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異世界で自由奔放に生きてみました~最強冒険者と呼ばれた男の波乱万丈転生譚~ 作者:西園寺☆桜

第1章 ルロワ村編

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第8節 カムイの日常

ほとんど幕間な気がしますが、普段のカムイの1日を追ってみました。
薬師の件以降、特に何事もなく平穏な日々が過ぎていた。

大人たちは大体午前中に猟や農作業を行う。
子供たちも基本的はその手伝いで、暇なのはカムイのみという状態だった。

そのため、カムイは一人森に入ってLv上げや探索を行っていた。
村の南に広がる豊穣の森は広大だ。
マップ上でも、まだ踏み入ったことが無くマスクが掛かっている部分が多数を占めていた。
森のその先は、相当高い断崖がそびえ立つのが村からも見ても判る。
少なくとも、そこまでは探索を進めたいと思っていた。

森では、様々な発見があった。
高級ポーションの元となる薬草の群生地のほか、高Lvの錬金術の製作で使用する木の実や菌類素材の数々。
未採掘の鉱脈が幾つもあったり、高Lvの武器製作で使用する木々等まるで森自体が宝物庫のように思えた。
唯一村に一番近い鉱脈だけは採掘された痕があったが、ここはゴージュたち村人が採掘しているのだろう。採掘用の道具が木箱に納められ置かれていた。ゴージュの怪我も治ったことだし、また暫くすれば採掘も再開されるだろう。

その他として、生活に役立つものも発見した。
まずは、その大きさに驚いた岩塩の岩床帯。
村人たちがここの存在を知らないことはないのだろうが、これが塩の原料になるといった知識はないのだろう。
製法自体は難しくないので、教えることができれば村に恩返しが出来るかもと思い、少しだけ採取して持って帰ることにした。
また、蝋燭の原料になるハゼノキ、石鹸の替わりになるムクロジ、リンスに代用できる椿やオリーブといった原料も見つけることが出来た。
村からそんなに離れていない場所でもあったし、今度子供たちと採取に来るのもいいだろう。

ただ、カムイとしての一番の発見は、遺跡があったことだ。
マップを見る限り奥は結構広いようで、魔物を示す赤いマーカーも点在している。
だが、入り口は完全に崩れていて入ることはできなかった。仕掛けがあるのかと探して見たが、これといったものはカムイのスキルを持ってしても見つけられなかった。

(おそらく入るには何か特別な仕掛けがあるんだろうな。今度村長にでも聞いてみるか)

なにか、良い宝物でもあればいいんだけどね。
今の時点ではそれ以上情報がないので諦めてさっさと引き上げることにした。


森の探索をして、カムイが1つ疑問に思ったことがあった。
確かに村や近くのベトンに冒険者ギルドはないし、首都からも遠い。
だが、高Lvの冒険者、特に製作に関わる者であれば是が非でも欲しいような素材が山ほどあるにも関わらず、何故手付かずな状態なのか。
しかし、それも何度が探索していくうちに、なんとなくだがカムイにも判ってきた。
そう、豊穣の森にはそもそも強い魔物は存在しておらずせいぜいLv3止まりだった。
それが幸いし、冒険者は他の稼げる狩場に行っているのではないかと。

ただ、その状況はカムイも同じで、Lv上げもなかなか進まなかった。
それでも、塵も積もればナントヤラでなんとかLv7までは上げることができていた。

(この森でのLv上げは限界だな。時間単位での効率が悪くなりすぎ・・・)

あとは、発見した遺跡に期待だな。

ちなみに、Lv7までに新しく取得したスキルはこれ。生産系を多めにしたのは、序盤の資金稼ぎは製作が一番なのは定番だからだ。
あとは、今のLvで使えそうなものに割り振っておいた。

======================================
【戦闘補助】
隠形:姿を消す。Lvが上がるたびに消えている時間が延び、探索に見つかりにくくなる。

【生産】
木工:武器、盾の製作に必要なスキル
板金:盾、重装備、軽装備の製作に必要なスキル
彫金:アクセサリーの製作に必要なスキル
革細工:軽装備の製作に必要なスキル
裁縫:ローブやアンダーウェアの製作に必要なスキル
======================================

 △▼△▼△▼△▼△▼△

朝は、探索やLv上げを起こっているカムイだが、昼は子供たちの相手をすることが多くなった。

最初は、ライとアイナがカムイの寝室に来て寝る前に『冒険の話聞かせて』と強請ってきた。
当然、冒険なんかしたことがないため話すことなどなかったが、自分の世界のお伽噺を聞かせたところ喰いついてきた。
すると翌日には、ライとアイナが他の子に話をしたのか、他の子供たちも聞きたいと言いはじめた。
泣く子と地頭には勝てぬじゃないけど、子供たちに囲まれては逃げ場はなかった。
しかたなく、1日1時間だけということで子供たちに話をすることにした。
初めてのときは、カムイの風貌におっかなびっくりだった子供たちも、だんだん慣れてきたのか最近では怖がる子供たちはいなくなっていた。

男の子たちには、桃太郎や金太郎、一寸法師といった鬼退治ものがウケた。
一方、女の子たちには、シンデレラ、白雪姫や親指姫といったパッピーエンドものが好評だった。
ただ、カムイが知ってる童話の数もたかが知れている。
そのうち、ネタがつきてTVでやってた日本むかし話で覚えているものを交えるようになっていたが、子供たちには概ね好評だった。


あとは、童謡が中心だが歌も教えた。
元の世界では、音楽をやっていたこともあり、ギターやピアノがあればよかった(そもそもこの世界にそんなものがあるか判らないが)が無いもの強請りなのでアカペラだ。
当然、子供たちは歌うのが恥ずかしいのか、なかなか一緒には歌ってはくれなかったが、ある日、親の手伝いをしながら鼻歌を歌っている子がいた時には素直に嬉しかった。
だって、幾ら子供たちの前だからって、俺だって人前で童謡なんて歌うの恥ずかしかったんだぜ?

でも、何だかんだ言って楽しく過ごしているカムイだった。
森の探索、レベル上げと子供たちの相手でした^^

お読み頂きありがとう御座います。
誤字脱字等ご指摘があればよろしくお願いします。


======================================
 名前:カムイ(男)
 年齢:15歳
 種族:人族
 クラス:ファイター
 職業:鑑定士
 状態:健康

 Lv:7

 体力:425 魔力:437
 筋力:16 持久力:17 器用:23 俊敏:26 知力:19 運:23

 ボーナスポイント:0

【武具属性】
 [短剣 Lv5] [片手剣 Lv1]  [弓 Lv1]
 [軽装備 Lv5]

【戦闘スキル】
 [弓]
 [パワーショット Lv1] [ロングショット Lv1]

【戦闘補助】
 [攻撃速度向上 MAX] [探索 MAX] [隠形 MAX]

【攻撃魔法】
 [フレイム Lv5] [コールド Lv5] [ウインド Lv5]
 [サンダー Lv5]

【回復魔法】
 [ヒール Lv5] [キュアポイズン Lv5] [リジェネ Lv5]
 [リザレクション Lv1]

【状態異常魔法】
 [異常状態抵抗 MAX]

【移動魔法】
 [ファストウォーク MAX] [リターン Lv1]

【生産】
 [鍛冶 Lv5] [木工 Lv5] [板金 Lv5] [彫金 Lv5]
 [革細工 Lv5] [錬金術 Lv5] [採掘 Lv5] [園芸 Lv5]
 [鑑定 MAX]
======================================

======================================
 攻撃力:85(3) 防御力:61(3) 魔法力:95(0)
 命中率:193(0) 回避率:176(0) クリティカル率:176(0)
 攻撃速度:222(0) 詠唱速度:145(0) 魔法抵抗力:91(0)

 主武器:初心者用ダガー(N) 攻撃力:3
 副武器:未装備

 頭:未装備
 胴:初心者用シャツ(N) 防御力:2
 脚:初心者用ズボン(N) 防御力:1
 手:未装備
 足:未装備

 首:未装備
 耳:未装備
 指:未装備
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