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異世界で自由奔放に生きてみました~最強冒険者と呼ばれた男の波乱万丈転生譚~ 作者:西園寺☆桜

第1章 ルロワ村編

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第13節 豊穣の女神マイア遺跡 前編

1章での初めての本格戦闘になります。
上手く表現できるか不安ですが、お付き合い下さい。
カムイの予想通り、あのマジックサークルは遺跡内部の入り口だった。
背後には、崩された瓦礫があり、目の前には下に続く階段があった。

出るときも同じかと思い同じ言葉を唱えてみたが、マジックサークルは出現することはなかった。

「となると進むしかないか」

マップを見ると、赤いマーカーが点在しているので、魔物が徘徊していることは間違いない。
未知の領域に足を踏み入れる緊張感はあるものの、自然と笑みがこぼれる。

階段を下りて行くと、豪華な文様が施された扉があった。
扉を開けると、ツーンとかび臭いにおいが鼻につくものの、長い間放置されたわりには苔とか蔦といった植物でビッシリと言った感じではなく思った以上に綺麗だった。
それでも、一部の壁は剥がれ落ちそれなりの年月が経過していることはうかがえる。

扉をくぐると、そこは玄関ルームらしく左右と正面に続く廊下がある。
自動マッピングの範囲が広いため、遺跡内の構造はまる判りになっており左右対称の構造で、階段等は見当たらないため1階層だけのようだ。

(分かり易いな・・・)

明らかに中央奥の部屋が最終目的地のようだったが、当然すぐにそこに向かう気は無く隅々まで探索を行うつもりだ。

「では行きますか」

カムイは、そう言って左側の廊下に向かい進む。
別に何か予感があって左側に向かった訳ではない。
一種のカムイの癖とでもいうか必ずといっていいほど反時計周りに進むのが常になっていた。
左側に少し進むと右に折れ、あとは真っ直ぐ廊下が続いており、その左右に15m四方程の2つずつ計4つの小部屋があり、突き当たりには小部屋より少し大きめの部屋があった。
廊下や小部屋に赤いマーカーも点在しているので、魔物も居るようだった。

「なんか、すっげー緊張してきた」

と言いつつも顔はニヤついている。

まず、最初の遭遇は蝙蝠系の魔物2匹だった。

======================================
 名前:バンパイア バット
 種族:魔物/動物

 Lv:8
======================================

名前からすると吸血蝙蝠のようだったが、遭遇したカムイの第一声は緊張感のカケラもなかった。

「デカッ!」

たしかに、MMORPGでは蝙蝠系は背景描写以外のものは誇張して現されることが多い。
そのあたりはカムイも判っていたはずなのだが、それがいざ目の前で幅1.5mはあろうかという翼を広げて襲って来る姿を見て思わず口に出してしまった。

「おっと、驚いてる場合じゃないな」

さすがに森の魔物に比べ、レベルも格段に上がっている。
今迫って来ているバンパイア バットもLvだけみるとカムイより上だ。
腰の武器はフォルスターに差したまま、戦闘態勢を取る。
もともと、最初は武器を使わず身体能力だけで戦うつもりだった。

バサバサッと大きな翼を羽ばたかせて、鋭い牙をむき出しにしてカムイの喉元を狙って襲い掛かってきた。
カムイはその軌道を読み、左側頭部を狙って右拳で力いっぱい殴る。

ボコッ!!

直撃した鈍い音がして、バンパイア バットの動きが止まる。
さすがに一撃で仕留めるには至らなかったが、すぐさま動きの止まったバンパイア バットの右側頭部を左拳で殴る。

グシャ!!

潰れたような音がしたかと思うと、項目の頭部は吹き飛んで跡形もなかった。
胴体と翼だけが痙攣するように廊下に転がり、暫くすると動かなくなった。
2匹目も同様に頭部を潰して片付ける。

「狙ってる場所がまる判りだと楽で助かるな」

そう言いながら、素材とか剥ぎ取れないか試してみたがなにも取れなかった。
なので蝙蝠系の剥ぎ取りは無視することにした。

少し進むと左右に小部屋があり、右側の小部屋には2つの赤いマーカーが点灯していた。
カムイは、そっと覗いてみるとそれぞれ剣と弓を持ったスケルトンがいた。

======================================
 名前:スケルトン
 種族:魔物/アンデッド

 Lv:10
======================================

======================================
 名前:スケルトン アーチャー
 種族:魔物/アンデッド

 Lv:11
======================================

こちらも、カムイよりLvは上のようだ。
しかもさっきのバンパイア バットよりもLvが高い。
今回はどうやって仕留めようか考えていると、目玉はない(・・・・・)がスケルトンと目が合ったような気がした。
すると案の定見つかったらしく、歯をカチカチ鳴らしながら剣を振り上げ向かってきた。

カムイも覗いていた壁際から飛び出しスケルトンに相対する。
スケルトンの初撃を半身を捻って躱すと、そのままの勢いで左肋骨辺りを狙って蹴りを放つ。スケルトンも剣を持っていない左腕でガードをする。
本来であれは、ガードした腕だけでは衝撃を吸収できずに身体ごと吹き飛ばす、または最低でも体勢を崩すつもりでいたが、蹴りで吹き飛ばしたのは肘関節から先だけだった。

「チッ!」

予想した効果が無かったことに軽く舌打ちする。
すると、いきなり脇腹をかすめるように矢が飛んできた。
身体に当たりこそしなかったものの『どこから?』の思いがよぎった。
カムイとスケルトン アーチャーの間にはスケルトンが位置するように注意を払っていたはずとの思いだったが、スケルトンの肩越しにスケルトン アーチャーを見るとスケルトンを無視してカムイに再度狙いを付けようとするスケルトン アーチャーを見て納得した。

「そうか、こいつら骨だけだもんな」

さっきの矢も、スケルトンの骨の間を通過したものだったことに気が付いた。
半ば関心し半ば呆れながら、2射目を投じようとするスケルトン アーチャーに対し、スケルトンから半身だけ晒してフレイムを浴びせる。フレイムはLv5だったが、効果覿面で火だるまになりながらスケルトン アーチャーは灰になった。

スケルトンは、その隙を狙って剣で胴を薙ぎ払ってきたが、バックステップで避けると軽くダッシュし頭蓋骨を前蹴りで後方に蹴り飛ばす。
するとスケルトンは、肘から先がない上腕部の骨で頭部の辺りを触り、なくなっていることに気付くやいなやカムイに背を向け頭蓋骨を捜しだす。
カムイは、その動作が面白くて様子を見ていたが、頭蓋骨を見つけたのか後方に走り出した。
ただ、走った方向はカムイが蹴り飛ばした方向とは違う方向で、ガサゴソ何かを探したかと思ったら、さっきのとは明らかに大きさの違う頭蓋骨を頭部に乗せそしてカムイを見てニヤッと笑った。

「ハハッ!ギャグ漫画かよ!」

カムイは、付き合いきれんとばかりに、フレイムで灰にしてしまうのだった。

 △▼△▼△▼△▼△▼△

<<おめでとうございます。レベルアップしました♪>>
<<ボーナスポイントを振り分けてください。>>

スケルトンを倒したところで、レベルアップを伝えるメッセージが流れた。

さすがに自分よりLvの高い魔物を倒しただけあって、Lvアップも早い。
ここで、カムイは試したいことがあって、エスケイプのスキルをまず取得した。

[エスケイプ MAX]:一部の聖域を除き、あらゆるダンジョン(地下洞窟)モニュメント(遺跡・館)ラビリンス(迷宮)タワー()から地上に戻ることができる。

カムイは、早速唱えてみる。

「エスケイプ」

すると、目の前が一瞬霞んだかと思ったら遺跡の入り口に戻っていた。
ここまでは予想通りで、再度合言葉で遺跡内部に入る。
カムイが確認したかったのは『遺跡に入り直せば倒した魔物は復活するのではないか』という点だった。
もし、復活するのであれば現時点でLv上げをするのに最適な場所になると思っていたからだ。

ただ、マップを見ると残念なことに、先ほど倒したバンパイア バットやスケルトンの居た位置には魔物を示す赤いマーカーはなかった。

残りのポイントでフレイムをMAXにし、残りをステータスに割り振りながらそう呟いて探索を再開するのだった。

[フレイム MAX]:単体の敵に対して炎の玉を作り出し放つ
自分で書いておきながら、うまく戦闘シーンが表現ができてるか不安でたまりません^^;
とりあえず前編としてまとめました。
前節の後書きで何節になるか判らないと言っておりましたが、恐らく、中編、後編の3節になりそうです。
それも上手くまとめられたらの話にはなると思いますが^^;


お読み頂きありがとう御座います。
誤字脱字等ご指摘があればよろしくお願いします。


ステータス情報
======================================
 名前:カムイ(男)
 年齢:15歳
 種族:人族
 クラス:ファイター
 職業:鑑定士
 状態:健康

 Lv:8

 体力:450 魔力:552
 筋力:17 持久力:18 器用:24 俊敏:28 知力:24 運:28

 ボーナスポイント:0

【武具属性】
 [短剣 Lv5] [片手剣 Lv1]  [弓 Lv1]
 [軽装備 Lv5]

【戦闘スキル】
 [弓]
 [パワーショット Lv1] [ロングショット Lv1]

【戦闘補助】
 [攻撃速度向上 MAX] [探索 MAX] [隠形 MAX]

【攻撃魔法】
 [フレイム MAX] [コールド Lv5] [ウインド Lv5]
 [サンダー Lv5]

【回復魔法】
 [ヒール Lv5] [キュアポイズン Lv5] [リジェネ Lv5]
 [リザレクション Lv1]

【状態異常魔法】
 [異常状態抵抗 MAX]

【移動魔法】
 [ファストウォーク MAX] [リターン Lv1] [エスケイプ MAX]

【生産】
 [鍛冶 Lv5] [木工 Lv5] [板金 Lv5] [彫金 Lv5]
 [革細工 Lv5] [錬金術 Lv5] [採掘 Lv5] [園芸 Lv5]
 [鑑定 MAX]
======================================

======================================
 攻撃力:117(30) 防御力:65(3) 魔法力:120(0)
 命中率:204(0) 回避率:188(0) クリティカル率:196(0)
 攻撃速度:236(0) 詠唱速度:168(0) 魔法抵抗力:108(0)

 主武器:ソードブレイカー(N) 攻撃力:27 + 3
 副武器:未装備

 頭:未装備
 胴:初心者用シャツ(N) 防御力:2
 脚:初心者用ズボン(N) 防御力:1
 手:未装備
 足:未装備

 首:未装備
 耳:未装備
 指:未装備
======================================
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