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百通目のラブレター~一年間レビューを書いてみて感じたこと~

作者:石川 翠
 少しずつ毎日地道に、好きな作品にレビューという名の公開ラブレターを送り続けました。ちょうど百通目のラブレターを書き終わった記念に、こちらのエッセイを投稿します。

 ほぼ一年前、私はとあるエッセイを書きました。エッセイのタイトルは、『誰かに聞きたいレビューの書き方』です。内容は、もちろんレビューの指南書ではありません。レビューを書き始めた私の悩みをつらつらと書き綴ったものです。このエッセイから一年。改めてレビューを書くことについて考えてみたいと思います。

 なぜレビューを書くのか。それはやはり、素晴らしい作品とそれを生み出した作者様に感謝と愛を伝えたい、それに尽きると思います。この小説家になろうというサイトでは、日々多くの作品が生み出されています。その膨大な量の中では、どれだけ素晴らしい作品であっても埋もれてしまうことの方が多いのです。

 だからこそ、「読んだよ」「とっても素敵な作品だよ」という声を、感想欄だけではなくレビューという形で残したくなるのだと思います。私はツイッターをしていないので、余計にその思いが強いのかもしれません。

 大体毎回読了後に脳内麻薬がガンガン出ている状態でレビューを書きます。書いている最中は最高傑作!とか思うラブレターですが、何日か後に読み返すと赤面します。たまに土下座メッセージを送ることもあります。愛って、どうして空回りしちゃうんでしょうね(遠い目)

 何度も申し上げております通り、私のレビューは公開ラブレターです。「ラブレターくれ」と言われたからといって、好きでもない御仁へ書くわけはないのであります。相手が好きだからこそ、何回も作品を読んで、四百文字に何を詰め込めるか悩むことができるのです。それこそ自作の執筆以上に考えます。要求されても愛のある言葉は降りてきません。

 もちろん私はチョロインです。好きすぎて、公開ラブレターをお渡しできていない作品及び作者様もたくさんいらっしゃいます。そういう方にでしたら「俺のことが好きなんだろ。手紙、もらってやってもいいぜ」とオレ様壁ドンされたら、「きゃあ抱いて! ラブレター書きます!」となる可能性も否定できませんが、大体私の好きな方はみな謙虚でしてそんなことはおっしゃらない。というわけで、私は今日も一方通行の愛を捧げております。

 ラブレターを捧げるようになって最近申し訳ないなあと思うことは、お礼のメッセージと活動報告でのご紹介です。もちろんメッセージや活動報告でのご紹介は嬉しいです。そりゃあ好きで書いているラブレターですもの、相手の反応がもらえたら死ぬほど嬉しい。けれど、私のためにお時間を割いていただくのが申し訳ないのです。

 みなさん、お仕事や学業にお忙しいはずです。メッセージを打つのにもお時間がかかるはず。無理してメッセージでお礼を下さらなくていいのです。こちらが好きでラブレターを出しているだけなのですから。「お、レビューか。もらってやるぜ」くらいのお気持ちでいてください。けれどもしメッセージを送らないとモヤモヤするということでしたら、端的に「サンキュー! ハッピー!」とかで構わないんです、本当に。

 活動報告でも同じなんです。「レビューをいただきました!」という記事の中で、私の作品に詳しく触れていただいていると嬉しいより先に申し訳ないのです。たまに絡みのない方にレビューをお送りすると、「未読なので作品をご紹介できず申し訳ないのですが……」と言われてしまうのですが、そもそもレビューを書くのはあなたの作品を私が好きだからなのです。私の作品を宣伝して欲しくて、レビューを書くわけではないのです。だからこそどうか謝らないでください。気楽に「レビューもらったぜ、イェーイ! ハッピー!」とかで構いませんから。

 レビューを書き続ける中で、心境の変化もありました。端的にいうと、欲が出てきたんです。

 どんな文章を書けば、読者の方に興味を持っていただけるか。さらにいうなら、レビューをした作品にいかに足を運んでいただき、ブックマークしていただけるか。そんなことを考えるようになってしまいました。そう、純粋なラブレターでは満足できなくなってしまったのです。推しメンならぬ推し作のあの子に日の目を見て欲しい。できることなら多くの方に読んでいただきたいと、強く願うようになってしまいました。

 多分、自分の作品よりも推し作のPVやブックマーク数を気にしていると思います(笑) たまに推し作が日間ランキングに乗ったり、ランキングを駆け上がったりするのを見るとこっそりと祝杯をあげています。いやあ、いい仕事をした日の酒はうまい!(すみません、バカなんです)

 とはいえ作品が注目を集めた際には、その作品が正当に評価を受けたということですし、まったくアクセスしていただけなかった時には、私のご紹介の仕方が悪かったのだろうなあと反省いたします。別の方のエッセイでもありましたが、レビューにいいねボタンが実装されたら、こういう時の反省材料になるんですけどねえ。

 皆さんはどれくらい新着レビューを気にされていますか? 私には何人かお気に入りのレビュアーさんがいます。彼らが勧めている作品は、必ず読みます。いつか私のレビューも、「石川が勧めるなら読んでみるか」なんて言われたらもう最高だな、なんて脳内妄想を耳から垂れ流しながら、これからも公開ラブレターを書き続けていこうと思っています。

 敬愛する作者様方。素晴らしい作品をいつもありがとうございます。いつも鬱陶しいラブレターを捧げておりますが、笑って今後ともお受け取りいたたげれば幸いです。

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