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第2話:波乱の予感!?
話を戻そう。
その転校生は髪は金髪のロングヘアーでくっきりとした二重、お淑やかな雰囲気を漂わせる絶世の美女だった。

「自己紹介を頼む。」

と先生が言い、その子の口が開いた。

「はじめまして。神代沙耶と言います。宜しくお願いします。」

他の男子はおろか、僕も少し見とれてしまったが、何故か舞がとてつもない殺気を出して睨んできたのですぐ正気に戻った。

それにしても何故だろう。さっきから何かが引っかかってる気がする。気のせいだろうか…

そんなことを考えているといつの間にか放課後になっていた。
舞は陸上部、涼太はバスケの助っ人で結局僕は一人で帰ることになった。
下駄箱に行くと一枚の手紙があった。
中身を見ると
「放課後、体育館裏でお話があります。少しだけ時間よろしいでしょうか? 神代沙耶」

………まさか、告白!?
なんて事ありえるわけない。全てがノーマルな僕にそんなことはあり得ない。
考えててもしょうがないのでとりあえず体育館裏に向かった。

体育館裏に行くと神代さんが一人で待っていた。
罠…じゃなさそうだな。
すると神代さんと目が合った。

「あのー神代さ
「隆くーーん!会いたかったよーーー!!!」

ガシっときれいに抱きつかれた。
あまりの突然の事に思考回路が停止した。
「(えっ?えっ?僕抱きつかれてる?誰に?神代さんに!?)……えぇぇーーーーーーー!!??」

ようやく思考回路を戻した僕は彼女を離した。

「久しぶり。隆ちゃん!」
「 ちょ、ちょっと待ってよ。何で君が僕の事を知ってるの?」
「…やっぱり憶えていないんだ。まあ仕方ないか。10年も前の話だから。」
「えっ10年前?」

しばらく考えると

「ああ!あの時の!?」





―10年前―

とある公園にて…

「ひくっえくっ。」
「どうしたの何で泣いてるの?」
「うぇぇ。お母さんとはぐれちゃったの。」
「そうだったんだ。じゃあ僕も一緒にお母さんを探してあげる。」
「本当?」
「うん。だからさあ、泣かないで笑ってようよ。」
「うん!!」

その時の笑顔は子供だったけども天使のような感じで可愛いかった。





「そうか。あの時の女の子だったんだ。」
「思い出してくれたんだ。あの後お母さんを見つけるまで一緒に遊んで一緒に探してお母さんを見つけてくれた。」
「………」
「あの時私は本当に嬉しかった。隆ちゃんがとても優しく接してくれて。…だから今ここで言います。私は隆ちゃんが好きです。大好きです!!隆ちゃんはどうですか?」

…何故だろう。嬉しいはずなのに。何故素直に喜べないんだ?神代さんを好きじゃないから?
違う。今まで誰かを好きになった事がないから分からないんだ、恋愛というものが…。
「ごめん神代さん。僕、人を好きになるとかそうゆうのよく分からないんだ。…だから、友達から始めないかな?僕も神代さんの事をよく知って、それから返事を返すってのは駄目かな?」

神代さんは最初少し暗い顔をしていたが、すぐ笑顔になり

「うん。分かった。私、隆ちゃんに好かれるように頑張る!アプローチもかけるから覚悟しといてね?」
「はは、お手柔らかにね?」

などと話してる二人を(偶然)見て怒りをあらわにしてるのが約一名いた。
言わなくても分かるが、隆介の幼なじみの舞である。
「うふふ。いい雰囲気じゃないのよ。明日隆介を尋問しなきゃね。」

ヤ、ヤバいオーラが出まくってますよこの人…

まあそんなこんなでとりあえず友達同士になれた二人は仲良く下校していた。

「ねえ隆ちゃん。その神代さんってのはやめようよ。」
「あっそれもそうか。何て呼べばいい?」
「マイハニー!」
「お願いします!それは勘弁して下さい!!」
「(ちっ)んじゃー普通に沙耶でいいよ。」
「(何か今『ちっ』って聞こえたような気が…)分かった。じゃあ改めて宜しく沙耶。」
「うん。宜しくね隆ちゃん」
と言って腕を組んできた。…何か転校してきた時と比べて随分キャラ変わったな。こっちが素か?

「ちょ、ちょっと沙耶。腕を組むのは色々とまずいって!」
「えー!何がまずいの?」
と笑いながらさらに強くくっついてきた。
う、腕に柔らかい感触がー!と思いながら必死に理性を保っていた。

「あれ〜?隆ちゃん顔真っ赤だよ〜?可愛い〜!」

もうヤダ……。



あの後沙耶と分かれてしばらく歩くと家に着いた。
ドアを開けようとしたその時

「隆介〜〜!」

まあ分かるとは思うが舞である。
嫌な予感がするのだがシカトするわけにいかず後ろを向いた。
そこにはドス黒いオーラを出しながら笑顔でいる舞がいた。

「どっどうしたの舞?」
「隆介〜。あたし偶然体育館裏を通ったんだけど、そこであんたと神代さんがとても楽しそうに話してるの見たんだけど何で?いつからそんなに親しくなっなの?」
「い、いやーそうか?普通に話してただけなんだけど。」

ドゴン!!

「正直に話せやコラ。」

ひ、ひいぃ。コンクリートの壁が割れた。

「い、いや本当だって。本当に普通に話しをしていただけだたって。」
「 ふ〜ん。信じられないなあ。顔を真っ赤にしてデレデレしてたからねえ。もしかしてあんたと神代さんは昔会っていて、それであんたが優しく接したから神代さんがあんたを好きになってあの時に告白したというラブコメ的な流れなんじゃないの!?」

…当たってるよ!何で分かっちゃうんだ?読心術でも使えるのか!?
だがここで当たりなんて言ったら僕は明日の太陽が拝めなくなってしまう。

「な、何言ってるんだよ。そ、そんなはずないじゃないか。漫画じゃあるまいし。」
「ふ〜ん。まあいっか、明日神代さんに聞いてみよう。じゃあまた明日…あ、明日久しぶりに迎えに行くから!」
「な、何だよ急に。別に
「分かった!!??」…はい。」

僕ってホント弱!!
やれやれ…
小説書くって難しいなあ…。
でもめげずに書き上げたいと思います。


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