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正妃への道続編
プロミス
エリザベートが通う学院は王宮がよく見える高台に建っていた。
ここからだけは王様のいる王宮、妃たちの住む後宮、王子たちに与えられた離宮
それらを取囲んでいる木々や噴水までよくみえる。
エリザベートはこの学院に入ったとき絶対あの門をくぐってみせると固く誓った。
この学院は王室の花嫁学校ではあるが全員後宮に入れるわけではない。
よしんば後宮に入れたとしても王様の正妃になれるのはただ1人。その次の位が貴妃で3人。
あとは妾姫と呼ばれる。そして妃達に仕える女官となる

学院の生徒達、いや国民のほとんどは王子達の姿を見たことはないはずだった。
国は例のプロジェクトにより国際舞台ではかなり危険視される立場になってしまった。
国王はこの研究を始動させるにあたり、こうなることを予見して王族の子供たちは一切マスコミに登場させなかったのである。


エリザベートが初めて我王と出会ったのは6歳の時だ

「どうして泣いてるの?」
柔らかい緑色の眼からポロポロと真珠のような涙がこぼれ落ちている。
「兄上が…兄上が死んじゃったんだって……だからもうお母様がここに来ちゃいけないって……お母様に会えなくなっちゃう…お母様…グスグス。」
「いいな。わたしあ母さんの顔知らないの。わたしを産んですぐに天国に行っちゃった・・」
その子の綺麗な金髪をなでながら「わたしがあなたのそばにいるわ。あなたがさびしくならないようにきっとそばにいる」
「わたしはエリザベートあなたは?」
「僕は我王」
「じゃあ約束げんまん。」
二人の約束あのひとおぼえているかしら・・・

今はまだ遠い王宮を眺めながらエリザベートは心震わせていた。「またここにいたのね・・探したのよ」
親友のアリサが腰まである素晴らしい黒髪を揺らしながら近付いてきた。
まったくなんて美人なのかしら。
いつみてもため息がでてしまう
グリーンの瞳を深いまつげがふちどり彼女の神秘的な雰囲気を際立たせていた。
エリザベートの未来のライバル達が登場!こう御期待


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