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暗躍

作者: パンチラさん

挿絵(By みてみん)

 あるところに、小さな家に住む少女がおりました。

 ある日の夜、その少女は窓の外を見てあることを思いつき、窓を開けました。

 「崖さんに登りたいな」

 月の昇る山を見ながら言いました。

 少女は何に憧れているのか、何を考えているのかわからない子。だから、親からも見放されてしまい、今は家に一人。

 鍵っ子だとバカにされるならまだましだけど、家に一人置いていかれた子。街に下りればそうバカにされてしまう。

 だから少女は言いたかったのでしょうか。

 少女は窓から乗り出す事をやめて、窓を閉めます。そして、足を進めます。

 窓枠がつくる影を見ながら少女はドアに向かい、家を見渡しました。

 「行ってきます」

 元気よく言っている様にも聞こえますが、少女は心が元気ではありません。

 少女は駆け出しました。

 大きな原っぱに月明かり。その下で。

 それ以来少女を見たものはいませんでした。その代わり、狼をたまに見かけるようになりました。

初めての童話。

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― 新着の感想 ―
[一言] こちらにも失礼します。 設定は面白いと思います。が、もう少し文章に肉がつくと良かったかと思います。 主人公の出ていく決意のような、彼女を動かした何かが描写されていると、良さがもっと出ると思い…
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