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掌編小説集8 (351話~400話)

初夢

作者: 蹴沢缶九郎

夢に出てきた男が言った。


「ここから西に20キロ程行った山にある、一際大きな木の根本を掘ってみよ」


「そこに何があるのですか?」


「行ってみればわかる。興味がないのであれば他の者に…」


「い、いえ、とんでもありません。西に20キロ行った所にある山ですね? わかりました」


そこで目が覚めた青年は、さっそくシャベルを手に、夢の男に言われた山へと喜び勇んで出掛けていった。





どこからか会話が聞こえる。夢の男とは別の男の声が言った。


「本当に、20キロ先の山の木の根本に何か埋まっているのか?」


夢の男が答えた。


「さあね、何かあるかもしれないし、何もないかもしれない。そんな事は私にもわからない。ただ、富士や鷹や茄子が出てくる初夢よりは、よっぽど期待が持てる夢だと思わないか?」

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