沼田藩新陰流の道場に、鈴太郎という美しい若衆が入ってきた。師範代の塚本大祐は、鈴太郎に惚れられていると噂されるが無視しようとする。だが鈴太郎の魅力に引かれていく。鈴太郎には秘密があった。折しも沼田藩の財政は破綻し、百姓は重税に苦しんでいた。そこに大祐の父、沼田藩筆頭家老の舎人が農民の童女を斬り捨てるという事件が発生する。このままでは一揆が起こるだろう!だが大祐の取った行動は・・・?新陰流奥義の剣が悲しくも激しい恋を両断する。衆道の契りの誉れ、古武道の神髄を贈ります。
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N4333D
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18021文字(約37分)
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通常小説[連載完結済作品(全11部分)]
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歴史
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三学圓の太刀 燕飛 古武道 新陰流 衆道
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その年、塚本大祐は沼田城下の新陰流の師範、辻茂吉から目録を得た。茂吉の父、茂右衛門は天下の御指南役、柳生宗矩の高弟で、厩橋藩の酒井家の剣術指南役であった。その子の茂吉は酒井家に縁がある沼田藩主、真田信利に請われこの沼田城下に十年前に来た。馬廻り役と兵法指南役を仰せつかった。しかし、真田 |