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孫子、老子の解説  作者: 楠乃小玉
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五行の思想硬度、傾向と対策「木」

五行木の傾向です。

木の本性は感情。

エンターテナー、芸術家、感情を優先する。

かわいそう、が心情で、困った人を見ると見捨てておけない。

感情を優先するため、目の前で泣いている人がいると、ほっておけず、

その人が「あの人にいじめられた」と言うと脊髄反射で、その泣いている人が

名指しした人を攻撃する。

結果、冤罪を生んだり、悪い人のなりすましに騙されて正義の人を攻撃する場合もある。

お人よし、感情的、芸術的。芸術、作文にひいでており、夢見がち。

現実不可能な妄想に浸り、無謀な行動を起こすこともある。

しかし、閉塞した世の中では、絶対勝ち目のない戦いに向かうこともあり、

時代の戦端を開くこともある。


木剋土

土が信念をもって自分が悪者をやっつけようとしているのを見ると、木は嫌悪感を持つ。

「かわいそうじゃないか!」「泣いてるじゃないか!」「相手は自分を被害者と言っている!被害者が嘘をつくわけないだろ!」と言って激昂して土を叩く。

弱い者を助けようとするとき、木は捨て身でくることも多いので、「悪を討つために命がけ!」の

姿勢でこられると、信は弱く負けることが多い。

信は「いじめてやるぞ!」という態度で来られると、死に物狂いで戦い勝つ。「君間違っているよ」と

間違いを指摘されると激昂して袋叩きにする。しかし、「弱い者いじめをやめろ!」と感情的に

しかも捨て身でこられると、自分が悪いのではないかと疑いだし、信が崩れる。信がくずれたときの

信は極めて脆い。蜘蛛の子を散らすように逃げていき、崩壊することも多い。

信の狂信と人海戦術は極めて強い。この狂信に勝てるのは木の捨て身の「かわいそうなことするな!」

「弱い者いじめはやめろ!」攻撃しかない。


金剋木

金に木は通用しない。「かわいそうだろ!」と言っても「はいはい、法律だからね」と言って

補助金を打ち切ったり、警察が逮捕したりする。木が捨て身になった究極がテロリストであるが、

軍隊は無慈悲にテロリストを皆殺しにする。公的軍隊には木は勝てない。捨て身でも勝てない。

行政的に予算をカットして兵糧攻めにする。可愛そうな人がいても法律で予算カットする。

「この人から補助金を奪ったら死んでしまう!」と木が頼んでも、行政は「そうですか、はい、予算カット」と言って、生活保護の補助金をカットして困窮した人が「おにぎりたべたい」と書きのこして

餓死したりする。それでも金は平気。金が狼狽するときは、激怒した木が火をたきつけて、

火つまり政治家が行政に対して「おまえ、左遷するぞ」「お前もう出世なしな、ブラックりすとな」

と言うととたんに金は狼狽しはじめる。

木が金にまともにぶつかっても絶対勝てない。死屍累々を築くだけなのだ。それでも、

後先考えずに、その場の感情で自爆する頭の悪い木は多い。


木生火

木は信を剋する。つまり、相手に同情すると嘘をついてしまう。ずるいことをしている貧乏人をみても

「かわいそうだよ」といって見逃してしまう。弱い人に弱い。だから「自分は被害者です!」と言ってるひとが嘘をついているのを見つけてしまっても「かわいそうだからいいや」と見逃してしまう。

しかし、優しいので人に親切にする。

そして、嘘をつくということは、世間では悪いことだが、反面「物語をつくる能力がある」

物語が一番大好物なのは信である。よって、信というファンが大量にできる。この大量の信を狙って

火つまり政治家など大人数がほしい火が木の回りにあつまってくる。ただやさしいだけの人の

まわりには集まってこないが、ボランティアの代表、人気タレント、人気アーティスト、人気作家など

周囲に人があつまってくる人が火は大好きなので、木のまわりには火がわちゃわちゃとやってきて、

同人ロゴのように才能ある木をおだてあげて、利用する。

木は、自分が利用されていることがわかっていても、何も芸術や作品を生み出さず、口先だけ上手い

自分を利用している火をゆるす。なぜなら、火は口がうまく、自分をおだててくれて、すぐに

頭をさげるから好きなのだ。

信は自分のファンのくせに「おまえ、この主人公の行動おかしいから変えろ」とか作品に口出してくるなど木としたら虫唾がはしるような事をしてくるから木は信に腹がたっていることも多い。

それにくらべて火は自分の中に何もないので、木になんでもあわせてくれて、木に指図しない。

頭をさげ、おだててくれ、利益さえ与えておけばニコニコしている。

木は基本的に自分が気持ちよくなりたい。人をよろこばせたい。この二つに価値観をおいているので、

自分の利益が多少むしられることには興味がない。たとえ、火にむしられて、搾取されても、

気分よくしてくれるなら喜んで富をさしだす。それが木である。

反面、情が深く、信じていたのに裏切られたり、侮辱されたりすると、ストーカーになったり

刃傷沙汰になることもある。火の極にあたる性格はよくサイコパスに比類されるが、サイコパスは

無差別殺人をする。恨みによって人を殺すのではなく面白いから殺す。飽きたらやめる。

ストーカーをやったり、怨恨で殺すことはまずない。

木の場合は、いじめられて、いじめられて、恨みを蓄積させて、自分が破滅しても、相手方を

一人でも多く殺すことをえらぶ。いわゆる古来のあだ討ちの思想である。

ただ、木は基本優しいので、執拗にイジメ続けなげれば問題を起こすことはない。


水生木

木をコントロールできるのは水である。

水は木に知識を与える。

カラーの水を花に吸わせると、その花の色がカラーになるように、水によって与えられた知識によって

木は花をさかせる。

善の水をあたえれば、善の花が咲き、悪の水を与えれば悪の花が咲く。

よって、指導者たる水の与える知識によって木は善にも悪にも殺人鬼にもなる。

しかし、実際の思想活動や思想運動には木はむいていない。感情の生き物なので、

精神を消耗させやすく、デモなどに行かせると極端に消耗する。また、相手に同情すると、

相手を救うために相手の嘘を受け入れて拡散することがある。被害者の嘘を拡散し、

水は木が拡散した嘘によって窮地にたたされることがある。よって、木はあくまでも

フィクションや芸術の世界で活躍させるべきである。よって、水は木の擁護によって

精神的には救われるが実務的、物理的、金銭的にはあまり役に立たないことが多い。

ただ、木は放置していても水を自発的に救おうとする。

先生と生徒の関係のようなものである。


木比和木

木が誰かに利用されているとき、もう一人の誰かに利用されている人に出会ったときは最悪である。

お互い利用されなあら、自分の仲間を防衛する母性本能のため、お互い対立し、争い、酷い場合は

殺し合いになる。自己利益よりも感情を優先させるので、恨みだしたら行動がエスカレートする。

よって、政治運動などにも不向きである。精神を消耗し、極限にいたれば、極端な行動に出る。

自爆テロなどに自発的に向かうのも、こういう精神的に極限状態に達した木が起こす行動である。

しかし、極端にイジメつづけなければそこまで極端な行動に出ることはない。


ただ、木と木がお互いの正義でぶつかると、この抑制が効かないので、お互い殺し合いまでいきかねない。よって、調整役の火が不可避である。


木と類推される有名人


ソクラテス

岳飛

周恩来

名和長年

木は最強の狂信でる土を倒すことができる。それは捨て身の攻撃である。

木は人に利用されやすく、とくに可愛そうな人が嘘をついていてもあえて、騙されてしまう。

木は優しい性格なのでなめられ、いじめられることが多いが、怒らせると、ストーカーになったり

相手を殺したり、自分の不利益を省みず、相手に報復する。

木をコントロールできるのは水だけである。

金によって制圧しようとすれば、かえって逆上して反撃してくる。結果、木を逮捕したり殺したりしたり

できても、金側にも被害が出る。また逮捕できても殺すことができなければ、出所してきて

報復されることがある。自分の利益よりも感情を優先する性格であるから。

火は木を利用できる。ニコニコ笑って、おせじを言っておだてていると、成功者の木は気前よく利益をくれる。木がわずらわしいと思っている事務処理などやってやると、全権を委任してくれる。しかし

横領などすると感情的になって徹底的に追い込みをかけてくる。横領するより、おだてて、

金を引き出すほうが有効である。

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