簡単な・・・
ゼロ「絶龍人物語、始まるぞ。」
・・・・今日だけ泣いてもいいですか?
明日もちゃんと生きていきますから・・・
ゼロ「有名な曲をパクるな。切るぞ。」
・・・すいません。
第十五話 悪魔
リリア達を樹海へ下ろし、ゼロは決戦の舞台へと向かっていた・・・・
シュレイド城にもっとも近い森・・・
バイド密林だ・・・・
バイド密林の近くにはモンスターは生息しない・・・
そこには豊かな果実、そして、栄養豊富な魚・・・
だが、この先にはシュレイド城と、シュレイド城下町があるのだ・・・
シュレイド城下町には壊れた壁、何かに抉られた爪痕・・・
ゼロが見つめる先には、漆黒の鎧の様な鱗を身に纏い、その眼光に映った者に絶望を与える瞳・・・
奴だ・・・・
船を止め、静かにバイド密林を歩いていく・・・
ゼロの知っている限りの情報では、悪魔は半年に一度、この場所から何かを待ち続けるように見るというものだった
シュレイド城の焦げた古文を読み上げると、ミラボレアスは一度会った人間の顔は殺すまで忘れないそうだ・・・
そして、バイド密林の奥から光が差し込み・・・
密林を出た・・・・・
そこには、自分の師匠を無残な姿へと変えた憎き相手が居た・・・
昔切り刻んだ部位には傷跡は残っているが、鱗が完全に覆い、隠れている・・・
しかし、奪った片目には傷があり、もう片方の目でじっとゼロを見ている・・・・
ゼロとマサムネはそっと武器を取り出した・・・
『グルルルルルッ・・・・』
こちらへと向けられた瞳には憎しみと怒りが込められており、ゼロはその瞳を見て、そしてマサムネに言った
「・・・いくぞ・・・」
「・・・了解です。マスター。」
『ギイィィィギャアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!』
憎しみを叫ぶように、悪魔は叫び、ゼロとマサムネに襲い掛かった・・・
こちらへと這い、まるでトカゲの様に向かってくる
ゼロとマサムネは散開し、ゼロは双剣を持ち言った
「因縁に決着をつけてやる!!!!!」
そして、ゼロの敵討ちが始まった・・・・・・・・
「ゼロ、大丈夫かな?」
エアロがルーン樹海を歩きながら言った
手にはナルガクルガの素材が握られている・・・
どうやら、ナルガクルガを狩れた様だ
だが、彼女達はいつも居た頼もしいリーダーを思い浮かべる・・・
今は一体どこで何をしているのだろう・・・
「ゼロなら大丈夫さ。さて、とっとと帰ろう。私の装備がボロボロだ・・・」
リリアの装備はナルガクルガとの戦闘でボロボロになり、胸元が大きく露出されていた
どうやら、ナルガクルガの翼の攻撃を掠って切れたらしい
だが、彼女の美しい肌は傷ついておらず、リリアの美しい体は健在だった
「・・・・・」
リリアの胸元を見ながら自分の胸に手を当てるフィリア・・・
なぜこんなに不平等なのだろう・・・
そりゃ・・・自分だって大きいほうだけど、二人のは以上に大きいし・・・
等と考えながらも、樹海を歩いていく・・・
バイド密林では、かつて無いほどの死闘が繰り広げられている
絶龍人の全力全開・・・・
それとまったく引けをとらない悪魔の圧倒的力
「ニャアアアアア!!!!!」
マサムネも全力でゼロのサポートをし、ミラボレアスの胴体を切った
しかし、鱗が堅く、後ろに弾き飛ばされた
「ニャ、ニャんて奴だ・・・・」
ゼロはいつもの様に無言で戦っていない・・・
どうやら、ゼロは本気を出すと普通のハンターの様に叫びながら戦うようだ
「うおおおおおおおおおおおおッ!!!!」
『キシャアアアアアアアアア!!!!!!!』
双剣でミラボレアスの顔面を切り裂こうと高く飛ぶが、尻尾がゼロを捉え、ゼロは向きを変え、顔面ではなく、こちらへ向かってくる尻尾へと狙いを定めた
尻尾と双剣が激しくぶつかり合い、そして真っ黒な稲妻が尻尾を包み込む・・・
しかし、威力が段違いなので、ゼロは後方へと吹き飛ばされた
ゼロの向かう先には、大きな木がずんと佇んでおり、ゼロは吸い込まれるように木に衝突した
「ぐはぁッ・・・・」
口から血を吐き出し、ゼロはこちらへと向かってくるミラボレアスを見た
このまま・・・終わるのだろうか・・・
師匠の仇もとれずに・・・
刹那、バイド密林に悲鳴が木霊した
倒れてしまったゼロ!
ゼロのピンチを知らないリリア達!!!
ゼロの運命やいかに!?
次回!絶龍人物語!!!
「敗北」
ゼロ「次回の運命を見逃すな。(カンペ見ながら)」
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