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魔王の器 作者:月野文人

第三章 皇国動乱編

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開戦-アンファング攻防戦

 カムイの考えていた通り、軍事に限っては皇国は大きく変わっていた。共和国にとって悪く、皇国にとって良い方向にだ。
 ベック軍事顧問は、自分が知る優秀な退役軍人を招集し、顧問団を作った。オスカーの権限を侵害するものではなく、支援する為の組織だ。
 更に、オスカーの希望で、その顧問団と皇国騎士団の参謀組織や軍政部門を融合して新たな組織を作った。顧問団の経験や知識を作戦立案段階から役立てる為だ。
 皇国騎士団統合作戦本部。これが新組織の名称であり、皇国の軍事面での最高意思決定機関となった。
 この統合作戦本部の現在の最優先事項は、対アーテンクロイツ共和国戦の作戦を考える事。その為に毎日、長い時間、会議が行われている。

「アンファングだけでなく、周辺地域での情報収拾活動が難しくなっております」

 情報管理担当の部下が、悪い報告をしてきた。

「……魔族か?」

 情報収集は、諜報部の役目。その活動を阻害する者が何かとなれば、共和国の魔族しか考えられない。

「それさえも掴めない状況です」

「そうであれば、魔族で間違いない。諜報部に間者の引き上げを指示しろ。無理しても、全滅するだけだ」

 間者の数はただでさえ少ない。共和国が建国する前から、魔族によって、かなりの数の間者を消されてしまっているのだ。
 今回の状況も、その時と同じ。アンファングを探ろうと間者を送り込めば、送っただけ間者の数が減るだけだ。

「厭らしい手を使ってくるな。情報が何よりも必要な状況で、それを掴ませないとは」

 ベック軍事顧問は、この共和国の手口を初めて知った。

「諜報戦では共和国には勝てません」

「だが、その諜報戦の負けが、戦争の負けにも繋がる」

「分かっています。分かっているのですが、対抗手段が思いつかないのです」

 隠密性でも、個々の戦闘能力でも、皇国の間者は魔族に歯が立たない。

「威力偵察でもするしかないのか。しかし、その為には軍を進めなければならない」

 間者で駄目なら、軍の斥候で情報を収拾するしかない。入手出来る情報は、限られたものになるにしても無いよりはマシだ。しかし、それを行うには、軍をアンファングに向かわせる必要がある。まだ、作戦も固まっていない状況で。

「時間をかけて、準備をしようとすれば、それを許さない手を打ってくる。そういう相手なのです」

「魔族かどうかなど関係なく、厄介な相手だな」

「はい。そして、打ってくる手は一つではありません。北方伯から矢の様な催促が来ております」

「それは共和国の策なのか?」

「……確かに」

 北方伯からは、アンファング奪回にいつ向かうのかと、毎日の様に問い合わせが来ている。自分の城を奪われたのだから、当然といえば当然だが、勝てる算段が付かない状況で軍を送っても、犠牲を増やすだけだ。

「だが、時間稼ぎをされているのは確かだ」

 アンファングを奪ってからも、共和国はしばらく、それを秘匿していた。それによって、皇国の軍は一度、北方伯領は北方伯領でも東部に向かってしまった。途中で、アンファングが奪われた事実を知り、行軍を停止。攻略作戦を練るために軍を集結させてと、ドタバタを演じている。

「直ぐにアンファングに向かえば、勝機はありましたか?」

「……分からん。それに過ぎた事を考えても仕方がない」

「はい。自分もそう思います。今出来る、最善と思わる事をやるしかありません」

「そうだな。西方伯からの返事はまだ来ないのか?」

 ベック軍事顧問は、作戦の検討に頭を戻した。

「西部辺境領の動向が怪しいと言ってきた様です」

「あり得ない話ではないが……」

「まずありません。西部辺境領主が全て反乱を起こしても、西方伯領軍単独で、互角に戦えるはずです。つまり、西部辺境領主は、勝ち目のない反乱に立ち上がる事になります」

「数年前であれば、自暴自棄の反乱も起こしたかもしれないが、今はな」

 皇国は大荒れだ。東部は多くが独立、南部も成功しかけている。この様な状況であれば、逆に成功の目の少ない反乱など起こさない。もっと良い機会が、この先に待っているはずなのだ。

「何を考えているのでしょう?」

「碌な事ではないのは確かだな。西方伯の参陣は期待出来ないとなると……、北方伯領軍の参集は、どこまで進んでいるのだ?」

 北部辺境領の鎮圧に向かった軍や、従属貴族家の軍の参集を北方伯は行なっている。アンファングの奪回に戦力を集中させる為だ。

「それも思わしくありません」

「何故だ?」

「鎮圧に向かった部隊は、鎮圧するどころか、北方伯領への侵入を防ぐので精一杯のようです。従属貴族家の方は……」

 オスカーは言葉を詰まらせてしまう。従属貴族の動向の重要さを、オスカーは理解しているのだ。

「まさか、動かないのか!?」

 ベック軍事顧問が驚きの声をあげる。ベック軍事顧問も、事の重大さを理解している。従属貴族は、皇国と共和国を天秤に掛けている。もし、その天秤が大きく共和国に傾くような事態が起これば、従属貴族家は、一気に共和国に流れていくだろう。

「テーレイズの書簡が影響しているのでないかと」

「それは……、もし、それが事実だとすれば、貴族の動揺は、北方伯領だけでは済まなくなるぞ?」

 テーレイズが共和国を認めている。これは貴族家に、共和国に靡く口実を与えている。共和国に従うのではなく、テーレイズに仕えるのだという口実だ。
 この考えが広まれば皇国は割れる。皇国の継承争いが、又、巻き起こる可能性があるのだ。それも今度は、どちらかの息の根を止めるまでという凄惨な争いだ。
 実際には、これが起こる可能性は低い。テーレイズに皇国を継ぐ意思などないからだ。だが、それは多くの者には分からない。逆に、テーレイズは共和国の力を借りて、復権を図っていると受け取る者が圧倒的な多数だろう。
 オスカーもベック軍事顧問も、こう考えている。

「戦争の前に、政略で完全に負けています。この状況で、我らは勝つ算段を見つけなければならないのです」

 北方の従属貴族だけでなく、中央貴族もいつ皇国を裏切るか分からない。この状況で、共和国との戦争に集中出来るはずがない。

「……正直に言って良いか?」

「どうぞ」

「私には自信がない」

「私もです。もし、この状況で、皇国を勝たせる事が出来る者が居るとすれば、それは、カムイだけでしょう」

 オスカーには珍しい強烈な皮肉だ。カムイを手放し、敵にした事が間違いなのだと、オスカーは言っている。

「……どうするのだ?」

「戦います。それが皇国騎士団長としての自分の役目ですから」

 皇国の軍組織は良い方向に向かっている。だが、あまりに遅すぎた。共和国との差は知らない間に縮まっており、一つのきっかけで引っくり返る所まで来ている。
 考えて考えて、オスカーが辿り着いた結論がこれだ。それでも、オスカーは戦う事を止めようとしない。それは自分の生き方を否定する事になるからだ。

「そうか……。カムイ・クロイツを殺す事。これに全てを掛けるしかないな」

「分かっています」

 一発逆転の策は、カムイを殺す事。それが、どれだけ難しい事であったとしても、例え、皇国騎士団が全滅する事になっても、共和国から皇国を守るには、それを行うしかない。
 それによって、ルースア王国に抗う力を失う事になるとしても。
 オスカー率いる皇国騎士団は、絶望的な戦いに向かう事になる。勝っても負けても、皇国の滅亡に繋がる戦いになるかもしれないのだ。

◇◇◇

 アンファング奪回の為に、皇国軍が揃えた軍勢は六万。これでもかき集められる限りかき集めた結果だ。西方伯の参陣は結局なし。南方伯は参陣などするはずもなく、東方伯も無し。東方伯については、呼び掛ければ恐らくは参陣したであろうが、皇国中央にその勇気がなかった。裏切りを恐れたのだ。
 そして、唯一、参陣した北方伯の軍は、ほとんど増える事なく一万のまま。皇国の四方を守る盾である四方伯は、その能力を失ってしまっている。
 その中で、中央貴族は、それなりに軍を出し、その総数は三万。それに皇国騎士団の三万を足したのが、奪回軍の編成である。
 それを迎え撃つ共和国軍は、皇国軍にとって意外な事に、アンファングを出て陣を組んでいた。
 ただ、城を出て陣を組んだといっても、その陣地には、網の目の様に壕が掘られ、堅牢そうな柵があちこちに組まれている。パッと見ただけでは、全容など、とても分からない複雑で広大な陣地だった。

「やられたな」

「ええ。手を打っている可能性は考えていましたが、ここまで大掛かりだとは」

 当たり前だが、アンファングを皇国は良く知っている。攻めるに堅い場所も、その逆も。その知識を利用して、アンファングを攻略しようと考えた皇国の思惑は、呆気無く外されてしまった。

「それでも、城攻めよりはマシだ、と思いたいのだが」

「どこから攻めれば良いのでしょうか? 何か罠が仕掛けられているような気がして不安になります」

「まずは、ゆっくりと寄せて行くか。威力偵察の様なものだ」

「そうですね。見ているだけでは、何も分かりません」

 中央貴族軍の五千が共和国の陣地に向かって進んでいく。周囲を確かめながら、陣形が乱れない様に、ゆっくりとした進軍だ。
 その軍の少し先を、オスカーは本陣から、じっと見詰めている。共和国軍の陣地に何か動きがないか探っているのだ。もう陣地の目の前まで近づいているというのに、今の所、共和国軍には何の動きも見えない。
 それがオスカーには却って不安だった。そして、この不安は的中する。

「矢だ! 城から矢が放たれた!」

 誰のものとも分からない叫び声が本陣に響き渡る。
 その声に反応して視線をわずかに上に向けてみれば、宙に広がる沢山の黒い影が見えた。

「あの距離を飛んで来るのか?」

 城の外壁から陣地の端までは、かなりの距離がある。とても弓矢で届くとは思えない距離だ。だが、矢はその距離を飛び、陣地に近づいた皇国軍の頭上に降り注いだ。
 兵士たちが、盾を頭上に掲げて、その矢を防いでいる。

「……何だと?」

 だが、共和国軍がそんな甘い攻撃をしてくるはずがなかった。空からの矢を防ぐ為に盾を頭上に掲げた皇国軍に向かって、陣地から、それも近距離から矢が放たれた。
 がら空きの体を矢で射られて、倒れていく兵士たち。
 それだけではない。まるで地から湧き出たように現れた共和国軍の騎馬部隊が、側面から皇国軍に突撃を掛けた。

「騎馬隊を出せ! 退却を支援しろ!」

 本陣から号令が飛ぶ。ベック軍事顧問の声だ。前進した部隊は大混乱に陥っている。いきなり五千の部隊を崩壊させる訳にはいかないと考えての命令だ。
 正しい判断である。敵が共和国軍でなければ。
 前線に向かったのは、皇国騎士団の騎馬五千。敵の騎馬隊がおよそ千程である事から、五倍の数を出した事になる。
 だが、その五倍の味方が共和国軍に次々と倒されていく。中でも凄まじいのは、馬を降り、前線から離れた本陣からでも、その大きさが良く分かる斬馬刀を振り回している男。

「……ルッツか!?」

 その男がルッツであるとオスカーには分かった。そして、ルッツの本当の実力の一端も。

「ベック殿! 軍全体を前に! 騎馬五千では足りない!」

「あっ、ああ! 第二十一から三十! 第四十六から六十! 前に出ろ!」

 共和国軍の凄まじさに呆然としていたベック軍事顧問だが、オスカーの声で我に返って、慌てて指示を出した。
 一部隊千。皇国騎士団の一万、貴族家軍の一万五千を前線に送り出す。それを見た共和国軍は戦いを止めて地に潜っていった。
 初戦はこれで終わり。共和国軍の圧勝で終わった。

◇◇◇

 前線から戻ってきた指揮官や兵士たちから、一通りの話を聴き終えて、ベック軍事顧問と、それ以外の統合作戦本部のメンバーが、本営としている天幕に戻ってきた。

「状況は分かりましたか?」

 オスカーは早速、ベック軍事顧問に状況を尋ねる。

「まだ全員とは話の擦り合わせを終えていないが、大体の所は」

 統合作戦本部のメンバーは、指揮官や兵士から個別に話を聞いていた。少しでも多くの者から情報を聞き取る為だ。

「今、分かっている範囲で結構なので、説明をお願いします」

「ああ。共和国の陣地の全容を掴むのは、やはり無理だった。だが、かなり考えて作られている事だけは分かった」

「具体的には?」

「とにかく死角が多い。多くの兵が、陣地の柵に視線を遮られて、矢の飛来に気付かなかったようだ。正面からの矢も同様。いきなり矢だけが飛んできたように見えたそうだ」

「そうですか。騎馬は、どこから?」

 地から湧き、地に潜っていった様に見えた騎馬隊。それにも何か仕掛けがあるのは間違いない。

「単純な仕掛けだ。深く掘った濠に、斜めに板か何かを渡して昇り降りをしたのだと思う。それを外せば又、降りる事は出来ても昇るには困難な濠に逆戻り」

「では、こちらから降りる事も可能ですね?」

「あまり、お勧めは出来ないな。ここから見ても、濠が複雑に曲がりくねっているのが分かる。濠に降りても死角は沢山という事だ」

「みすみす罠に掛かりに行くようなものですか」

「攻め口を探る必要がある。陣地の不備を期待するのは、虫のいい話かもしれないが、それでも、どこかに攻めやすい場所はあるはずだ」

「かなりの日数を必要とするのではないですか?」

 これまで、時間の経過は共和国に味方してきた。ここで又、共和国に時間を与えて良いのかと、オスカーは考えてしまう。

「戦場での時の経過は、籠城側に不利に働くはずだ。それに、あの陣地を攻めるには準備が必要だ」

「攻城兵器ですか?」

「それだけではない。濠の上を渡す板。何人もが渡れる頑丈なものだ。濠を埋める土も集める必要があるな。そうしないと、陣地の奥には進めない」

「確かに」

 城の外に出て、壁の守りを放棄した代わりに、共和国は深い濠を陣地の周りに幾筋も張り巡らしている。短期間に、これだけの濠をよくも掘れたものだと、皇国軍が感心するくらいだ。
 この濠で皇国軍の足止めをして、矢で攻撃するというのが、共和国側の戦法の一つであると初戦で分かっている。

「濠を埋めたり、橋を掛けたりと、しばらくは土木作業だな」

「そうですか……」

 共和国には何をしてくるか分からない恐ろしさがある。それが心配なオスカーは、どうしても決着を焦ってしまう。

「焦るな。籠城している敵を攻めるのに、焦りは禁物だ」

「それは分かっているのですが」

「じっくりと攻める。朝晩構わず、ずっとだ」

「ずっと?」

 ベック軍事顧問は、ただ攻める準備をするだけで過ごすつもりはなかった。

「数の力を活かす。交替で一日中攻め立てて、敵に休む余裕を与えない。何日もこれを続ければ、敵兵士は疲労が溜まり動けなくなる」

 大軍で攻める側の常套手段ではあるが、その効果は大きい。

「なるほど……。しかし……」

 有効な方法だと思う。だが、それを聞いたオスカーの頭には、一つの懸念が浮かんだ。魔族の居る共和国に通用するのかという懸念だ。

「敵襲ーっ!!」

 天幕の外から聞こえてきた兵士の叫び声。共和国軍は、オスカーの考えの、更に上を行っていた。

「何だと!?」

 驚きの声を上げて、ベック軍事顧問は天幕の外に出て行った。オスカーや、その他の者たちも慌てて、その後を追う。

「敵はっ!? 敵はどこに居る!?」

 ベック軍事顧問が敵の居場所を探している。オスカーの目にも、敵の影はどこにも見えない。

「後背です! 背後から敵の魔法攻撃を受けております!」

「何だと!?」

 部下の報告は、又、オスカーたちを驚かせた。共和国軍が後背に回りこんだという報告はない。それで後ろから攻められているとなると、こちらには見えない隠し路があるか、陣地以外にも部隊を配置していたという事だ。
 どちらにしても、この先、面倒な事になるのは間違いない。

「敵の侵入に備えろ!」

 ベック軍事顧問が周囲に指示を出す。それを受けて、直率の近衛騎士が、オスカーの周囲を固めた。オスカーは総大将。討たれる訳にはいかないのだ。

「よし、何人か付いて来い!」

 これを確認した所で、ベック軍事顧問は作戦本部のメンバー数人を連れて、後方に向かった。
 既に辺りは暗くなっている。ここからでは、敵の様子が良く見えないので、確認出来る位置まで行こうとしているのだ。
 だが、ベック軍事顧問が後方の前線を確認出来る位置に移動する前に、共和国軍は引き上げていった。

◇◇◇

 皇国軍の陣営が、奇襲で狼狽している頃。共和国軍の本陣のカムイたちは、のんびりとベッドの上でくつろいでいた。

「始まったみたいだな」

 遠くから聞こえてくる喧騒。何による喧騒かは、当然、カムイは分かっている。

「早いな。俺まだ寝足りない」

 それを聞いたルッツが文句を言ってきた。

「お前は次の次だろ?」

「あっ、そうだった。じゃあ、まだ寝れるな」

 カムイの言葉を聞いて、ルッツは布団を頭から被って、又、寝に入った。

「どうせ、いくら寝たって寝足りないっていうくせに」

 その様子を見て、カムイが小さく呟く。

「ホントよね。でも、寝ないよりはマシ。カムイ兄も寝ときなよ」

 ベッドから降りたマリアが、戦支度をしながら、カムイに話し掛けてきた。

「俺は二三日寝なくても平気だから。それよりも無理するなよ? これは相手を倒す為でなく、疲れさせるのが目的だから」

「分かってる。じゃあ、行ってくるね」

 散歩にでも行く様な軽い感じで、マリアは天幕を出て行った。

 数の少ない籠城側が、敵を眠らせない為に四六時中攻め続ける。こんな非常識な戦いが、この日から開始される。
 これによって翻弄される事になる皇国の兵士たちにとっては、辛い戦いの始まりだ。
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