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御簾の内
エリザベートは面接を終え、どっと疲れがでたのかその夜はグッスリと深い眠りについた
「おはようございますエリザベート様」
「おはようローラ」

「面接試験合格おめでとうございます」

エリザベートは面接での様子をローラに話して聞かせた。
「あの御簾の内にいたのは我王かしら?」
ローラは首をかしげた。
「我王様が帰国されたという報告はありませんわ。もしかしたら…次期、貴人におなりあそばす巫女姫様かもしれません。」

「貴人というと後宮の最高権力者であり国の宰相でもある位よね?」
「さようでございます。今回選ばれた方はマザーに選ばれた神の子と崇められ、後宮の神殿で大切に育てられた方だそうですよ。我王様の信頼もあついと聞いております。」

「そんな方がいらしたとは初耳だわ。どうして何もお聞きにならなかったのかしら?」

「巫女様は特殊能力の持ち主だということですから、何もきかなくとも何でもわかってしまわれるのでは?」

なんでもお見通しってことね。
エリザベートはがっくりと肩を落とした。
ローラはクスクス笑っている。

「じゃあ何も試験なんて要らないじゃない?そういえば身体検査は?」

「もう既に済んでおりますよ。あのお部屋に入ってすぐスキャンされております。」

エリザベートは参ったという表情だ


「特技の前に学力試験の準備は大丈夫ですか?」
「ああそれもあったのね。
ローラ先生よろしくお願いします」
「あら、ヘストン教授からうちの娘は勉強だけは良くできた。と聞かされておりますよ。あとはゆっくり構えておいでなさい。普段通りで大丈夫ですよ」

ローラの言う通り難しいとされる学力試験は難なくパスすることが出来た。



「エリザベート様、特技披露では他の皆さんの様子も見ることができますわ。どんな方々が選ばれているか楽しみですね」
これは王室関係者にとってはお祭りみたいなものらしい。
出ない人にとってはこれほど興味をそそるものもないだろう

エリザベートの元にはすでに出場者のリストと演目を載せたパンフレットが届いていた。
「ああ…やっぱりアリサは受かっていたわ。演目は、剣の舞い。カノンは…ガーディアン操縦!?」
みんな一体何者かしら?
ローラはエリザベートの欄を見て意外そうな顔をした。
「エリザベート様、こんな特技がおありだったんですね。楽しみにしてますわ。」


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