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強いのは僕ではなく僕の龍たちです 作者:七面鳥の丸焼き
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初依頼を受けました

ブックマークありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!

本日2話目の投稿です
「ここだよね?」
『そうだな。早く入るぞ』

お城の門番をしていたおっちゃんにギルドの場所を聞いてきてよかった
この街広いよ
さすが王都だね
レイの後を追いギルドの扉を開けた

「ようこそリヒテンバッグギルドへどのようなご用件でしょうか?」
「えっと冒険者登録に来たんですけど」
「あ、もしかして辰人様でしょうか?」
「そうですそうです!登録お願いできますか?」
「はい。こちらの書類に記入をお願いします。代筆は必要ですか?」
「たぶん、大丈夫です。あ、大丈夫っぽいです」

たぶんスキルのところにあった異世界語翻訳のおかげかな?
名前、年齢、職業…職業!?
職業って何書けばいいんだ!?
元の世界の職業書いても意味ないよな?

「何を悩んでおる?…職業か。召喚士サモナーでいいんじゃないか?」
「おぉ!それ採用!」

職業の欄に召喚士と書いた
従魔がいる場合書くようにと書かれていたのでレイの名前も書いておいた

「これでお願いします」
「確認いたしますね。…召喚士?あぁ、そちらの…はい、大丈夫です。従魔登録のところも書かれていますね。では登録いたしますのでその間に冒険者についてご説明させていただきます」

書類をほかの人に渡して説明してくれた
この人もしかして僕担当?

曰く
・冒険者とは常にモンスターと戦う職業
・冒険者ランクというものがありDからSSSまである
・A以上になるには試験がある
・ランクDの冒険者は1週間に一度依頼を受けないと除名される
・依頼失敗は違約金を支払わなくてはならない
・依頼失敗5回でランクダウン、ランクDなら除名される
・自分のランクより上の依頼は受けられるが命の補償はしない
・ギルド内での暴力行為は禁止
・冒険者同士の争いにギルドは一切関与しない
的なことを言われた
最後はガチで言われてびっくりした

「ほかにもいろいろシステムがあるけど今のところ気にしないでいいかな。あ、登録ができたみたいね。えっと、このカードに血を一滴たらしてくれる?」

だ、大丈夫かな…
下手したら死ぬHPだからな…
ええい、ままよ!

「…はい、これで登録完了です!本当なら登録料として銀貨50枚必要なんだけど、王様から先にいただいているので払わなくて大丈夫です。あ、紛失したら再発行で金貨5枚かかるから気を付けてね?」
「わかりました。もう依頼を受けても?」
「えぇ、ランクDの依頼はあそこに張ってるから」

そういわれクエストボードの左隅を指さされた
…人いねぇ

「ランクDの依頼って不人気なのよ。報酬は少ないし、常駐依頼だから初心者用としてあるんだけど、最近の人たちはモンスターを狩るのが冒険者って人達ばっかでね。薬草集めとか誰も手を付けないの。やってくれるとうれしいんだけどな~チラッ」
「別にいいですよ?どんな依頼ですか?」
「簡単なものよ。HP回復ポーションの材料の月草の葉をとってくるだけ。10枚1セットで銅貨1枚。取れるだけ取ってきてくれていいわよ。明日になったらまた生えてるし」

結構いい条件じゃない?
なんでみんなやらないんだろう?

「わかりました。見本ってあります?」
「これよ。注意してほしいのがこれにそっくりな陽草っていう植物があって見分けが付きにくいの。100枚とってきて70枚陽草だった人もいたわね。そんなわけでみんなやりたがらないのよ。じゃよろしくね!」

見分けがつきにくいか…
とりあえず見本もらったし、外に出てみよう


…なんじゃこりゃぁ!
見渡す限り草原!
え、これ全部月草と陽草!?
かなり儲かるじゃ…これの大半が陽草なんですね、わかりました

『辰人、そこに生えてるぞ。右足のところだ』
「え?」

右足の部分に目を向けると確かに見本と同じ草が生えていた
見比べてみても違いがないのでこれは月草で間違いない

「すごいよレイ!なんでわかったの?」
『吾輩には龍眼があるからな。ほれまたあったぞ』

そういってポンポンとってきては渡してくる
レイ様様だね
ものの数分でバッグがいっぱいになった

「ありがとうレイ!」
『吾輩にかかれば造作も…っ!?辰人、ゴブリンだ』

ドヤ顔で誇っていたレイがいきなり身構えた
ゴブリン
ファンタジーでおなじみの雑魚モンスターですね
まあ、僕のほうが弱いんですけどね

「ギャギャッ!?」

レイの向いているほうを見たら垂れ下がった鼻をし、口から牙が出ている緑色の子供サイズの何かが立っていた
手には棍棒らしきものを持っている
向こうもこっちに気が付き棍棒を振り回しながら走り寄ってきた

『吾輩が弱らせる。とどめをさせ』

そういうと口から火を吐いた
ドラゴンっぽい!
ブレスを浴びたゴブリンは地面に倒れた
かろうじてまだ生きているがそれも時間の問題だろう
僕はお城でもらった剣をゴブリンの背中に突き刺した

【レベルアップしました】

「うわ!なに!?」
『レベルが上がったのだろう。ゴブリン1匹で上がるとは思ってなかったがちょうどいい。向こうにたくさんいるから狩りに行くぞ!』
「あ、ちょっと待って。このゴブリンどうするの?」
『ゴブリンなんぞ大した金にならん。右耳が討伐部位だ。それ以外は捨て置け。そのうちスライムが片付ける』

へ~、スライムはいわば掃除屋なんだね
いくらレベルが上がったかも見ておこう

----------------------------
名前:息吹 辰人
年齢:15
レベル:2

HP:55/55
MP:75/75
攻撃:8
防御:6
魔攻:8
魔防:5
俊敏:12

スキル:異世界語翻訳 闇魔法lv:1

EXスキル:召喚(龍)

称号:異世界人 勇者 邪龍皇の加護

従者:レイ(邪龍皇レイダム)

----------------------------

うぇ…お…うーん?
すっげぇ微妙に上がったけど、大して変わらん!
すぐに死ぬ!

『呆けていないでさっさと行くぞ!ゴブリンどもが逃げてしまう』
「あ、待って!置いてかないで!俺死んじゃう!」


「ようこそ、リヒテンバッグギルドへ…あら辰人様!完了報告ですか?」
「はい!これお願いします!」
「…えっと、すごい量とってきましたね…。この中にどれだけ月草が入っていることやら」
「全部ですよ?」
「…え?」
「レイが龍眼で見つけてきてくれたのでたぶん間違いないと思います」
「か、確認してきます!少々お待ちを!」
「あ、ゴブリンの耳…行っちゃった。ま、後でもいいよね」

待ってる間何しようかな…
レイは腕の中で寝ちゃったし
…ステータスでも見てるか

----------------------------
名前:息吹 辰人
年齢:15
レベル:6

HP:75/75
MP:95/95
攻撃:23
防御:18
魔攻:24
魔防:17
俊敏:28

スキル:異世界語翻訳 闇魔法lv:2

EXスキル:召喚(龍)

称号:異世界人 勇者 邪龍皇の加護

従者:レイ(邪龍皇レイダム)

----------------------------

あの後ゴブリン5体の群れを倒してレベルが6になった
闇魔法も使ったりしてたらこちらも1個上がった
レベル6になったのにまだまだ弱い
…いつかレイの力を借りなくてもいいようになる日が来るよね?
頼りにしてるよ
そう思いながらレイの頭を優しくなでた
+注意+
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