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孫子、老子の解説  作者: 楠乃小玉
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五行の思想硬度、傾向と対策「土」

土信の特性を書きます

土は五行の中でもっとも思想的硬度が硬いです。まったく流動性がありあせん。

狂信であり、信仰です。信仰者に、科学的に神を証明してみろというと嘲笑されます。

「おかわいそうに」と言われて哀れまれます。理屈は通じません。怒らすと津波となって

押し寄せ、舌先三寸は通じません。物力で握りつぶされます。

あるいみ、もっとも戦闘力とパワーのある恐ろしい集団であり、これを怒らせると

抑止できません。敵は自らの内部にあるものです。健康な細胞を侵食し、がん細胞にかえていく

ようなものです。国家が内包する国民、自分自身ですから、いくら強力な軍隊があっても

勝てません。核攻撃もできません。無理に弾圧すると国が衰亡し、最終的には滅びます。

ある意味、もっとも厄介な存在です。


土剋水

金が自分が悪と見なしたものを攻撃するのに対して、

土は自分が理解できないものを攻撃します。

水が論理的話をする。ものの道理を土に説明する。土は「あはは、こいつ馬鹿だ」と自分が理解できない

ものを馬鹿だとレッテルを貼って、指を指して嘲笑します。それでも水が論理的な説明をやめないと、

怒り出して攻撃してきます。侮辱されたと感じるからです。

よって、水の最大の武器、理屈がまったく通用しません。


木剋土

土を止める唯一の方法、それは木です。木は感情の生き物ですので、土による水への攻撃が

「かわいそうだ」と判断すると猛然と土に戦いを挑みます。捨て身で感情で攻撃してきます。

土は理論は理解できませんが感情は感じます。木が怒っていること、また泣いていること、

嘆いていること、悲しんでいることはひしひしと分かって動揺します。コアの部分の狂信者は

それでも戦いますが、理性がある外側の脆い部分からどんどんはがれていって、狂信の津波は崩れ去ります。また、土は人に言われて自分の意見を変えません。自分の思うように生きます。

これを帰られるのは木しかありません。木が物語りを作って、それを土に追体験させることによって、

土はそれを「自分の頭で考えた」と思い込むのです。

ある意味、もっとも人の意見をきかない土は「オレって天才!こんな新しいことを思いついちゃった!これをやらない奴は時代遅れだね!」と人から物語によって吹き込まれた洗脳を信じ込んでしまうので、

木の物語、洗脳をつかえば、誰よりも簡単に従属、洗脳、狂信させられます。


土生金

土は労働者であり、労働者が生産した物品が社会に流通し、労働者が支払った税金で官僚や軍隊が

動きます。


火生土

土、群集が集団ヒステリーの扇動によってまったく理屈にあわない事象に向かって突撃するのは

たいてい、火によるアジテーションに乗ってです。

豊洲問題でどこの建物の地下にもある地下ピットをまるで害悪である、欠陥住宅であるかのような

嘘を言って扇動した火によるアジテーションによって大量の思考停止の土が生み出され、

不条理に突撃し、何もかも押しつぶします。


土比和土

信念と信念がぶつかると悲惨なことになります。

私利私欲は、利益がなくなれば逃げますが、信仰対信仰は相手を殺しつくすまで戦います。

宗教戦争が陰惨を極めるのはこのためです。

よって、仲介者が必要であり、信がいくら強力であるからといって信だけで組織を作ってはいけません。


土と類推される有名人

北畠親房

小田氏治

岡田以蔵

小林よしのり


信の美徳は精錬であり、信じたものに順ずる清い心です。


信はもっともその信念が固く、動かしがたいものですが、もっとも洗脳によって利用されやすいものです。

群集心理によって暴走しないよう、信だけによって集団を構成してはなりません。

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