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掌編小説集3 (101話~150話)

羊飼い

作者: 蹴沢缶九郎

放牧している羊の群れを柵の中へ移動させる為、羊飼いの少年は牧羊犬に指示を出しながら羊達を追い込む。


「そーれそれ、あっちだよ。あっちへ行くんだ。」


牧羊犬も羊を威嚇しながら牧場をあっちこっちと走り回る。


「そうだ、そうだよ。皆お利口さんだね。柵の中に入ろうね。」


羊達は少年の誘導に従い柵の中へ移動し、最後の一匹が入ったのを確認した少年は、羊の数を数え始める。


「1、2、3…あれ? 数が合わないぞ。もう一回、1、2、3…」


何度数えても羊達の数が合わないのだった。


「大変だ!! 羊が逃げたぞ!! ご主人に怒られる!!」


少年は頭を抱えた。


別のある日、寝付けないでいる男がベッドの上でぼやいた。


「何故か15匹から先、羊が数えられない…。」

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