第8話:ドキドキ(?)の勉強会!?
えーただ今僕の家で勉強会をやっています。
メンバーは僕、涼太、舞、沙耶、柊姉妹、変態(悠登)です。
「へえ。優香は見る限り優秀だねえ。」
「そ、そんな事ないですよ。えへへ。」
「隆!あたしだって悪いわけじゃないんだよ。」
「いや、舞よりちょっと上くらいじゃ何も言えないよ。」
「確かに言えない…。」
「「な、何よ!!隆(介)は頭のいい人が好みなの!?」
「ち、違うよ!そうじゃなくて。」
「あうぅ。違うんですか〜?」
「だっだからーー!!」
「いやー隆介!お前といるといつも楽しいことばかり起こるなあ!」
「るせーー!!お前も手伝え!!」
しばらくこんな状態が続いた。
何か忘れてるような…
「オイーー!!俺をシカトするなー!!」
あっそういえばお前もいたんだっけ…
「ひでー!俺いつもそんな扱いじゃん。」
いや、それはお前の性格に問題があるんだろ。
「よーし、全員注目!」
皆涼太の方を見た。
「これから俺が作った模擬テストをやってもらう。科目は数学・化学・物理・生物・地歴公民・英語だ。選択科目については自分で選んでくれ。」
「「「え゛ーーー!!マジ !?」」」
「マジだ。言っておくがこのテストの点数によって晩飯が食えるか食えんか決まるからな。」
「そっそれって俺が一番不利じゃね?」
「知らん。日頃から勉強せんで遊んでるやつが悪いだろ。
今日の晩飯は俺と隆介特製のシチュー、パン、サラダ…食後のデザートとティーだ。分かるな?点数が悪くなるにつれて減っていく。ひもじい思いをしたくなかったら点数を取ることだ悠登。」
「ううう……。」
こうして始まった。
「そこまで!前に持ってきて。ちなみに晩飯を減らす基準はこれ。」
80以上 0品
65以上 1品
50以上 2品
40以上 3品
30以上 4品
29以下 5品
「んじゃーいい順に発表すんぞ。第1位隆介!平均92。」
「すごーい隆!頭いい。」
「さすがです。隆くん!」
「いやーそうでもないよ。」
「そうだな。せめて95は欲しかった。」
「無茶言うなよ…。」
「んじゃー第2位優香さん!平均88。」
「すごいよ優香!頑張ったじゃん。」
「えへへ。ありがとう隆くん。」
「姉とは大違いだな。」
「何か言ったか!?」
「んじゃー次いこう。」
無視かよ…
「第3位沙耶さん!平均81。」
「ギリギリセーフね。」
「よかったね沙耶。」
「うん!隆ちゃん。ご褒美のキスは?」
ギロ!!
「勘弁して下さい!(三人の視線が痛い。優香もものすごく怖いんだけど…。)」
「おもしれーな!んじゃー気を取り直して第4位杏華さん!平均56。」
「二つも抜きか。」
「ドンマイお姉ちゃん。本番は頑張ろう!」
「うん!」
この姉妹は仲いいな…
「んじゃー第5位相沢!平均51。」
「あ、危なかった。」
「舞〜もう少し頑張ろうよ…。」
「悪かったわね!どうせあたしはバカだよ!」
な、なんで僕が怒られなきゃいけないんだろう。
「さぁ〜て最下位は名前を呼ぶのも不快になる変態君!平均14。」
「や、やっぱり俺ってこうゆう扱いだ…。」
「つーわけでお前は飯抜き。他のみんなは向こうで飯食おう。」
「「「「「はーい!」」」」」
「お、おいしい!!これ隆が作ったの?」
「まあ殆んど涼太のお陰なんだけどね。」
「そんなことない。お前もかなりうまくなってる。自信を持て!」
「お、おう!」
「あの〜隆くん。レシピ頂けないでしょうか?」
「あれ?優香も料理できるの?」
「優香もあたしもできるよ。結婚しても困らないように…ね?」
僕にウィンクしてきた。
沙耶と舞が気付かなかったのは幸いだった。
途中悠登がねだってきたが、己の無力さを呪えと言ってやらなかった。
飯の後も勉強をし、10時にお開きになった。
そしてテスト当日…
「始め!」
と言われ一斉にペンの音が聞こえてきた。
僕も集中して問題に取り組んだが、何と涼太のテストより簡単であっさり解けてしまった。
「よしそこまで!ちなみに宿題の量はこれだ。」
90以上 無し
80以上 4分の1
70以上 3分の1
60以上 2分の1
50以上 通常
40以上 1.5倍
30以上 2倍
29以下 3倍+補習
ふむ…なかなか良く振り分けてるな。
「順位は廊下に貼ってる。ちゃんと確認しとけ。」
順位を見ると…
1位 村神涼太 平均100
2位 佐々城隆介 平均97 3位 柊優香 平均95
9位 神代沙耶 平均87
48位 柊杏華 平均70
77位 相沢舞 平均62
485位 時雨悠登 平均23
哀れ悠登…補習頑張れ。
余談だが、楓先輩の2年では先輩は平均100でトップだった。
すごい。僕が勝てたのは奇跡だったに違いない。
下校中…
「テストお疲れ。皆頑張ったね。」
「はい!よかったです。」
「いやー苦労したよ。」
「隆ちゃんも頑張ったね。」
「ほんと。100位以内なんて初めてだよ。」
「今日は皆にデザートを奢るよ。」
「「「「え?いいの?」」」」
「うん。皆頑張ったから。たまには僕も何かしなきゃね。」
「「「「隆(介)(くん)(ちゃん)…。」」」」
皆がポーっとなる。
「(なるほど。こうゆう優しい性格の持ち主だからこそ彼女たちに好かれるのか。やっぱお前はすげーよ隆介…。)」
「サンキュ!やっぱお前は俺の最高のダチだぜ!」
「涼太…。」
この後皆にデザートを奢り、二万近くいったが、別に悲しくもなかった。
そのまま僕の家でお泊まり会となり、皆仲良く飯を食ったり、会話をしたり、ゲームをしたりと大いに盛り上がっていた。
脱衣所で…
「いやー楽しかった。やっぱ友達とはいいものだなあ。」
ガラ…
「また皆で遊びたいもの……だ………な…。」
何とそこには一緒に風呂に入ってる杏華と優香がいた。
「あっ隆。何?一緒に入りたい?」
「りりりり隆くん!!どどどうしているんですか!?」
「あっいやごめん!わざとじゃないんだ。二人が入ってるのを知らなかったんだ。」
「なーに顔を真っ赤にしながら照れてるの?どうせ結婚したら一緒に入ったりするんだからさあ。」
「あうぅ〜。そ、そうだけどさあ。」
「と、とにかく悪かったよ!」
出ようとしたが…
「隆介?何してんの?」
「もしかして覗き?私というものがありながら…。」
「ち、違うよ舞、沙耶!事故なんだ。知らなくて…。」
「あら〜?言い訳なんて男らしくないよ?いくらあの二人が可愛いからって覗きは良くないよ。」
「隆ちゃ〜ん?やっぱりまだまだお仕置きが足りないみたいだね〜?もう一回調教しないといけないみたい。」
「だっだから二人とも僕の話を…」
「「問答無用!覚悟!!」」
ああ、何故僕ばかりこんな目にあうんだろうか。
ガク…
目を覚ますとリビングにいた。
気絶して10分たってないくらいだ。
もうだいぶ慣れてきたのかなあ?気絶時間が短くなっている。
風呂に入り、少し遊んだ後就寝となった。
僕も眠かったのでさっさと寝ようとしたら、ドアの開くような音がしたが気のせいと思いスルーしたがその時…
ギュ…
「えっ?」
後ろから誰かが抱きついてきた。
確認すると何と沙耶ではなく舞だった。
「どっどうしたの舞!?」
「…ね……い。」
「え?」
「お願い。あたしを抱いて?」
「………」
一瞬何を言っているのか分からなかった。
「き、急にどうしたんだよ舞!?」
「隆介は最近沙耶とか杏華、優香ばかりしか構ってなくてあたしは全然構ってくれない。不安なの。隆介があたしを捨ててしまうんじゃないかって。もういなくてもいいと言われるんじゃないかって…。
ひくっぐすっ…そう考えると、怖くなって。涙が止まらないよ…。」
「…………」
知らなかった。
僕は舞を苦しめていたなんて…僕は本当にバカだ。
「ごめん舞。気付いてやれなくて。
悪いとは思ってるけどやっぱり抱けない。」
「どうしてなの!?やっぱりあたしが嫌い?いつも殴ってばかりだから……。」
「そうじゃないんだ。…やっぱそうゆう事はお互いを好きにならなくちゃいけないと思うんだ。
だから無理だ。もっと自分を大事にしなくちゃ。」
「良かった。あたし嫌われたかと思った。」
「そんなはずないだろ。殴られるなんてのは日常茶飯事だし。」
「悪かったわね。暴力的で。」
「はは!……でもどうして急に不安になったんだ?」
「そ、そりゃああんたが他の女の子と仲良くなれば不安になるよ!」
「…何故?」
ブチ!
「………ふん!!」
ガス!!
「ぐほ!!…いきなり何しやがる!?」
「うっさいわねバカ!鈍感!!女たらし!!!」
バタン!!
何故か舞は急に不機嫌になって出ていった。
「えっあれ?何で?」
ワケわからなかった…。
何故機嫌が悪くなったのかは分からないが、一応明日謝っておこう。
いてて、腹がズキズキする。
見事にボディーブローが入ったし…。
寝よ寝よ…
朝起きるとみんなすでに起きていた。
「おはよう隆介!」
「おはよう隆ちゃん!」
「よう隆介!」
「おっは〜隆!」
「おはようございます隆くん!」
「あ、ああおはよう舞、沙耶、涼太、杏華、優香。」
びっくりした…朝からこんなに挨拶するとは…
朝食を軽く済ませ、学校に向かった。
今日は終業式だったな。
あ!忘れてた。
「ま、舞…」
「何?」
「その、昨日はごめん…」
「いいよいいよ。いづれ気付かせるから。」
気付かせるって何だ?
それに昨日はあれだけ不機嫌だったのに今日はかなり機嫌がいいな…
やっぱり女の子ってよく分かんないな…
やれやれ…
次回は軽く登場人物の紹介をしたいと思います。
お楽しみに!
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