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 今回は鈴木太郎さんのモノローグです。

精神的にSなんだな。
 ・・・何だったんだぁ? あのファミレス懇親会はよ。結局朝になっちまって何となく解散。一睡もせぬまま俺は、仮の職業である警官の仕事に戻った。一睡もしてないとイイ仕事できんじゃないか、アタマごちゃごちゃだ。

 ここで自分の為にリナ関係のコトを整理しておこう。(本当は作者の為に気を使ってやっているのだ。いや、いらっしゃるか不明であるが、もし仮に読者様がいればその方の為だ。うむ。)

 ●最終的に分ったこと、

 その1:ローズという凶暴でタカビーな女は、リナが時間をさかのぼった地球で出会った薔薇だったこと。(本当に植物だった!)それをどういう訳か人にしちまって、成り行きで平成ここまで同伴したらしい。

 その2:ハザマという男は、相当前からリナと一緒に生活してきた執事みたいな奴だってこと。しかも、俺の理解を超えた体質で、石になったり、砂になったり(本人の意思じゃないが)、全身の細胞がバラバラになるらしい。

 その3:アノおっさんは、俺らの星の王様だったってこと。だがしかし、俺を地球に派遣した当人だし、何故に俺は初対面の気分でいたのだろう。(追記:例のバーのお勘定は彼が済ませてくれていた。ほっ・・・。)

 その4:リナだ。俺は冒頭から、コイツと待ち合わせをしていたのだ。1話目ではコイツに関して今より若干だが記憶があった・・・気がする。(不安)
 現、我が星の王子だ。彼が地球の平成ここに来る、いや、いらっしゃるということで、俺は接待に行った、否、お迎えに行ったのだ、・・・という気がする。(不安)
 しかし、他人の意識を読めるリナに翻弄ほんろうされたまま今に至っている。そうだ、最終的にファミレスで、アイツの名を聞いたとき、

「先輩、ホントに分らないんですか?」

 と、驚いていたな。マジ分らないと知ると、

「じゃ、いいや。亀井リナで・・・」

 と言ったまま、プィっと横を向いてしまった。なんか後味悪いなぁ。それにしても、いいのか? 女性名で。というか投げやりで。

 その5:俺のコトだ。めちゃめちゃ不安だ。一応、今、派出所で忙しそうに仕事をしているが、アタマの中は不安で一杯! 記憶が、俺の記憶が、どういう訳か崩壊している事に気付いたのだ。これからどうしよう…。

 追記:ひとつウケた事があった。ローズにはミドルネームがあったのだ。本人だけが意味を解せず満足しているが、ミドルネームは『ケアレ』であった。つまり、


 ローズ・ケアレ・スミス !

 リナという奴、結構な精神的Sだな。


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