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さて!
前回の投稿後、10万アクセスを迎えました!

読者の方々に感謝を!


今回のあとがきにてその企画を発表します
第15話『天使VS堕天使』
 目が覚めるとどこかのビルにバインドとクリスタルケージに閉じ込められた状態です。

「ーーー」

 外から何か声が聞こえます。
 とりあえず此処から出ないことには始まりませんね。

「竜咆哮っ!」

 体に魔力を巡らせ、それを一気に解き放つ全包囲攻撃、ただ隙が大きくあまり使い所はありませんが。

「何!?」
「ふぅ……」

 軽く体を動かして調子をみてみましたが、ダメージはあまり残ってないみたいですね。
 右手を突き出し、左足を半歩引いて構えを取り、相手の動きを見ます。

「見くびっていたか?」
「だが、我々の計画を達成するには少々邪魔な存在だ、大人しくしてもらおう」

 二人は中々の実力者みたいですね、これはキツイでしょうか?
 どう出し抜こうか考えていると、二人の足元から光が上りバインドが二人を拘束しました。

「ストラグルバインド、射程が短く発動も遅い、使い勝手が悪い物だが……こういう場合には役に立つ」

 二人から光が漏れ、姿が変わりました。
 変身魔法だったんですか。

「こんな魔法、教えてなかったはずだったのに……」
「一人でも精進しろと言ったのは君達だろ……ロッテ、アリア」

 どうやら、顔見知りのようですね。

「ソラ、君は行くといい」
「……はい、『天の翼』『魔導師の剣』」

 天の翼をはためかせ、ボクは光が交差している場所を目指す。



Side 闇の書・管制人格

 この四人、連携は中々だが私にとってはあまり意味はない。
 経験・魔力・火力、どれをとっても私には届かない。

「刃以て、血に染めよ、穿て、ブラッディダガー」

 計16のブラッディダガーを放ち、観察する。
 防いだみたいだな、魔力はまだあるようだが、脅威ではないな。

「っ!?」

 次に移ろうとした瞬間、正面から閃光が私のすぐ横を通り抜ける。
 閃光の放たれた方向には、私のスレイプニールとは逆の白い翼を持った少年がいた。



Side ソラ

 どうやら、はやてさんが夜天の書を起動させてしまったみたいですね。

「貴女が管制人格ですね?」
「……ソラ・フォードか」
「ええ、そうです」

 こちらの質問には答えませんか……ですが。

「そのブレスレットははやてさんに贈った物です……なら、貴女ははやてさん……しかし、暴走状態ではやてさんの意識は沈んでいるみたいですね」
「……」

 沈黙は肯定、どうやらあまり話していたくはないようですね。

「はやてさんには起きてもらわねばなりません……」
「主は我が内に……安らかな夢に……」
「ふざけないでください」
「っ!?」

 自分でも驚くほど冷たい声が出ました。
 怒りではなく、悲しみ。

「貴女の言葉には諦めしか感じられません、だから全力で……ボクがだせる限界まで出し切ってでもはやてさんに起きてもらいます!」



Side out

 ソラは目を閉じ、いつもの構えとは違う構えをする、剣を逆手に持ち突き出すのではなく軽く前に出すだけ、左手は腰に溜め、両足を肩幅に開く。
 足元に浮かぶのは白く光り輝くミッド式魔法陣、普段より強く輝きその気迫もザフィーラと戦った以上だ。
 神童と呼ばれる人間は、敗北・経験・訓練により爆発的に成長する。

「この気迫、それにこの魔力……同一人物か?」

 この数週間、ソラはアーサーなどとの戦闘訓練で魔力や戦闘技巧は格段にレベルアップしている。
 さらにアーサーに指示するのはソラ自身、「想像」で生まれ自我が存在するとはいえ完全自律行動はできない。
 故にアーサーの情報を元にソラ自身の剣の技巧も上がっていった。
 その結果が今のソラの気迫と魔力の正体だ。

「エンゼルシェル……レディー」

 ソラの周りに浮かぶ魔力球、その数20!

「ゴー!」
「……っ!」

 反応が遅れた管制人格は咄嗟にパンツァーヒンダネスを発動、全体を覆い防御する。
 誘導弾はなのはがヴィータにしたように何度も障壁に当たり削っていく。

「ペースアップ!」

 駄目押しに更に速度を上げる。
 しかし、時間が経ち冷静さを取り戻した管制人格は障壁をバーストし誘導弾を消す。

「シュヴァルツェ・ウィルクング」

 スレイプニールを羽ばたき、高速でソラへと迫る管制人格、しかし、ソラも焦りはない。

「プラスパワー!」

 身体強化魔法を発動、即座に逆手に持っていた剣を振り一撃目を防ぐ。
 拳と掌ていがぶつかり合い、一瞬動きが止まる。

「ブラッディダガー」
「エンゼルシェル」

 赤と白がぶつかり閃光が辺りを照らす、戦況は五分に見えるが僅かに管制人格が有利に戦いを運んでいる。
 しかし、ここにはまだ魔導師がいる。

「はぁぁぁぁっ!」
「っ!」

 サイズモードで切り掛かるフェイト、高速機動戦闘を得意するフェイトが隙を突いて乱入。
 即座に張られるシールドに防がれるが、間髪入れずにソラの蹴りが迫る。
 それを更に張ったバリアで防ぐが。

「アクセルシューター!」

 桃色の誘導弾ががら空きになった管制人格に着弾。 一旦距離を取るソラとフェイト。

「咎人達に、滅びの光を……星よ集え、全てを撃ち抜く光となれ」



Side ソラ

「これはなのはのスターライトブレイカー……蒐集された時のだ!」
「至近で食らったら防御の上から貫通しちゃう……離れないと!」

 管制人格の頭上に現れる巨大な桜色の魔法陣、術式は広域、防御貫通効果もありますね。

「……?」

 今まで目の前の戦闘に集中していましたが、この近くにあの宝石の反応!?
 そんなはずは……、この封鎖結界は魔力を持つ者を対象にした物のはず。
 まりょく?

「まさ……か……!?」

 微量とはいえあの宝石は魔力を篭められていました、それを身につけているとすれば……。

「ホーク……ムーブッ!」

 最大速度で反応のある場所まで一気に飛ぶ。
 もう、失いたくない……失いたく………ないんだ!



  ああ、理解した。




  ボクは罪人だ。




  アリサさんの前でも。




  すずかさんの前でも。




  ボクはまだ全てを見せていない。




  だから……、隠すのは止めだ。




  真っ直ぐなボクを。




  大好きな二人だけでも。




  受け入れて貰えるか解らないけど。




  今は、二人を助ける!


〜あとがき物語の館〜

灰猫「さて、とりあえず前半戦終了ですね」

ソラ「あの〜、ボクの心がまる見えなんですけど……」

灰猫「それはいつもの事、で、中身については実は前から決めてたんだけどね、ソラ君は素直で優しい、けど本当に心から大切と思った相手には飾らない自分やああいった言葉を使うんだよね」

ソラ「……自覚はないんですが?」

灰猫「あぁ、どちらも素だからね」

ソラ「そうなんですか」

灰猫「それに、敬語が無くなったソラ君は強くなるよ? 遠慮がなくるからね」

ソラ「では次は?」

灰猫「うん、全力ではなく遠慮なしの全力での戦いだね、その前に10万アクセス記念の『幻惑VS白き翼』だけどね
朧木様から許可を得たのでコラボ企画ですね」

ソラ「ではまた次回にお会いしましょう!」


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