バトルフィールド・2
ジブラルタルに到着し、湖の下にある格納庫に降りていくと、すでに到着していたアグネスとアランがパイロットスーツを着て我王達を待っていた。
ここには約50体のガーディアンが置かれている。エストニア製の物、アメリカ製、日本の物もありそれぞれが徹底的に分析されテストされている
4人はそれぞれ王室の紋章が入ったMINORUブランドの専用機のコクピットに乗り込んだ
研究員たちが慌ただしく動き始め、データをとるためにスタンバイした。
「まずはクロノスとケルベロスでバトルしてみよう。」
我王が指示をだし、フィールドの上で両機は向かい合った
「クロノスのシンクロ率は?」
「48%です」
「ケルベロスは?」
「67%です」
我王はため息をついた。
「低いな…。」
「よし!まずは組み合ってみてくれ」
まずはケルベロスが先制攻撃を繰り出した
ケルベロスは首が3つあり、それぞれが違うビームを発射するのでこれに当たると大概のガーディアンの装甲は溶けだしてしまう。
しかし、組み合って戦う接近戦では身軽なクロノスの方が有利なはずであった
「これくらいのハンデでちょうどいいだろう。ケルベロスは武器の装備が多い分動きは鈍くなる
それに比べクロノスは接近戦用に開発されたガーディアンだからな身軽にうごける」
我王は隣にいるカインに向かって話かけた。
「そうだな…アランはこれがデビュー戦だ。アグネスはすでに宇宙空間での戦闘になんども出撃しているベテランだからな。アランにとっては経験値をあげるいい機会だろう」
大地を揺るがすような地響きがしてケルベロスの胴体にクロノスが体当たりをくらわせた
ケルベロスは一瞬体勢を崩したものの、あっという間に3つ首をもたげバランスをとり、逆にクロノスのボディを頭で突飛ばした。
後ろに転倒したクロノスはそのまま起き上がることができずバトル終了となってしまった
「シンクロ率48%ではこれが限界か…」
我王はやはり笹川実を呼び寄せるしかないと実感した。
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