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短編

雪心

作者: RK

 冷たい雪がとけた。

 冷え切っていた雪は水になった。

 暖かさに触れて雪は水に変わった。

 熱に触れているとドンドン膨らんでいく。

 雪は知らない。その熱が何かを知らない。

 水となった今でもそれが何かが分からない。

 次々と自分から溶けて溢れ出るものがなんなのか。

 熱のせいでこうなった自分はどうしたというのか。

 熱のせいで自分はおかしくなってしまったのかもしれない。

 でも不思議とそれが嫌いじゃない。

 雪が溶けて春がやってきた。

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