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このような拙作ですが、これからもどうかよろしくお願いします
【10万アクセス記念】『幻惑VS白き翼』
 とある管理世界、そこにソラは立っていた。
 周りは廃屋ばかりで人影はなく、また人の気配も何もない。
 原因不明の次元震で住民は避難しているため、ソラは辺りを見渡すが状況は変わらない。
 ロストロギアに覚えたての封印魔法をかけようとした所まではソラは覚えていたが、何故ここにいるのかがわからなかった。
 先程、何人かの魔導師が先走って攻撃をしかけてきたが、ソラは出来るだけ手加減して全員を気絶させていた。

「Hello、何をしているんだ?」
「にゅ?」

 突然現れた少年に焦る事もなくソラが振り向く、宙に浮いているのは金髪で顔の隠れた少年、頭には狐のお面、服は黒いマントのバリアジャケット。
 少年……ロゥ・アイアスはソラを観察する。

「(事前情報だと、格闘戦を得意とするミッド式魔法を使うSランク級魔導師。 しかも誘導弾も中々上手いときたか……妬ましい)」

 ソラが封印しようとしたロストロギアは名を「シュレンティンガー」といい、あらゆる可能性のある世界にランダムで飛ばしてしまう次元干渉型ロストロギアである。
 ソラが飛ばされたのはロゥが存在する別のリリカルなのはの世界、ソラはアースラから次元震の原因として捕縛しようとされたが今回の経緯である。

「……個人的に不愉快なので捕縛する」
「……貴方は敵ですか?」

 ソラの目が細められ、気迫が漏れ出る。
 その変化に咄嗟に距離をとるロゥ、まさか自分とそう変わらない歳の変わらない少年からこれ程の気迫が出るとは思わないだろう。

「OK……さぁて、行くか……『魔喰』発動」

 周りに球形の魔力領域を展開するロゥ、ソラは周りを見渡し頷く。

「魔力収集タイプの魔力領域ですね……素晴らしい術式構成です」

 眼光鋭くロゥを見るソラ、並の魔導師なら飲まれそうな程の気迫で威嚇をしている、だがロゥは揺るがない。
 内心はドキドキだが。

「(Sit! 何だコイツ! 魔力だけじゃない、確かな実力からくる気迫だ、しかもすげえ見識眼……やっかいだな) 『夜鷹』!」
「エンゼルシェル!」

 誘導弾がロゥの放った夜鷹に向かって飛ぶが夜鷹に組まれている自動回避能力により散り散りになりソラへと殺到する。

「っ……竜咆哮!」

 咄嗟に体内の魔力を放出、夜鷹をその魔力で吹き飛ばす!
 さすがに全包囲攻撃を回避することができず夜鷹は消滅した。

「(バカ魔力が! こりゃ余裕はないな、アレを使うしかないか?)」
「(戦い慣れていますね……術式構成が難しくて力押しでしか対応できません)」

 『枯渇』を発動させ領域内に高周期魔力波を発動させ誘導弾を消滅させると同時に、ソラの動きを鈍らせようとする。

「はっ!」
「!?」

 しかし、ソラの動きは変わらない。
 背中に『天の翼』を生み出し空を翔けてロゥに迫る。

「フォルテ、防御」

 現れた紫のシールドでソラの放った蹴りを防ぐ。

「プラスパワー!」

 防がれた瞬間に身体強化魔法を発動、足を引いて体を回転させ回し蹴りを放った。

「『朧月』……」

 ソラの攻撃に自らの障壁は破られるのを察知、即座に高速転移で5mほど距離をとる。

「ホークムーブ!」

 しかしその距離を高速移動魔法で一気に詰める、そしてスピードを乗せた掌ていを放ち、ロゥの腹に当てる吹き飛ばす、だが異常な固さで大したダメージはなさそうに見える、ソラも次に移るためまた移動魔法を使用しようとする。

「(おいおい……ちっちゃい体してる癖にめちゃくちゃ重い攻撃だな……)だが、捕らえた! 『水月』!」

 突進するロゥ、しかしソレに対して疑問を感じ、すぐさまそれが幻と認識し本体を探すソラ、しかし、水月で編まれたロゥから夜鷹が現れソラを捕らえた!

「(油断してしまいました……)神罰・轟天雷鳴!」
「(おいおい、属性付与攻撃魔法かよ……難易度SS+って所か……)これはやばいな……『ムラクモ』……」

 体内の魔力を電気変換術式で雷に変え放電の要領で夜鷹を破壊、さらに魔力を高め右腕に収束する。
 狙うは何をするでもなく立ったままのロゥ。

「神罰・断罪光剣!」

 放たれた光の奔流はロゥを飲み込む、もちろん非殺傷設定だが威力は瞬間とはいえSSSをたたき出す魔法、到達速度は光速なため一瞬。
 狙い放たれれば回避不能、防御不能の一撃、これを凌ぐ為には膨大な魔力か強靭な精神力、または発動の前から潰さなければならない。

「(倒した? と、言いますか……やり過ぎでしょうか?)」
「いやぁ、驚きだ。 死ぬかと思ったよ」
「っ!?」

 突然の後ろからの声に飛び退く、そこには無傷のロゥが立っていた。

「(発動前に逃げられた? いえ、違いますね……あの方はそういった魔法は使っていないはずです)」
「さて……と……『泡沫』……ほれ! 剣の大群だぞ」

 ロゥが呟くと同時に現れる雨のような魔力剣の大群、それはクロノの『スティンガーブレード・エクスキューズシフト』を再現したもの、『泡沫』はロゥの記憶を元に精神世界から引き出した魔法である。
 ソラは冷静にそれらを見つめ、同時に笑みを作る。

「(さてと、今のうちに後ろにまわっ……影?)」
「夢は現……現は夢……全て幻ですか……」
「(気づかれたか! ん?)……はぁぁぁぁぁ!?」

 空を見上げるとそこにいたのは全身を鎧に包まれ、翼は剣でできたドラゴン、体長200mを越える巨大な身体から発せられる魔力は膨大。
 剣竜・カラドボルク、その主攻撃は巨大な『収束魔力砲撃』、対象を貫く最強の技。

「今回は引き分けにさせていただきます、放て剣竜・カラドボルク……ボクごと!」



  瞬間、世界が閃光と轟音に包まれた。



 後の調査も虚しく、ソラは発見されず、気絶したロゥは回収された。





〜あとがき物語の館〜

灰猫「と、10万アクセス記念『幻惑VS白き翼』をお送りしました!」

ロゥ「……カラドボルクは卑怯だ……」

ソラ「あはは……あのあとボクもこちらに戻っていました」

灰猫「さて、さらに今回はゲストも来ております!
『リリカルなのはフロンティア〜魔導士と少年達の記録〜』より、面林孝俊君です!」

孝俊「よろしくな……表のドラゴンは何だ?」

ソラ「番犬ですよ?」

ロゥ「非常食?」

灰猫「また顎痛めるよ!?」

孝俊「賑やかだなぁ」

ソラ「あ、孝俊さん、今回の戦いはどうでしたか?」

孝俊「まずまずじゃないか? 二人ともまだ10くらいなのにかなり強いしな」

ロゥ「見抜かれてしまいましたけど」

ソラ「引っ掛かってしまいました」

孝俊「ロゥは油断だね、ソラは少しばかり感覚に頼りすぎだな」

ロゥ「才能がうらやましい」

ソラ「努力が足りませんでした」

孝俊「これからだな二人とも」

灰猫「(さすが年上、面倒見がいいな) さて、次回予告よろしく」

孝俊「よし
 感情を剥き出したソラは二人を助ける為に翔ける」

ロゥ「迫る攻撃にソラはどうするのか」

ソラ「次回、魔法少年の物語『白い翼と覚醒』へ」

孝俊&ロゥ&ソラ「レディー……ゴー!」




ソラ「孝俊さんにはお土産として牛肉のしぐれ煮と通常の倍の重さのバットです」

孝俊「ありがとう」

ソラ「ロゥさんには蝗の佃煮とキビヤックです」

ロゥ「キビヤック?」

灰猫「アザラシの中に海鳥を入れて、土中で長時間発酵させた漬物だよ、こう、尾羽を毟って啜るんだよ?(詳しくはWIKIかもやし〇ん第一話にて)」

ロゥ「ありがとうな」



こんな感じでどうでしょうか?
鷹様、朧木様、よければ一言ください


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