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強いのは僕ではなく僕の龍たちです 作者:七面鳥の丸焼き
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ランクアップとレベルアップしました

「…さま、辰人様!」
「はいぃ!!」

いきなりの大声に体がびくっとなってしまった

「確認が終わりましたので呼びに来たのですがぐっすりでしたね。月草はレイ様がとっていたのですよね?」
「ごめんなさい。初めての戦闘、と言ってもとどめを刺しただけなんですけど、それが思っていたよりも体に疲労があったみたいで。レイを撫でていたらいつのまにか寝てしまっていました」
「戦闘なさったのですか!?お怪我は…レイ様がいるので大丈夫ですね。討伐部位や素材をお持ちですか?一緒に査定いたしますが?」
「あ、じゃあこれお願いします。ゴブリンの耳なんですけど」

そういいながらアイテムバッグから布にくるんだゴブリンの耳を取り出した

「はい、では少々お待ちください。……お待たせいたしました。では月草の葉が500枚でしたので銅貨50枚、ゴブリン1体討伐で銅貨3枚、それが7体ですので銅貨21枚。あわせて銅貨71枚ですね。銀貨でお渡しすることも可能ですがどうします?」
「あ、じゃあ銀貨5枚と銅貨21枚でお願いします」
「かしこまりました。ではこちら、銀貨5枚と銅貨21枚です。ご確認ください」

ちゃんとあったのでバッグにしまった
今思ったんだけど、これバッグ盗まれたら終わりじゃね?
何か対策考えないと

「辰人様、おめでとうございます!ランクCにランクアップです!」
「え、もうランクアップなんですか?早くないですか?」
「功績としましてはランクDは依頼を5回達成すればランクが上がります。辰人様はその条件をクリアなさりましたのでランクアップとなります」

へぇ、そんな条件みたいなのあったんだ

「CからBに上がるのにもそんな条件ってあるんですか?」
「依頼を達成してギルドに貢献が共通して言えることです。めざせSSSランク!ですよ!」
「まあ、気長にやっていきます。ゴブリン退治も常駐依頼ですか?」
「そうです、あいつらはいくら倒してもすぐに増えていくのできりがないんですよ。なのでここで受けなくても討伐部位さえ持ってきていただければ依頼達成になります。もちろん月草のほうもです」
「わかりました。また後できます。ギルドっていつまで開いていますか?」
「午後の鐘が鳴るまでですね。それまでにお越しいただけないと翌日にとなってしまいます」

この世界では大体6時、12時、18時に鐘が鳴る。それでみんな時間を確認するらしい
時計も存在するがかなりお高いのだ

「わかりました」

そういってギルドを出た

『また外に行くか?ゴブリン程度なら倒せるくらいにはなっただろ?』
「いや、その前にご飯にしよう。レイもお腹すいたでしょ?」
『む、確かに。腹が減っては何とやらだ。では行こう。あちらからいい匂いがするぞ!」

確かに少しいい匂いがする…
レイの鼻を頼りに匂いのもとへ向かった

「いらっしゃい!一人かい?好きな席に座りな!」

お店に入ると恰幅のいいおばちゃんが席に促した

「あんた冒険者なのかい?それにしてはひょろっちいね。たくさん食べないと強くなれないよ?」
「よく冒険者だってわかりましたね」
「腰に剣を下げてそんな格好しているんだ。見たらわかるよ。で?何にする?」

それもそっか
普通の人が剣を持ってるはずないよね

「おすすめは何ですか?」
「プレーンウルフのステーキだね。安くて腹にたまるから人気なんだよ。どうする?一皿鉄貨5枚、パンもついてくる」
「じゃあ、それで。レイもそれでいい?」
『うむ、吾輩にも同じものを2皿頼む』

2皿食うのかよ!
その小っちゃい体に本当に入るのか?

「こりゃ驚いた!猫か何かだと思ったら従魔だったのかい。大きいけど食べきれるかい?お残しは許さないよ?」
『大丈夫だ』
「なら少し待ってな。すぐに持ってきてやる」

おばちゃんはそう言いながらキッチンのほうに消えていった
ほどなくしておばちゃんが料理を持ってきた
皿の上にはかなり分厚く切られた肉が乗っていた

「さぁ、めしあがれ!」
「いただきます!」
『いただこう』

固いと思っていたが案外柔らかく難なくナイフで切れた
まずは一口…アム
…!?こ、これは!?

「うまい!」
『うむ、ちょうど良い火加減、少し塩辛い肉に甘くそれでいて深い味わいのソースがあっている。これは鉄貨5枚では安すぎるうまさだ!』

レイがなんか食レポみたいなことやっている隣でがつがつと食べ進んだ
すごい、手が止まらない!
そしてこのソースがまたパンに合う!

「ふぅ、ごちそうさまでした!おいしかったー!」
『うむ、うまかった。辰人!明日も来るぞ!』

もう明日の話ですか
まだ半日ありますよ?

「お粗末さん。気に入ってもらえてよかったよ。じゃあ、3皿で鉄貨15枚ね。夜も開いているからよければきな。別のおいしいのを作ってあげるよ!」
「ありがとうございます!また夜来ますね!」
『腹ごなしに外に行くぞ。レベル上げの続きだ!』

お店を出てレイに手を引かれ外に向かった

【レベルアップしました】

頭にアナウンスが響き剣を鞘にしまった

「レイ、またレベル上がったよ!やっと10だ!」
『ようやっと一人でゴブリンを1体倒せるようになったな』

はい、そうです
今のステータスはこんな感じ

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名前:息吹 辰人
年齢:15
レベル:10

HP:95/95
MP:115/115
攻撃:35
防御:30
魔攻:36
魔防:29
俊敏:44

スキル:異世界語翻訳 闇魔法lv:3

EXスキル:召喚(龍)

称号:異世界人 勇者 邪龍皇の加護

従者:レイ(邪龍皇レイダム)

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やっとですよ
今僕は自分の力だけでゴブリンを倒しました!
長かった…
でもまだ気は抜けない
HPだけなら一般人より少ないからすぐに死ぬのには変わりない
気を抜かないようにしないと

『レベルが10になったのなら新たなドラゴンを召喚できるのだろ?やってはどうだ?』
「そうだね。ちょうど開けた場所で街から離れているし、やっちゃおっか」

確か最初のドラゴンのみランダムって書いてあったよね
それでレイが来た
なら次からは任意のドラゴンを召喚できるはず!
えっと両手を…ん?

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召喚(龍)を発動しますか?
YES/NO

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