周囲の動きを気にする人が限定されてきたようです。よって今日の当番、ハザマ。
ものづくりニッポン!
ファミレス後、鈴木さんは地球上の職業である警察官の仕事に戻りました。王様はどういう訳か、警視総監という責任の重い仕事に就いていて、黒塗りの車がお迎えに来て出勤されました。どうすればそうなるのか私には理解できませんが、地球の人類にとって彼はある意味、神様的存在ですから(今更、誰も知らないでしょうけど…)、そういうことも出来るのでしょう。
その他、王子さま、ローズさん、私で地球上でのアジト…じゃない住家を設置しているところです。というか、実質上、私一人が汗を流しています。
「ねぇねぇ、家を作るならさぁ、木を運び込むとかカンナをかけるとか、金槌とかトンカントンカンじゃないの?」
ローズさんは相変わらずなにもせず口を挟んできます。何かされても困りますが。その横で王子は重力や質量や地球上の使える元素の割り出しをしているようです。
私はといえば、王子さまに指示されるまま、訳の分からない素材の調達をして建設予定地に積み上げているところです。積み上げ方にもルールはありますが、それは時空の隠れ家作りの時にやっているので不安はありません。が、あいかわらず木の根とか、錆びた鉄くずとか、御影石とか…。ここで魔法陣でも描いて呪文をかけたら、王子、あなたハウルですよ。まんまハウル。この話から、魔法も登場させるのでしょうか? 冗談ですけど。王子なら炭から最高級のダイアモンドを作れる方ですから。
でも、18―8のステンレス、もうちょっと多めに集めておかないと、後でシェフが困るでしょうから。私はもっと収集に精を出さなくては。…なんか廃品回収業者になった気分です。
それからイザというときは、ローズさんを巻き込まないよう、距離のあるところで待機していただかないといけないし。『ザ・フライ』の二の舞になりかねない。一度、身体の構成をいじった者はどうも細胞の、というか遺伝子の結びつきが弱いようだし。…彼女の納得する作業を見つけてあげないと。で、建設の最終段階では見学する距離から外さねば。今のままでは、意地になっても『見たい』と言いかねない。というか言うだろう。
薔薇とザ・フライ…想像しただけでも、私は石になりそうです。なおかつ粉砕されそうです。想像しただけで。
…!!!! え? うそっ! か、身体が、あっ、マジっ!?
大分放置してしまいました。
ので、整理整頓いたしましたら出直します。
ここまでお読みくださった方すみません。またご縁があればいつか・・・。
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