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異世界で自由奔放に生きてみました~最強冒険者と呼ばれた男の波乱万丈転生譚~ 作者:西園寺☆桜

序章 プロローグ

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第1節 始まりのはじまり

初作品、初投稿になります。
拙い文章ではありますが、温かい目で見守って頂ければ幸いです。

8/8 誤字脱字を修正しました。
ピンポ~ン!

『宅急便で~す!』

ある日、俺の元に1つの荷物が届いた。
はじめは送り主の会社名に覚えがなかったが、伝票に記された品物名『VRMMO フリーダムオンライン』の文字に、クローズドβ(ベータ)(公募などでユーザーの数を限定して試用に協力すること)に応募していたのを思い出した。

早速、荷物を開けてみると、クローズドβ(ベータ)版だからかあまり飾り気のないインストール用DVDとそんなに厚くない取扱説明書が入っていた。

パラパラと取扱説明書をめくって読んでみた。
簡単な世界観や簡易マップ、ゲーム概要などが書かれているだけで内容的にはそう重要なことが書かれている訳ではなかった。
DVDからゲームを起動し情報登録を行ったあと手順チュートリアルに従い進めていけばいいようなことが書いてあった。

「どうせ暇だし、ちょっとやってみるか」

俺はPCの電源を入れ、DVDを挿入することにした。

 △▼△▼△▼△▼△▼△

ゲーム起動後、必要情報の入力を行っていく。
個人情報というよりは、性別、年齢層、職業、オンラインゲーム歴といった、どちらかと言えばアンケートに近い内容を入力していく。

次に、自分の分身となるキャラクターの設定に移る。
キャラクターの名前、年齢、性別を設定していく。

「なんだ、種族は人族(ヒューマン)しか選べないのか」

本来であれば、エルフ、ドワーフといった他種族もあったはずだが。
クローズドβ(ベータ)版だから仕方がないかと思いつつ、種族を設定。

クラスは、初期で選択できるのは、タンカー(盾職)ファイター(物理攻撃職)メイジ(魔法攻撃職)ヒーラー(回復職)の4種類だ。
Lvが上がっていけば、そこから2次職、3次職といった派生職が選択できるようだが、まだそこまで詳しい情報は取扱説明書にも書かれていなかった。
クローズドの段階だから、まだ実装されてないのかもしれない。

とりあえず、無難なところでファイターを選択する。
ちなみに、名前は本名である神威じん たけるをモジって、カムイとした。
ベタ過ぎる?

ここまで設定したところで、入力した情報と初期ステータスらしき情報が表示され、確認を促すメッセージとYes or Noの選択肢が表示された。
Yesを選択する。

======================================
 名前:カムイ(男)
 年齢:15歳
 種族:人族
 クラス:ファイター
 職業:未設定
 状態:未設定

 Lv:1

 体力:40 魔力:23
 筋力:8 持久力:8 器用:4 俊敏:5 知力:4 運:3

======================================

次に、スキルの選択に移る。
スキル選択のためには、ボーナスポイントが必要になるらしく、このポイントを使って開始時に使用できるスキルを選択していくようだ。
初期ボーナスとして10ポイントが支給されることが取扱説明書に書かれている。
以降はLvアップに伴い一定数のボーナスポイントが支給され、それを使ってスキルの取得、強化を行っていくとも書かれていた。
また、『ポイントはスキルだけではなく、ステータスの強化にも使えるため、自分のプレイスタイルに合わせてキャラクターの育成が可能である。』との説明が書かれていた。
Lvアップ時に、どの程度のポイントが貰えるかまでは書かれてなかった。

「育成方針は、進めながら感覚的に覚えるしかないか」

ポイントは全てスキル選択に割り振ることにした。

クラスをファイター《物理攻撃職》にしたことで、その職用のスキルが一覧で表示される。
まずは、武具適正の短剣を選択してみる。
選択と同時に、初期ボーナスポイントが1ポイント消費されていた。

[短剣 Lv1]:Nランクの短剣装備が使用可能

(Nランクってなんだ?)

取扱説明書には、『装備できる武器、防具、アクセサリーにはそれぞれランクがあり、適正Lv以上の装備を着けた場合には十分にその性能が発揮できない』と書いてある。
Lvが低いのに、ランクの高い装備品を着けても制限が掛かるということのようだ。
Nはノービスの意味らしく、Lvが上がるごとにDランク、Cランクと装備できるグレードも上がっていくらしい。
ちなみに、取扱説明書ではCランクまでの説明しか載ってなかった。クローズドβ(ベータ)ではそこまでしか開放されてないのかもしれない。

色々悩んだ末に、ようやくスキルの選択が完了する。
戦闘に役に立ちそうな身体能力向上系や、序盤の金策に使えるであろう生産系スキルを取得しておいた。
選択が完了すると、ここでもまた選択したスキル情報が表示され、確認を促すメッセージが表示されたのでYesを選択する。

======================================
[短剣 Lv1]:Nランクの短剣装備が使用可能
[片手剣 Lv1]:Nランクの片手剣装備が使用可能
[軽装備 Lv1]:Nランクの軽装備、アクセサリーが着衣可能
[攻撃速度向上 Lv1]:攻撃速度を攻撃速度の2%(スキルLv毎に2%の補正)向上
[異常状態抵抗 Lv1]:スタン、毒、恐怖、感電、睡眠、石化、沈黙、魅惑の状態異常に対し5%(スキルLv毎に5%の補正)の確率で抵抗
[鍛冶 Lv1]:武器、盾、重装備の製作が可能
[錬金術 Lv1]:ポーションなどのアイテム製作が可能
[採掘 Lv1]:鉱物系の採取が可能
[園芸 Lv1]:植物系の採取が可能
[鑑定 Lv1]:Nランクの武器、防具、アクセサリー、アイテムなどの性能や付加能力の鑑定が可能
======================================

最後に自分の分身であるキャラクターの容姿を設定していく。

『やっぱりブ男よりは美少年系だよな~』
『髪は長いのがいいな~しかも赤で』
『瞳は左右で、金銀で分けるかな~』

うん。どこからどう見てもイイ男だ。

全ての選択が終わりこれで始められるかと思っていたが、なにやらメッセージが表示され入力フィールドが現れた。

≪本作で出来たらイイナと思われることがありましたらご記入下さい。(3点)≫

『今後の開発の参考にでもするのかな?』程度にしか思わなかったため、あまり深く考えずに願望的なことを入力した。

1)インベントリに格納できる制限数の撤廃
2)Lvアップ時のボーナスポイントの増加(できるだけ沢山)
3)取得できるスキル制限(職制限)の撤廃

『こんなことができたらさすがに都合良過ぎだよな』と苦笑しながらも、全ての入力が終了した旨の完了ポタンを押下する。

≪入力ありがとうございました。これでこの世界で生きる(・・・・・・・・)準備が整いました。本当に始めますか?≫

俺は、Yesを選択した。

なんか、先の読めるというか、無理やりっぽ感は否めませんが・・・

※節タイトルを変更しました。
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