表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
しいていうならお前の横を歩いてるのが魔王  作者: たぴ岡
最終章「しいていうなら(略
221/240

生きる

三九九、海底洞窟在住のとるにたらない不定形生物さん(出張中


 怒りは尽きることがない――


 沈みゆく夕陽が流れる雲を赤く染めている

 大自然が織り成す景色は雄大だ。ただ人を圧倒する

 その勇壮さに、太古の記憶が呼び覚まされるかのようだ


 何かを思い出せそうな衝動がある

 貯金箱に仕舞い込んだ大切なものを眺めたくなるような衝動だ

 胸を打つ……

 そう、例えるならば妖精さんの打突を受けたような光景も

 復讐の業火に身を委ねた戦士には何ら感慨をもたらさなかった

 

 赤く輝く剣と鎧…… 

 巨鳥ヒュペスを従えた魔軍元帥ジ・エルは、まるで――

 好意的に解釈すれば――

 竜騎士のようにも見えた……


 輝きを増した光は、より濃い影を落とす

 薄く引き伸ばされた影法師が立ち上がり、焼かれるパンのようにふっくらと厚みを増していく

 現界したのは、隻腕の魔人グラ・ウルーだった

 蛇の王ズィ・リジルも一緒だ


 つい先ほど魔軍元帥を謀殺しようとしていた腹黒であるが……

 素知らぬ顔をして魔人を頭に乗せている


 ――昨日の敵は今日の味方という言葉もある

 なかったことにしてしまえば、彼らの友情は永遠のものになるだろう


 ついに訪れたこの瞬間を

 いったいどのような言葉で彩れば良いのかわからない

 

 一千年にも及ぶ、長い……

 長い旅が終わろうとしている


 様々なことがあった


 様々な思いがあった


 運命を呪い最後まで抗おうとしたものがいた――


 泥を啜ってでも生き抜こうとしたものがいた――


 裏切り――


 愛……


 涙


 なんでやねん――


 ――なんでやねん……


 あまたの試練を乗り越えて

 そして、いま

 ここに四人の都市級が揃った



四〇〇、管理人だよ


 ごちそうさまでした……



四〇一、空中庭園在住の現実を生きる不定形生物さん(出張中


 参加しろよ!

 いま、だいぶシリアスだぞ!

 かつてないほどシリアスだよ……!



四〇二、管理人だよ


 ここじゃない。おれのタイミングで行かせろ



四〇三、空中庭園在住の現実を生きる不定形生物さん(出張中


 ちょう偉そう!


 お前、さては何もわかってねーな!?


 さも自分は全部わかってるみたいな顔してるけど

 本当はどこまで理解してるの……!?

 正直に言いなさい! 怒らないから



四〇四、管理人だよ


 見くびるな

 おれは、常に先を見据えて行動している……


 重要なのは……

 本当に重要なのは

 やっぱり六人かな、ということだ



四〇五、王都在住のとるにたらない不定形生物さん


 え? なにが?



四〇六、管理人だよ


 パーティー編成さ


 おれは、ずっと

 ずっと……考えていたんだ


 三人とか五人は良くない

 二人一組になったとき、一人あぶれるからな



四〇七、住所不定のどこにでもいるようなてふてふさん


 お前ですね



四〇八、管理人だよ


 おれはいいんだ

 おれは、自分の面倒くらいは自分で見れる

 でも、お嬢と羽のひとはそうじゃない


 そう、問題は

 いつでもおれがそばに居れるわけじゃないということだ……



四〇九、アリア家在住の平穏に暮らしたい勇者さん(出張中


 どうしてそう上から物を言うの……?



四一〇、管理人だよ


 ちっ、新入りか

 どうしてだと?

 お前には先輩を敬う気持ちが足りないようだな


 いいか、お前はまだ幼い

 学ぶべきことは多いぞ……

 お前にシナリオの管理はまだ早いということだ


 わかるな?



※ 子狸さんはこきゅーとす上の勇者さんが魔法動力兵だと思っています

  このように、はっきりと明記しても理解してくれません



四一一、アリア家在住の平穏に暮らしたい勇者さん(出張中


 わたしだって料理くらい出来ます

 これまでは必要に迫られなかったからしなかっただけだもの



四一二、湖畔在住の今をときめくしかばねさん(出張中


 いや、アレイシアンさん……さすがにそれは……



四一三、王都在住のとるにたらない不定形生物さん


 何か勘違いしているようだな……

 いつも子狸さんがちゃっちゃとごはんを作るからか


 いいかね、勇者さん

 根本的に、簡単に使える魔法なんてものはないんだ

 魔法の利便性と難易度には最低となるラインがある


 利便性の最低ラインが殲滅魔法

 難易度の最低ラインが発光魔法だと思ってくれていい


 分別のつかない小さな子供が殲滅魔法を撃てるようでは

 まず人類社会は成立しない


 魔法には、術者となる種族を保護するための仕組みがある

 願望と喚声……契約に基づき超常現象を引き起こし

 その代償として退魔性を“邪魔だ”“要らない”と思わせるシステム……

 それが基本的なルールだ


 殲滅魔法を連発した人間が陥る離脱症状は、退魔性により引き起こされる

 勇者さんも魔都で体感したから、なんとなくわかるだろう

 君があの程度の症状で済んだのは、今後に期待できそうだったからだ

 魔法使いとしてじゅうぶんなレベルに達していないと判断されるものの離脱症状は軽くなる

 あまり遣り過ぎると警戒されるからな……


 そして、当然ながら――

 そもそも退魔性がほとんど機能していない人間が、離脱症状に陥ることはない

 バウマフ家の一族がそうだ

 おれたちの子狸さんは、バウマフ家の血をひく古代アニマル種の末裔なのだ……


 つまり、おれが何を言いたいのかというと……

 もっと子狸さんに優しく接してあげて下さい、ということだ!



四一四、山腹巣穴在住のとるにたらない不定形生物さん(出張中


 お前は黙ってろ


 勇者さん、魔法をうまく使うためには反復練習が欠かせないんだよ

 同じ圧縮弾でも、無印の圧縮弾と拡大版では扱いが異なる

 圧縮弾の練習ばかりしていても、拡大版を自由自在に操れるようになるわけじゃない


 連結魔法は、おれたちがデザインした、もっとも扱いやすい部類に入る魔法形式だ

 それでも、学校で勉強して練習を要する程度の難易度はある


 おれたちの子狸さんは……

 これでも魔法使いとしては、同年代と比較したら優秀なんだ

 勇者さんも前に言ってたけど、まだ巣立ちをしていない子狸さんがひとりで狩りをできる……これは驚異的とさえ言える

 まあ、小っちぇえ頃から鍛えたからね


 入学した当初は、天才だ神童だのとちやほやされたもんさ

 それから一向に成長が見られないもんだから、期待外れみたいな感じになったけど……


 その間、子狸さんは開放状態で戦えるよう訓練を受けていました

 人前では制限解除できないので、成績には反映されないのですね

 それは仕方のないことなのです……


 かくして堕ちたエリートの烙印をおされた子狸さんは

 非行少年たちに目を付けられることもしばしば

 なんだか一般生徒とはジャンルが違う、バイオレンスな学園生活に身を投じるのでした……


 お屋形さまの学生時代は、もっとのんびりしてたんけどなぁ

 やっぱり都会は怖いわ



四一五、迷宮在住の平穏に暮らしたい牛さん(出張中


 そこだよ

 やっぱり子狸は本家に連れ戻すべきじゃないの?

 自然も豊かだし

 王都だと、冗談でも何でもなく政府の陰謀に巻き込まれるから教育によろしくないんだよ



四一六、連合国在住の現実を生きる小人さん(出張中


 いや、でも何だかんだで王立学校は施設が充実してるからな

 王国は金回りがいい

 勇者さんを見てると、その理由もわかる

 もう出世の余地がないから、お金に執着しないんだな

 

 田舎は田舎で面倒だし

 何を勘違いしたのか、ときどき偉い人たちが家族連れでお忍び旅行してくる

 たいていは実物を目の当たりにして格の違いを思い知らされるんだけどね



四一七、帝国在住の現実を生きる小人さん(出張中


 あの強制イベントは本気でやめてほしいよな

 偶然を装って自分の息子さん、娘さんとエンカウントさせておきながら

 だんだんと眼差しが冷たくなっていくっていうパターンね

 もう見飽きたよ


 まあ、ドッキリを仕掛けるおれらに責任がないとは言わねーけど……

 その点、王国っとこの宰相はパイまみれになっても懲りずに接触してくるから立派と言えば立派だ

 あの人のスルースキルは驚嘆に値するね



四一八、王国在住の現実を生きる小人さん


 ウチの宰相、落とし穴にもいっさい動じねーからな……

 もう生きることを諦めているとしか思えん


 そんでもってお屋形さまに叱られるおれら

 ちょう理不尽

 元はと言えば、あの大きなポンポコと宰相が悪だくみしてたのが事の発端なのに……

 


四一九、海底洞窟在住のとるにたらない不定形生物さん(出張中


 あの二人が揃うと、本当にろくなことをしない

 世間話をしながら筆談とかやめてほしい

 おれらからすると丸見えだし、なにシリアスぶってんだと声を大にして言いたくなる

 そりゃパイも発射されるわ



四二〇、アリア家在住の平穏に暮らしたい勇者さん(出張中


 わたし、はじめてあの男に親近感を覚えたかもしれない……



四二一、草原在住の平穏に暮らしたいうさぎさん(出張中


 あれ? 勇者さんは宰相のこと嫌いなの?



四二二、アリア家在住の平穏に暮らしたい勇者さん(出張中


 嫌いではないけど、苦手なの

 いちいち精神論で言いくるめようとしてくる……



四二三、沼地在住の平穏に暮らしたいトカゲさん(出張中


 勇者さんも気を付けてね

 無用なシリアスはドッキリを招くよ

 とくにレベル1とレベル2のひとたちは

 分身の犯行が多いから追及のしようがなくなる


 正直、アナザーの見分けなんておれらにも出来ないし

 なんか区別できてるっぽいのがバウマフさんちのひとなんだけど

 そのメカニズムもよくわかってないのが現状です



四二四、管理人だよ


 ふむ……

 父さんは?



四二五、火口付近在住のとるにたらない不定形生物さん(出張中


 お屋形さまは、なんとなく予想はつくけど断言できないから話したくないらしいよ

 その口ぶりがさ~

 もう、本っ当に王都のんとそっくりなんだよなぁ……!


 つうか、この遣り取り二度目だからね?

 ループしてるから気を付けて

 あと二回でペナルティだよ

 三度目までは許容します



四二六、管理人だよ


 ふっ、耳にタコさんウィンナーが出来るぜ



四二七、海底都市在住のごく平凡な人魚さん(出張中


 おおっ、惜しいじゃないか……!

 八割方は合ってる……!


 意味はだいぶ怪しいが……

 これは合格と言っても良いのでは!?



四二八、王都在住のとるにたらない不定形生物さん


 うむ……

 仮に十点問題だとすれば、五点は固いな

 だが、教官の採点は厳しい

 じっさいは二、三点といったところか……?



四二九、墓地在住の今をときめく骸骨さん(出張中


 うむ。改善の余地はある。が……

 下手にいじろうとすれば、離れる可能性もある

 ここは、いったん良しとするべきだ


 仮に十点満点のテストとすれば、二割、三割は取れるわけだからな……



四三〇、住所不定のどこにでもいるようなてふてふさん


 いや、ふつうは零点じゃねーかな……


 たしかに二、三点はもらえそうだけど

 教官の採点はゆるいと言うか……

 近頃は論理が破綻しつつあって見ていて悲しくなる 



四三一、海底洞窟在住のとるにたらない不定形生物さん(出張中


 ……そのあたりは仕方なくねーか?

 減点方式のテストじゃ子狸さんの真の実力は測れないだろ


 むしろ実技を増やすべきなんだよ

 お遣いに行って、何を買ってきたかじゃない

 大切なのは、何を為したかなんだ



四三二、アリア家在住の平穏に暮らしたい勇者さん(出張中


 それは……

 そうね。一理あるかもしれない



四三三、海底洞窟在住の現実を生きる不定形生物さん(出張中


 お前らが勇者さんを交えてぐだぐだと言い合っている一方その頃 


 魔物と動力兵のレギュラー争いは、ついに最終局面に突入した


 ぐっと上体を沈めた紅騎士が、紅玉の剣を低く構える


 失われたものは二度と戻らない

 ならば、その代償として支払われるのは利息による――

 残酷な最期でしかありえなかった


 口ぶりとは裏腹に、精霊は冷静だった

 彼我の戦力を再計算している

 四人の都市級が共闘したデータは極めて少ない

 その幾つかは、お前らが主催した球技大会によるものだった


 しかし例外なく何者かによる陰謀が同時進行したため

 決勝戦がまともに進行したことなどなく――


 結果として訪れたのは、嵐の前の静けさだ

 

 鬼のひとたちを吊るしたパラシュートだけが、ゆっくりと眼下を横切っていく……

 王国のひとにしがみついた帝国のひとが理不尽を嘆いていた


帝国「なんでおれの脱出装置だけ誤作動を起こすんだよ!? おかしいだろ!」


王国「言ったはずだ。確率は三分の一……。ええいっ、しがみつくな!」


連合「う~ん……。なんで爆発したのかなぁ……計算上は奇跡的にシステムダウンする筈だったのに……」


 ――静かだった


王国「離れろ! このパラシュートは一人用なんだよ!」


帝国「ならば、お前を道連れにするとしよう……」


連合「……おい、お前らおちつけ。二人までなら大丈夫だよ。余裕をもって設計してるから」


帝国「もう遅い……! 連合の、お前も来るんだ……!」


連合「ごめんだね。……安心しろよ。お前らの研究成果は、おれが引き継ぐとしよう……」


王国「いいや、どうやらその必要はないみたいだな」


連合「!? 王国のっ……貴様――!?」


 取っ組み合いの喧嘩をはじめた王国小人と帝国小人が、連合小人を巻き込んで落ちていく

 複雑に絡み合ったパラシュートが、まるで紅騎士の“怒り”を物語るかのようだった


鬼ズ「あっ――!」


 失われたものを思う

 おびただしい犠牲を思う――


 肩を迫り出し、低く構える緋色の騎士は、引き絞られた矢だ

 弦の役割を果たしているのは、全身に巻き付いた不可視の鎖だった


 自分の魔力を、自身へと作用させることが出来る

 これが魔王軍の総指揮官にまで登り詰めた魔物の

 唯一無二と言える特性だった


 水の精霊がふたたび下降をはじめた

 勝利を確信した彼女の声には傲慢さと憐れみが等分に混ざっていた


 圧倒的な力を振るう愉悦に酔っている

 自分の安全が脅かされることはないと見なした

 余裕の表れに他ならない


 彼女は言った


「ひねりつぶしてあげます」


 上位の魔法は下位のそれに勝る。原則の一つだ

 開放レベル4の都市級が、開放レベル5の王種を、最終的に上回ることはない

 承知の上だ


 つの付きは言った


「ハッピーエンドと言ったな……」


 言葉は便利だ

 こんなにも簡単に人間関係を壊せる

 

「簡単なことなんだ。おれたちのハッピーエンドに、お前は要らない」


 弾けるように前に出た

 一足飛びに虚空へと躍り出し、詠唱破棄――力場を踏みしめる

 跳躍すると共に多重顕現した魔剣を幾重にも繰り出した


 この戦いを通して、はじめてつの付きが攻勢に転じた

 霊気を開放した自分の力を、敵は見定めに来ると判断してのことだ



「どうして、そんなひどいことを言うのですか……?」


 

 核への集中砲火を、彼女は物ともしない

 串刺しにされた核からどぷりと水があふれて消えた

 動力核を破壊された呪言兵は滅びるしかない

 それなのに、急所を目の前に差し出したまま戦うわけがなかった

 

 案の定、贋作だった


 頭上の海面から無数の核が浮かび上がってくる

 全てが偽装か、それとも……?

 どれかが本物なのか

 考えることに意味はない


 彼女は複核型ではない。内蔵型の動力兵だ

 彼らの設計思想は、核と手足を切り離しての立体機動に基づく

 機械であるがゆえに高度な安定性を持つ呪言兵は、状況が複雑になればなるほど有利になる

 人間が勘で済ませていることを、より正確な計算で行うからだ

 本来ならば、核を内蔵することで得られるものは微々たるもので採算が合わない


 しかし例外もある

 

 格上の――とりわけ詠唱破棄を駆使する都市級と王種の呪言兵が動力核を内蔵した場合

 一発逆転の目がなくなるということだ


 次々と浮上してくる偽装核を目にして、騎士たちが危機感を露わにした

 あの黒球が動力兵に共通する急所であることは、すでに周知の事実だった

 とくに部下の命を預かる立場にある中隊長の焦燥感は切迫していた

 半裸の露出した肌が危機的状況に粟立つ


 ――まずい! まずいぞ……!


 騎士団に、王種との戦闘を想定した訓練などというものはない

 敵対した時点で敗北が決するからだった

 広域殲滅魔法を息継ぎなしで連発してくるような存在だ

 天災に立ち向かうようなものである

 

 だが、都市級の魔物ならば勝機もあるのか……?

 そう思っていた

 しかし、これは違う。あきらかに違う

 明確な断絶がある。如実に表れる実力差だ


 マイカルが叫んだ

 連合騎士が即応する

 目を見開いたまま硬直する少年騎士を抱え、飛び降りる

 戦線を離脱する直前、少年は片腕を伸ばして留まろうとした

 それだけでじゅうぶんだった


 ともに死地へと取り残された部下たちに、マイカルは詫びようとはしなかった

 出し惜しみはなしだ

 高速で突進する魔鳥の上で戦歌を紡ぐ


 このとき帝国騎士団は半裸を軸とした“一人の術者”だった

 惜しげもなく晒された胸筋がびくびくと蠕動する

 二の腕に浮かび上がった血管の青い筋が、半裸の生き様を刻み付けるかのようだ


 強敵を前にして、戦う理由をおのれに見出せないものに戦士の資格はない――

 

 半裸が自らの内面に問うように雄々しく吠えた

 緊張に膨張した片腕を突き出すと、追随し駆け上がった三十超もの光槍が乱れ飛んだ!

 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ