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VRMMOで研究者 作者:467

第1章 始まる世界

3/11

最後の日

自分の探してる小説が見つからないなら書けばいいじゃないかと、とち狂った思考で書き上げてしまいました。
初心者ですが勉強しながら書いていくのでよろしくお願いします。

あまりメンタルが強くないので問題点などは出来るだけ優しくおしえて貰えると泣いて喜びます。

※10月13日 引き継ぎに関する問題点を修正。
 
「成程、表側ではさしずめ最終決戦といったところか。」

 増築を繰り返した何処か歪な図書館を兼ねた塔の最上階で、水晶の玉座に座りながら《遠眼鏡》の魔術で戦場を観戦していた。

「まあこんな所まで影響があるとは到底思えん。が、新しい研究テーマが見つかるやもしれん。見る価値は少しは有るか?」

 ここは戦場となっている場所ではないどころか同じ世界ですらない異界であるため、戦闘の余波もあるはずも無く、それどころか《遠眼鏡》を使っていなければ大戦争が起こっていることすら分からなかっただろう。

 そしてこの大戦争は、FFO(フリーダムフロンティアオンライン) のβ版最後を飾る最終局面なのだ。

 邪神の軍勢の攻撃によって女神側のプレイヤーやNPCが吹っ飛ぶと、女神側の攻撃によって邪神軍が吹き飛ぶ混沌とした状況だった。

 だが、次第に邪神の軍勢が押され始め、女神の軍勢が畳み掛ける。

 そして遂に邪神を封印することに成功する。

 ーおめでとうございます。邪神の封印に成功しました。
 ーこれにてβテスト期間を終了します。
 ー終了は只今よりゲーム内時間3時間後になります。
 ー皆様、お楽しみいただきありがとうございました。
 ーどうぞ製品版もよろしくお願いします。

 システムからそんな通知が入る。
 もう終わりなのか。
 まだ研究したい事は色々とあったのだが…。

 そんなことを考えつつ、周りのNPC達に声をかける。

「後少しで俺は長い眠りにつかなければならん。その間棺を守り続けろ。後の事は任せる。」

 そう声をかけると周りに集まった幹部たちが無言のまま儀礼のポーズを取る。

 このNPCたちは、俺の作った塔の周りに住み着いた者達の中から選んだ都市の管理者達だ。

 最初にこの異界にたどり着いた時に拠点として塔を立てたのだが、魔術の研究をしたり、異界の探索をしてるうちに、いつの間にかこんな世界の果てまでたどり着いた者達であり、俺の魔術研究のために奉仕すると言うので塔の近くの土地に結界を貼ったり、土地をならしたり、色々と準備をして手元に置いたのだ。

 が、

 いつの間にやらどんどんと数が増えて増築を繰り返したり、土地が足りなくなって結界を広げたり、都市が混沌としてきてとても移動できない道などを魔道具などを使って通れるようにしたり、色々しなければならなくなったのは誤算だった。

 代わりに魔術の研究に関しては積極的に協力してくれる為、苦労が無駄になることは無く、むしろプラスではないかと思う。

 その過程でこの都市の住民は総じて魔術に関する技術が高く、かなり強い。

 おまけに何やら俺を外敵から守るために軍事活動を都市住民達が推奨しているらしく、武器の扱いや軍の指揮などのレベルが非常に高い。正直何このチート国家と思わなくもない。

 話を戻そう。
 幹部達には勿論、住民達にも正式版までの空白を眠りにつくと言ってそのまま終わるつもりだった。

とはいえ製品版に引き継ぎがあるのかどうかは分からないため、ある種の記念として最後を飾るのもいいのではと思い、意味もなく棺などを作って長い眠り(・・・・)などと大層な呼び方をしてみたのだが…。

 誤算だったのは幹部達は無論、住民達全てが都市の中心にあるこの塔に向かって祈りを捧げているらしい。

 更に俺が眠りについた後はこの塔は閉館され、更には都市自体の門も閉じて俺の帰りを待つらしい。

「我ら忌み人は貴方に救われた。ならば命にかえても都市を守り、帰りを待ち続けるのは当然の事。」

 と幹部達は平然と語る。

 もう一度会うかなど分からないが、何となくまだまだ長い付き合いになりそうだと棺の中で独りごちながら眠る。

 製品版が楽しみだ。


いかがでしょうか?
次話は出来るだけはやく書きますが何分初心者なのでかなりかかるかも知れません。
ご迷惑をお掛けします。
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