太郎がやってくるのを待った。

 そして決闘の当日。

「……なに、あれ」

 目を点にする鬼たち。その瞳の先ではおびただしい数の犬、猿、キジを乗せた大船団が鬼が島を囲んでいる。その数ざっと100隻!

 呆然と立ち尽くす鬼たちに、先陣を切る犬軍(群?)の総大将は言った。






「別に、一匹ずつとは言ってないし」






 し、信じられねえことしやがるぞあいつらっ!!



 ――そして彼らは鬼たちを圧倒し、見事敵の本拠地を制圧した。

 彼らにやられた鬼たちは後にこう語っている。

「すさまじい数の動物がいてよくわからなかったが……

 桃太郎、居たっけ?」
数も実力のうち


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