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異世界で自由奔放に生きてみました~最強冒険者と呼ばれた男の波乱万丈転生譚~ 作者:西園寺☆桜

第1章 ルロワ村編

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第5節 弓スキル

最後に大人気ないことしちゃいます^^;
カムイは、ある一団と豊穣の森を歩いていた。


朝食時にルークから、ある提案があった。

「今日、俺の班が猟の担当なんだが、カムイも一緒に行ってみないか」

今日一日なにをして過ごすかは決めていなかったが、いきなり狩猟に誘われるとは思っても見なかった。
確かに、冒険者として・・・いや男として猟には興味がある。
ただ、聞いたところ猟は弓を使って行うらしいのだが、今のところ弓スキルどころか、実際に弓を使ったことがないのだ。
確かに俺は魔法が使える。実際にライとアイナの前で1度使っている。
だが、二人に当時のことを聞いた時に、あまりの極限状態だったため俺がどうやって魔物を倒したのか良く判らないということだった。
それを聞いてからは、俺が魔法を使えることは隠している。

「ルークさん、俺としては是非参加させて欲しいのは山々なんですが、正直俺は弓を使ったことがありません」

カムイは、付いて行っても役に立たないのではと思ってた。

「初めから弓が使えるとは思っちゃいないさ。そりゃできる方がいいにはきまっているが、これから冒険者を目指すのであれば実際に弓を使う場面もあるだろうから、猟の現場を見ておくのも使っておくのも悪くないと思うぞ。」

そんなカムイの言葉に、ルークは笑って答える。

「現場を体験するのも実際に弓を使うのも、訓練だと思って気楽に参加すればいい」

その言葉に、今日の猟に参加させてもらうことに決めた。
弓は、ルークが若いころに使っていたらしい1張りを借りた。
ルークの班は6名で、集会場で見た顔が殆どだったので簡単に挨拶を済ませる。
一応、出発前に使い方を教わったが、『まぁ、あとは実戦で慣れるほうがいい』ということで直ぐに出発することになった。

 △▼△▼△▼△▼△▼△

道中、仲間とのコミュニケーションを取るための基本的な手話を教わった。
獲物が近くにいた場合、声を出す訳にはいかない。それを補うための手法だ。
そんなに難しくないため、簡単に覚えることができた・・・・たぶん。

まずは、獲物を見つけないことには、始まらない。
各メンバーが見える範囲で等間隔に広がって、獲物の気配を探しながら進んで行く。
俺はというと、ルークと一緒に行動している訳だが、当然ながら皆は使えないマップを展開して獲物を探している。

そうして、30分くらい森の中を進んだ頃に、マップに赤いマーカーが入ってきた。
まさか、『マップに映っている』とも言えるはずもなく、ルークに『動物の気配を感じる』とだけ告げる。
ルークは、俺の言葉に一瞬驚いたが、直ぐに方角を聞いてくる。

「こっちの方角から、まだ気配が小さいので4~500m先かも」

カムイは方角を指差し、大体の距離を告げる。

4~500m先(・・・・・・・)だと!?」

ルークは更に驚いた。
方角だけを聞いたのに、おおまかではあったが距離まで言ってきたのだ。

その声に、何事があったのかと仲間が集まってきた。

「ルークお前らしくもない、あんな声を出すなんて。なにがあった?」
「す、すまん!だが、カムイが獲物の気配を察したようでな。こっちの方角で、4~500m先(・・・・・・・)だそうだ」
「なんだと!?」

ルークに声を出したことを指摘した者も含め、皆が一斉にカムイを見つめる。

「・・・間違いないのか?」

仲間の一人が疑わしげに聞いてくる。

「距離は誤差があるかもしれませんが、少なくとも方角は合っているはずです」

カムイの自信ありげな回答に、メンバーは困惑の表情を見せる。
猟師の中でも気配に敏感な者はいる。だた、どんな凄腕の猟師でも100m程度が限度でそれ以上の距離で察知できるなんてことは聞いたことがなかった。
それを、初猟だという若者が、それ以上の距離で獲物の気配を察知するなど信じられなかった。

「どうするルーク?」

仲間の一人が班長であるルークに判断を仰ぐ。

(カムイの祖父は有名な冒険者だったとか言っていたな。カムイ自身に冒険者としての資質があるのかもしれないな)

ルークは暫く考えた後、メンバーに指示を出す。

「カムイの言うとおり進んでみよう。森に入ってそう時間も経ってない。もし仮に間違っていてもあまり影響はないだろう。フィルは、先行して様子を見てきてくれ。そのほかのみんなは、いつもどおりの陣形で」
「「「「了解した」」」」

ルークの指示に反対するものはいなかった。皆が一斉に動き出す。
カムイは、マップを見ているのがバレないように用心しながら、先行したメンバーや周りのメンバーに気を配りながら獲物との距離を詰めていく。
先行したフィルのマーカーは、獲物から100mくらいの地点で止まったままだ。
カムイたちもフィルに合流できる地点まで近づいた時に、不意に木の上から何かが降ってくる気配を感じた。
カムイは、ナイフに手を懸け身構えたところで、ルークに動きを静止させられる。
木の上から降りてきたのは、先行したフィルだった。

「確かに、100m先に2m級の野猪(ノジシ)がいる」

その言葉に、一同は今日何度目かの驚きの表情を見せる。
(2m級の猪だって!?)
(((カムイは何者なんだ)))
ただ、カムイと他のメンバーの驚きの内容は微妙に違ったが。


「カムイは俺に付いてこい」

獲物がハッキリしてからのメンバーの行動は早かった。
俺はルークに言われたとおり付いていく。
作戦は、簡単だった。二人がワザと風上から弓で攻撃しながら風下に待つ、残りのメンバーの場所まで追い込む。
追い込む場所も考えられており、野猪からすると袋小路になるような場所を選択し、反撃されないように高台や木の上から弓で一斉攻撃するといったものだ。
唯一の懸念としては、風上の追い込み役側に向かっていくことだが、その辺りはベテラン揃いだから問題なく予定の場所に追い込んでくるのがマップからも判る。

ガサガサッ!!

追い立てられた野猪が袋小路に凄い勢いで現れた。
その先が行き止まりだと感じた野猪は、慌てて停止し方向展開しようとしたところにルークの声が響く。

「撃て!」

一斉に野猪に向けて矢が放たれる。
カムイも慣れない手つきで弓を放つが、野猪に届くことはなかったが、そんな余裕はないので、次の矢を構えようとしたが、誰かの放った矢が急所に当たったのか『ガフッ!』と鳴いて倒れこんだ。そして暫く小刻みに痙攣していたが、そのうち動かなくなった。
死亡を確認しすると手早く血抜きをしながら、これからのことを話し合った。
結局、これだけの獲物を持って次の狩りは難しいとの判断から、一旦村に帰ることになった。


村ではちょっとした騒ぎになった。
2時間も経たないうちに狩猟班が帰ってきたことで、『なにかあった』のかと。
一応、ルークが思ったより早く大物が仕留められたので一旦帰ってきただけだと説明し、あとの処理を村のメンバーに依頼し、再度森の中に入って行った。
だが、流石に野猪のような大物は見つからず野兎を3羽仕留めただけで村に帰還したのだった。

 △▼△▼△▼△▼△▼△

その夜、カムイは弓を持って一人森に入った。
野猪もそうだが、その後も結局カムイの矢は1度も獲物に当たることは無かった。
本当は、こっそり魔物を倒して、スキルを取得するつもりだったのだが、マップを見るとルークが付いてくるのが判った。
おそらく、こんな夜更けに森に入ってなにをするのか心配だったのだろう。
なので、仕方なく適当な木に向けて練習の振りをすることにした。
当然、上手く狙った木に当たることはなく、何度か撃ったあと矢を拾いに行くときに、ルークに聞こえよがしに呟く。

「やっぱりすぐには無理か~。まぁ、練習してけばそのうちコツも判ってくるだろう」

そう言って、また矢を放つ。
暫く同じことを繰り返していると、マップからルークが家に戻って行くのが判った。思惑通り『矢が当たらなくて練習している』と判断したようだ。

それを確認したカムイは森の奥に魔物を探して姿を消し、無事弓スキルを取得するのだった。
また、ポイントが余っていたので合わせて、色々スキル取得したりLv上げも行った。

【武具属性】
 [弓 Lv1]:Nランクの弓装備が使用可能

【戦闘スキル】
 [弓]
 [パワーショット Lv1]:弓を使って遠距離にいる敵を攻撃する。Lv1毎に2%の追加ダメージ
 [ロングショット Lv1]:弓の射程距離が増加する。Lv1毎に5m延長

【戦闘補助】
 [探索 MAX]:全ての罠、隠し扉の察知及び、あらゆる穏形系スキルの看破が可能

【生産】
 [鑑定 MAX]:全ランクの武器、防具、アクセサリー、アイテムなどの性能や付加能力の鑑定が可能
矢が当たらなかったことが悔しくて、予定外の弓スキル取っちゃいました。

お読み頂きありがとう御座います。
誤字脱字等ご指摘があればよろしくお願いします。


======================================
 名前:カムイ(男)
 年齢:15歳
 種族:人族
 クラス:ファイター
 職業:未設定
 状態:未設定

 Lv:3

 体力:140 魔力:115
 筋力:13 持久力:14 器用:14 俊敏:15 知力:10 運:12

 ボーナスポイント:0

【武具属性】
 [短剣 Lv1] [片手剣 Lv1]  [弓 Lv1]
 [軽装備 Lv1]

【戦闘スキル】
 [弓]
 [パワーショット Lv1] [ロングショット Lv1]

【戦闘補助】
 [攻撃速度向上 Lv1] [探索 MAX]

【攻撃魔法】
 [フレイム Lv1] [コールド Lv1] [ウインド Lv1]
 [サンダー Lv1]

【回復魔法】
 [ヒール Lv1] [キュアポイズン Lv1] [リジェネ Lv1]
 [リザレクション Lv1]

【状態異常魔法】
 [異常状態抵抗 Lv1]

【移動魔法】
 [ファストウォーク Lv1] [リターン Lv1]

【生産】
 [鍛冶 Lv1] [錬金術 Lv1] [採掘 Lv1] [園芸 Lv1]
 [鑑定 MAX]
======================================

======================================
 攻撃力:28(3) 防御力:25(3) 魔法力:17(0)
 命中率:21(0) 回避率:33(0) クリティカル率:27(0)
 攻撃速度:28(0) 詠唱速度:21(0) 魔法抵抗力:21(0)

 主武器:初心者用ダガー(N) 攻撃力:3
 副武器:未装備

 頭:未装備
 胴:初心者用シャツ(N) 防御力:2
 脚:初心者用ズボン(N) 防御力:1
 手:未装備
 足:未装備

 首:未装備
 耳:未装備
 指:未装備
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